お待たせしました。
4月16日の宇部会場(宇部市文化会館)の講演会の動画アップされました。
藤井岳志・宇部市議の撮影とアップです。
小出さんの講演はもとより、岡本正彰さん(主催者挨拶)、小中進さん(上関現地報告と訴え)、そして横見出さん(閉会の挨拶)に注目ください。
都合で参加されなかった皆さんへお伝えください。
また、今後の原発関連の討議材料として、活用いただければ幸いです。
アドレスは下記です。
お待たせしました。
4月16日の宇部会場(宇部市文化会館)の講演会の動画アップされました。
藤井岳志・宇部市議の撮影とアップです。
小出さんの講演はもとより、岡本正彰さん(主催者挨拶)、小中進さん(上関現地報告と訴え)、そして横見出さん(閉会の挨拶)に注目ください。
都合で参加されなかった皆さんへお伝えください。
また、今後の原発関連の討議材料として、活用いただければ幸いです。
アドレスは下記です。
4月16日、17日の小出裕章さんの講演会の記事が毎日新聞に掲載されました。
アドレスは、下記です。
https://mainichi.jp/articles/20220419/ddl/k35/040/269000c
画像を添付します。
コロナの第7波の到来を予測する報道も増えてきましたが、
今日時点では、予定通り、開催致します。
しかし、体調に不安のある方は、ご自身で慎重に判断ください。
高熱のかたの入場は、お断りします。
4月12日と15日の2日間、昼休みに山口大学吉田キャンパス前で
小出裕章さん講演会のチラシを配布しました。
多くの新入生に受け取ってもらいました。
そのとき、こんな会話がかわされました。
「小出裕章さんって知っていますか?」
「い~え、全然知りません」
「福島の原発事故は、覚えていますか?」
「え~、テレビでやっていたので、・・・」
「その原発事故に警鐘を鳴らし続けてきた原子力の専門家です。そして、今も事故が終わっていないことを訴えています」
「へぇ~、そんな人がいるんですか、・・・あっ、すみません、時間がないので・・・」
「今の日本で一番知ってもらいたい人の一人です。ぜひ動画サイトで小出ひろあきで検索してください」
「は~い」
ぜひ、会場で直接、小出さんの話を聴いてほしいです。
今日の講演会は、大学生以下は無料です。
(4月112日 山口大学吉田キャンパス前)
小出裕章さんの見解を了解を得て、掲載します。
これは、毎週金曜日に行われている金曜ウォーク(午後6時宇部市役所前集合~)で配布されました。
いのち・未来うべ 「考える素材」第44号 2022年3月25日
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戦争そのものの廃絶へ
ロシアのウクライナ侵攻への小出裕章さんの見解
(小出さんの知人へのメッセージを小出さんの了解を得てコピーします。)
私は国家による軍隊保有そのものに反対なので、今回のロシアによるウクライナへの武力攻撃は、もとより反対です。
その上、原発に攻撃を仕掛けるなど、さすがに戦争の狂気の中でしかできないことでしょう。
ザポロジエ原発への攻撃については、知人たちからたくさんの問い合わせを受けたので、昨日(3月4日)以下の文章を知人たちに送りました。
私には、ネットで流れている以上の情報がありません。
その範囲で、今、思うことは以下です。
攻撃を受けたという原発はザポロジエ(Zaporizhzhia)原発です。
6基の100万kWのVVER(ロシア型加圧水型炉)が操業中でした。
合計出力600万kWはヨーロッパ最大の原発です。
ウクライナにはほかに3カ所に原発があり、合計15基の原発が操業中です。
ウクライナでの電力の40%から50%は原発依存でしたし、ザポロジエ原発はウクライナの全電力の20%程度を受け持っていたようです。
その原発へのロシアの攻撃ですが、被弾したのは敷地外の訓練施設のようで、今現在は、大きな危険ではないと思います。
ロシアが軍の正式命令としてこの原発を破壊することは多分ないと思います。
なぜなら、そんなことをすれば、ロシア自体が甚大な放射能汚染を受けるからです。
でも、ウクライナのライフラインを停止させることは軍事的な意味があるはずです。
チェルノブイリ原発には4基の原発がありましたが、すでに4基とも停止しており、この原発を占領することには何のメリットもないはずです。
実際に占領したのは、チェルノブイリ原発がベラルーシからキエフに侵攻する通り道にあるからでしょう。
ザポロジエ原発も今後ロシア軍に占領される可能性は大いにあると思います。
でも、原子炉自体が破壊される可能性は、小さいのではないかと私は思います。
そのため、日本にいる私たちが直ちに被曝防御の行動をとる必要もないと思います。
でも、戦争が続いている間は何が起きるか予測ができません。
一刻も早くロシアの武力攻撃をやめさせたいと思います。
戦争で苦しめられるのは誰よりも庶民です。
でも、日本国内では、「ほら見ろ、プーチンのような奴が攻めてきたらどうする?」「軍備を強化しなければいけない」、アベさんに至っては「核兵器の共同所有」まで言い出しました。
ドイツでは再軍備の意見が一挙に高まっているようです。
でも本当に必要なことは、軍備を拡張することではなく、戦争そのものを廃絶することです。
冷戦の遺物であるNATOが温存され、ロシアに圧力をかけ続けてきたことが今回のロシアの武力攻撃の根っこにあります。
NATOを解体し、戦争を減らしていく方向にこそ、行くべきと思います。
2022/3/5 小出 裕章
参考 ネットのラジオで小出さんの声を聞くことができます。
西谷文和 路上のラジオ 第82回
小出裕章さん 「チュルノブイリ占拠、ザポリージャ原発爆撃についての緊急提言」
https://www.youtube.com/watch?v=-uMBB8V3h6U
小出裕章さんの講演会を案内していて、
案外知られていなぁ~と感じたのは、
小出さんのホームページです。
まず写真がすばらしい。(今は、庭先のじょうびたき)
紹介したいのは、原発と憲法9条について書いた、
「平和の種」への投稿です。
表紙と文章の最初のページを転載させてもらいます。
「原子炉とは発電のために開発された道具ではなく、もともと原爆材料を生み出すためにこそ開発されたものである。」と書かれています。
全文は、ここに
小出裕章さん講演会のチラシ
デザインのモチーフは、尾崎真吾さんの「芝草」です。
金子みすゞの詩、「芝草」を「野原に寝転ぶ少女の姿」に託したものです。
2012年3月18日に開催した小出裕章さんのお話を聴く会のチラシに続いて、
今回も活用させていただきました。
2011年福島の原発事故によって、福島の野原は子どもたちの遊べない場所になってしました。
草を食む牛たちは、汚染しているといって殺されてしまいました。
この絵に接した人は、福島の現実と重ねあわせて、野原に積み上げられた放射能汚染土壌を詰めたフレコンバッグが透かして見えると感想を述べました。尾崎真吾さんも、子どもたちが野原で遊べないことの大変さを感じとってほしいと述べていました。
尾崎真吾さんが、アニメ制作の責任者になってつくった映画に「100ばんめのサル」という作品があります。
ロシアのウクライナ侵攻で戦争が庶民に与える打撃、とくに明らかになった核兵器の脅威、今こそ、核のない社会を、と訴えて、長門、宇部、周南などで「100ばんめのサル」の上映会を開いています。
私たちも、戦争と核、原発の廃絶を願って、小出裕章さん講演会に先だって上映を行おうと予定しています。
吉永さゆりさんのナレーション。20分。1986年作品。
参考:100ばんめのサル
https://www.youtube.com/watch?v=4ed9QR4sdlA
小出裕章さん講演会2022は、4月16日、17日です。
宇部会場のチケット取り扱いは、以下です。
◎日本キリスト教団宇部緑橋教会(宇部市) 日本キリスト教団小野田教会(山陽小野田市) 日本キリスト教団防府教会(防府市栄町)(4月9日追記)
◎ サポランテ(山口市道場門前2丁目3-6 どうもんビル1F)
◎ おのだサンパーク(山陽小野田市中川)(4月6日追記)
◎ アジアン・カフェまなまな(美祢市美東町)
◎ 里乃駅・ランプの宿 (山口市小郡)
(以上、4月3日追記)
◎宇部市文化会館
◎逍雲堂美術館(宇部市新天町商店街、アーケード内) です。
それと、お近くの「いのち・未来うべ」の会員に声をかけてください。
現在のところ、宇部では会場使用の人数は制限されていません。定員496人です。一人でも多くの人に、特に小出さんを知らない若い世代のみなさんに
小出さんのお話を聴いてほしいと願っています。
グループ・団体でチケット、チラシを預かってPRにご協力いただける助かります。(4月2日記)