真向いの山の中ほどに、木造二階建ての空き家がある。私がここへ越してきたころは、すでに雨戸を閉めきって人の気配はなかったが、家はどっしりと建っていた。高さは我が家より少し高くて5階くらいか。細い道に石垣が3段組まれたその上の平地に建っていた。だが15年も経てば、周囲は鬱蒼とした樹木が垂れ込め、今では何も見えなくなった。
その空き家が解体されるらしい。周囲の木を切っているのだろう、チェンソーの音が聞こえる。屋根が少し見えて、瓦をはがして放り投げている職人さんの姿が木の間にちらほら…。
壊した廃材は石垣に立てかけた板を使って滑らせて落とす。下には小型のショベルカーが待ち構えており、廃材や瓦をつかんでは道路にとめた車の荷台に移す。なんと手間のかかることか。人力でできることには限りがある。昔はどうやって機材を運んだのだろうか、不思議でならない。
先日、「トロイの木馬」に感染したというメールに驚いたが、今度はおかしな電話だ。固定電話ではかけてきた相手の電話番号はディスプレイに表示される。だが “07088******” にはまったく心当たりがない。
昨今は不要品買取の電話がしつこいので、名前が表示されない電話には出ないことにしている。だがこの電話のしつこさは異常で、何分くらい鳴り続けただろうか。
やっと鳴りやんでホッとしたのもつかの間、まただ。鳴ったり止んだり、昼過ぎから夕方までに10回はかかってきただろう。私が無視したから意地になったのかもしれない。これは質の悪い迷惑電話だ。
ネットでこの番号を検索してみた。070で始まる番号は新しく割り当てられた携帯電話の番号だとか。だが070電話番号には勧誘やセールスからの電話が多いそうだから要注意とある。
掛かってきた “07088******” と “08007******” を調べてみた。2つの番号は実際に使われているが事業者名は未登録、やはり怪しい。そもそも10回近く鳴らし続けるというしつこさは尋常ではない。とにかく氏名が表示されない電話には出ないことだ。
またメールも…。毎日40通前後のメールがくるが、あたまに[spam]とあるのは迷惑メールだから勿論開かない。最近では国税庁、えきネット、東京電力エナジー、ヤマト運輸、有名な旅行会社、メルカリなど、名称は本物でも頭に[spam]がついているメールがよく来る。それらの中には問合せの電話番号が記載されているのもある。念のためネットで調べてみると、使用されているがどれも事業者名は未登録。一応、迷惑メール対策はしているが、ドメイン名を頻繁に変えて繰り返し送ってくる。イタチごっこには勝てないから削除するしかない。
時折迷惑電話も来ますが、出なければ二度とかかってきません。
家の電話には、留守番メッセージに音声ガイダンスの不動産関連の迷惑電話がかかってきます。
一度出たらきりがないので、出ません。
ほんと買取電話にはあきれます。最近は新聞の折込も目立ちます。「1個でもいい」という言葉に騙されないように、その言葉に乗ると大変、それで引くような業者ではないそうです。
迷惑電話の電話料もバカにならないだろうに。もうこちらが用心して引っかからないようにするしかありませんね。
大分涼しくなりましたね。お体を大切に。