２４時間旅行 その１

8月8日（火）

祖父と従妹と3人で松島旅行に行ってきた。
夏、どこにも行けないだろうとの祖父のお計らい。
果たしてどうなることかと心配な旅だったものの、なんとか無事に巡りました。

昼過ぎ、仙石線に乗って、松島海岸駅へ。
まずは瑞巌寺へ。仙台藩は伊達政宗公のゆかりのお寺です。
難しいことは分からないけど、障壁画にちりばめられた金箔、孔雀や竜や椿、物語絵・・・
こんなにもキンキラキラキラにしなくてもってほどの豪華絢爛さ。
私は、その豪華な部屋をつなぐ質素な渡り廊下の方が好きです。

風景は夏。ミンミンゼミに氷の看板、う～ん最高！


さて、海沿いを歩きながら五大堂へ。下に海が見える透橋を通ってそばへ。
建物見ないで景色ばかりみてたよ。。。

ホテルへ着いて祖父はお休み。
従妹と二人、立てた目標は「短い時間でいかに楽しむか！！」
綿密なスケジュールを立てます。
とりあえずやりたいことから制覇せよとのミッションで、カラフル浴衣をレンタル。
この時点で20分ほどどれにしようか迷い、スケジュールなどどこかへ。
時間に気付いて、ホテル内を走り、隣の「藤田喬平ガラス美術館」へ。
ぎりぎり閉館1分前に飛び込んで、綺麗なガラス作品の展示を見学。
すごいね。ほんとにガラスかって見紛うような作品ばかり。
閉館後30分くらい粘って粘って、売店でまた迷う。
入り口は閉められ、裏口に案内されて出た時には18:15．
夕食は15分後ですが、そこで部屋に帰るような我々ではない。
庭に出てぎりぎりまで散策。時は夕暮れ。向きは違うものの
　　　
空がきれい！！！空が広い！！！海と空！！！

感動を胸に時間は刻々と迫り来るため、食事会場へ。
この後の予定でうちらはそわそわ。そんなとき。
窓の外には、まんまるおつきさま。きたー！
　　　　　　
おいしいおいしい海の幸も早々胃の中に収め、
いっそいで浴衣着て、また祖父を置いて外に飛び出し、
企画でやっていた、だがしやさんで籤引いて、
ぷーって吹くとぴろぴろーって和紙が伸びるおもちゃ（分かる？）をゲットして
夜のお庭へ。

すごいの。月明かりが海面に写って神秘的な感じ。
周りに何もないから大きなプラネタリウムの中にいるみたい。
高いところに作られた東屋のベンチに座って、
月明かり、風鈴と波の音、木の香り、涼やかな風と五感を刺激されながら
ぼーっと二人で30分。。。
究極の癒し。
現実に戻れなそうなそんな空気でした。あそこで1日過ごせるな。

しばし現実を忘れた後はお風呂に入りに行きました。
展望風呂。温泉だと疑わず入っていたけど実は温泉じゃなかったお風呂で
これまた月見風呂でずーっと浸かってふらふらに。
ゼッタイ明日は朝日を見よう！と誓って眠りに就きました。