先日、淡路島からの帰途、岩屋から明石港まで「たこフェリー」に乗った。総トン数1295トン、積載可能車両数はトラックなら21台、乗用車なら54台、乗客定員467名だそうである。我々が乗った時は、観光バス4台、乗用車が十数台、乗客は船室がほぼ満員に近かったから、全重量は相当なものだろう。ババたち4人は異口同音に、「これで沈まないのが不思議だネエ」と感心することしきり…。
大きな船が沈まないこともそうだが、大勢の乗客と貨物を積んだあの大きな飛行機が空を飛ぶことが不思議でならない。船や飛行機の設計には流体力学・構造力学と設計工学を学ばねばならないそうだ。が、浮力、重力、圧力などの物理用語は高校の物理の授業で聞いたというくらいのものでチンプンカンプン分からないし、未だに、「どうして? なぜ?」と疑問符のついたままである。
しかし、ただひとつ分かることは、船や飛行機がどんなに緻密に計算されて造られようが、やはりそれを動かすのは人間さまであるということ。その人間さまの腕次第、心がけ次第で、沈むこともあり落っこちることもあるということである。我々は交通機関を利用する時、トラブルが起きるかもしれないなんて心配しながら乗る人はいないだろう。また、あちこちで事故が起きてもどこか他人事のように、まさかわが身に起こるはずもないと高をくくっているところがありはしないか。まあ、安全だと信じているから利用できるのであり、安全性を疑いながらではとても乗ってはいられないだろう。
先日、安全性に問題ありと指摘されたスカイマーク。国交省は、先月から行っていた特別安全監査の結果として、新たに判明した9件を含む計12件の問題点を指摘し、業務改善勧告を出し、安全管理体制の見直しや安全運航の徹底を求めたという。
30代の男性副操縦士が、飛行中の操縦室内で客室乗務員らと記念撮影を繰り返していたことが発覚、国交省はその写真をマスコミに公表した。また、3人の客室乗務員が、英語力が不十分なことを理由に、外国人機長からの呼び出しのインターホンにも応答しなかった。英語力不足は、その後の社内会議でも指摘されたが何ら対策が取られなかったという。さらに、管制官の指示と異なる高度で飛行した。高高度の操縦席で、運航乗務員が1人なのに酸素マスクを着用しなかった。乱気流に遭遇した後の機体構造点検が適切に実施されていなかったなどなど…。
いくら自動操縦装置で飛行しているとはいえ、こんな緊張感を欠いた状態で飛んでいたなんて、スカイマークを利用している人の驚きはいかばかりか。同社は過去にも、修理期限が過ぎた旅客機を運航するなどして国交省の特別安全監査を受けていたそうである。知らぬは乗客ばかりなり…、いくら料金が安くても安全対策が不備だと分かったらもう二度と乗りたくはないだろう。
しかし、空や海だけではなく、昨今は地を走る交通機関の安全性も問題になっている。大阪市営地下鉄でトラブルの続出が発覚。運転士が信号を無視し自動列車制御装置(ATC)が作動、緊急停止した事例が21件あったことが分かったという。市交通局によると、信号無視を含め、この3年間で国土交通省近畿運輸局に報告したミスやトラブルは127件あったが、50件以上を公表していなかったという。
どんなに最先端の科学技術を駆使して造られても、要は、運行に関わる人に徹底したプロ意識がなければ安全な運行はできないだろう。昨今は、新幹線の安全神話も崩壊しつつあるといわれている。飛行機も船も、新幹線も地下鉄も安全とはいえないなら、もうテクテク歩くしかないか。いやいや、歩いていても車が突っ込んでくることもあるから、もう遺言書持参の命がけで乗るよりないのだろうか。
大きな船が沈まないこともそうだが、大勢の乗客と貨物を積んだあの大きな飛行機が空を飛ぶことが不思議でならない。船や飛行機の設計には流体力学・構造力学と設計工学を学ばねばならないそうだ。が、浮力、重力、圧力などの物理用語は高校の物理の授業で聞いたというくらいのものでチンプンカンプン分からないし、未だに、「どうして? なぜ?」と疑問符のついたままである。
しかし、ただひとつ分かることは、船や飛行機がどんなに緻密に計算されて造られようが、やはりそれを動かすのは人間さまであるということ。その人間さまの腕次第、心がけ次第で、沈むこともあり落っこちることもあるということである。我々は交通機関を利用する時、トラブルが起きるかもしれないなんて心配しながら乗る人はいないだろう。また、あちこちで事故が起きてもどこか他人事のように、まさかわが身に起こるはずもないと高をくくっているところがありはしないか。まあ、安全だと信じているから利用できるのであり、安全性を疑いながらではとても乗ってはいられないだろう。
先日、安全性に問題ありと指摘されたスカイマーク。国交省は、先月から行っていた特別安全監査の結果として、新たに判明した9件を含む計12件の問題点を指摘し、業務改善勧告を出し、安全管理体制の見直しや安全運航の徹底を求めたという。
30代の男性副操縦士が、飛行中の操縦室内で客室乗務員らと記念撮影を繰り返していたことが発覚、国交省はその写真をマスコミに公表した。また、3人の客室乗務員が、英語力が不十分なことを理由に、外国人機長からの呼び出しのインターホンにも応答しなかった。英語力不足は、その後の社内会議でも指摘されたが何ら対策が取られなかったという。さらに、管制官の指示と異なる高度で飛行した。高高度の操縦席で、運航乗務員が1人なのに酸素マスクを着用しなかった。乱気流に遭遇した後の機体構造点検が適切に実施されていなかったなどなど…。
いくら自動操縦装置で飛行しているとはいえ、こんな緊張感を欠いた状態で飛んでいたなんて、スカイマークを利用している人の驚きはいかばかりか。同社は過去にも、修理期限が過ぎた旅客機を運航するなどして国交省の特別安全監査を受けていたそうである。知らぬは乗客ばかりなり…、いくら料金が安くても安全対策が不備だと分かったらもう二度と乗りたくはないだろう。
しかし、空や海だけではなく、昨今は地を走る交通機関の安全性も問題になっている。大阪市営地下鉄でトラブルの続出が発覚。運転士が信号を無視し自動列車制御装置(ATC)が作動、緊急停止した事例が21件あったことが分かったという。市交通局によると、信号無視を含め、この3年間で国土交通省近畿運輸局に報告したミスやトラブルは127件あったが、50件以上を公表していなかったという。
どんなに最先端の科学技術を駆使して造られても、要は、運行に関わる人に徹底したプロ意識がなければ安全な運行はできないだろう。昨今は、新幹線の安全神話も崩壊しつつあるといわれている。飛行機も船も、新幹線も地下鉄も安全とはいえないなら、もうテクテク歩くしかないか。いやいや、歩いていても車が突っ込んでくることもあるから、もう遺言書持参の命がけで乗るよりないのだろうか。
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そのために、疲労度の自主点検なども必要ですが、実施しているのは大企業に限られるかも知れません。
元々国の基準は、かなり厳しく裕度を大きくとってあるため気が緩むこともおおいですが、大事故は思わぬところから起こるもの。
やはり、使うものの細心の注意が大切ですね。
その原因としては、オートマ車の普及が考えられます。
オートマ車は、マニュアル車に比べ、格段に運転が楽です。当然、以下のような事が起きます。
①自動車運転のセンスが無いような人でも免許が取れるようになった。
②片手片足だけで運転が事足りるので、運転中に運転意外の事をする人が増えた。(携帯電話、メール、化粧、食事、読書、歯磨き等すべて実際に見ました。)
③反射神経や認知力に衰えが目立つような高齢者でも、取り合えずは運転出来てしまう。
バイクは、車に当てられたらそれこそ命に関わりますので、かなり気をつけてドライバーの様子を見ながら運転していますが、そのライダーとしての視点からの意見です。
そしてバイクにもオートマ化の波が来ています。
実際、スクーターに乗りながらメールしているバカな若者を見かけた事もあります。
テクノロジーの進歩に、人間のモラルが付いて行って無いのが現実ですね。
ほとんどの航空機の事故は人的災害が多いですね。機長の判断ミスや、ポーランドの事故は管制塔の指示を無視したために起きたといいます。
JALのように再建中で大幅な人員整理をした会社では整備は万全かと心配になります。
運の良し悪しもありますが、覚悟して乗らなければなりませんね。
♠みそ猫堂さま
韓流ドラマでは車の中で携帯を使用する時は必ず専用のコードをしようしています。日本のドラマはどうだったかしら?
日常でも車の中で携帯を使用している人のルール違反が目立ちますね。取り締まりも一時より緩くなっているように思います。
私も以前はミニバイクに乗っていましたが、速度は自転車並みで、よく高校生に追い抜かれていました。今は自転車でのんびり行ってますが、車が追い越してゆくときは怖いです。
気分がだれると事故に繋がることが多いですから注意しなければいけませんね。