★桃源深更深★~paradise into deep~

路は桃源に入りて深くして更に深し♪

『すべてがFになる』第4回を観る。

2014-11-18 01:57:12 | 観る
本日の見どころ:そりゃエンドロールでしょう!!(*゜д゜*)


何でしょう、このいかにもドラマ持ってそうな素敵思わせぶりアイテム。

まったく、犀川センセにあるまじきコジャレっぷりだ!!(*′∀`*)

や~相当吟味されたんでないの~この眼鏡☆


というわけで~。「封印再度」解決編。

ののてぃ、壺と箱の謎解きがお気に入りやったんですよ~♪

今回の密室の謎もですが、いかにも「理系」っぽくて面白いなと☆

(理系ミステリーと言いながらこのシリーズ、思考方法が理系っぽいってだけでほとんど理系な知識とか使ってないんですよに…)

実験して観せてくれて、嬉しかったな~♪

ただ、あのドラマの流れでセンセ達があれらを持って帰っちゃうのは、なんぼなんでも無理があると思いました。(・∀・)

「記念?(・v・*)」で、赤の他人んちの家宝(&事件の証拠)やらホイホイ持って帰れるかーい!


むーん、やっぱ全体的にどうにも粗さが目立つのだなぁ。。。

本来提示されるべき証拠や状況の説明がだいぶ省略されてるために、犀川センセの推理がものっそ当てずっぽうに見えてしまって、残念無念。。。

しかもなんか、別に付け足さなくてええとこ付け足して、もうちょっと丁寧にやった方が良かないかってとこスッパリ省略してしもてた気がしますた。。。

原作にないマリモさんとお兄さんの小競り合い、あえて追加した意味がよく分からんかった。

まぁ、もう一波乱ないと1話もたへん思わはったんかなぁ。

逆に、蔵が開かなかった理由の説明は、もうちょっと実際にやって見せてくれた方が良かった気が。

せっかく映像で観てるのに、ほとんど言葉だけで説明しちゃっててもったいないなと。

お子ちゃまの「もういないよ」の再現は、ガッツリやってはったけどね~。

あの子も、原作ではもっと賢い子な設定で、ちゃんとした理由があってああいう言い回ししてるのが、単なるちっちゃい子の認識間違いみたくなってて、ちょっぴり残念。

そういう細やかかつ個性的な人物造形が森ミステリーの特異さを担ってると思うので、その辺ちゃんと描写した方がドラマにも個性が出るんちゃうかなぁと思いました。

・・・まぁセンセ達がああな時点で、今更か。( ̄∀ ̄)


この事件の動機(自殺の理由)に関しては、萌絵ちゃんやセンセと、マリモさん一族との禅問答に近い会話の中で顕される形になっていたので、

どうしても映像で観せるのは難しかったと思います。(原作のこのへん、ちょっと京極堂さんっぽかった。全然理系ちゃうやんっていうね)

ある程度ちゃんと説明しようと思ったら、延々会話劇を観せることになるもんね。

しかもいざ観せられたところで、どこまで視聴者ついていけるか怪しい分野のお話やし。

結果、仏画師道とは死ぬことと見つけたり。みたいなザックリ解説になっちゃって、あーあ。みたいなね。。。

なんかもう中途半端に原作通りにするくらいなら、いっそのこともっと俗物的な理由を創造しちゃった方が良かったかもと思ったりしますた。

まぁ、それはそれで難しいか。


このドラマ、原作をきっちり踏まえたいのか、オリジナル路線で行きたいのか、はっきりせんのがあかんと思うの。

踏まえるなら踏まえるで人物キャラ設定も忠実であるべきやと思うし、もっとじっくり1エピソードに取り組んだ方が良い気がします。(5話で1エピ位とかね)

あるいは、オリジナルで行くのなら、もっと思い切った、アクロバティックなストーリー変更をすべきでないかしら。

実のところ、原作の大半は萌絵ちゃんやセンセの思考を追うことに費やされていて、トリックの尺は理屈っぽさで保たれてるようなモノやから、

そのまんま映像にすると、どうしても地味になっちゃうもんね~。


今のところ、どっちも取ろうとして、どっちも取り逃がしてしもてる印象。

モッタイナイ。・・・なんかモッタイナイばっか言うてるなぁ。

でもほんま、モッタイナイんだもの!


さて、明日はいよいよ「F」の回。

四季さんにどれくらい説得力を持たせられるかが勝負ドコロよに~。

初回のあれを観る限りでは・・・ぶっちゃけ不安。(・´ω・`*)

つーか、四季さんコワイ。


でも、犀川センセのあんな顔や、



こんな表情だけでも愛でるべく、



がむばって観るべや♪


本日のラスト1枚:ところでこのフミさんとの対峙シーン、センセ泣いてへんだ?気のせい?