国会議員「海外視察」におよそ5億円！・・・

　雨の朝が２日続いた。今日は雲が多いが、晴れそうだ。早朝の散歩は風が全くないから暑苦しかった。蝉の声が少し弱まったかな？　

　新型コロナの流行で中断していた衆参両院議員の海外視察が４年ぶりに復活したそうだ。コロナ禍が落ち着き、秋に見込まれる臨時国会まで日程に余裕が生まれるためだとか。そのために23年度は衆参で計約５億３千万円の関連予算を計上したそうだ。大人の“修学旅行”に税金がこんなに…？
　ひよっこ議員には海外視察なんて縁のない話だ。余裕ができたらそれぞれの選挙区へ戻って、地域住民の意見を聞いたり、若い世代との交流も大事だろう。一流の政治家になるにはそれなりの知識とスキルが必要だ。１回こっきりで終わらないためにもしっかり勉強しようネ！
　ちなみに海外視察は、国会法に基づき「議案その他の審査もしくは国政に関する調査のため」行われるので、帰国後に報告書を提出するのが通例だという。みんなキチンと報告書を提出してるのかな？　岸田さんちのお坊ちゃんのように「市内観光して、お土産をたくさん買いました」ってのはダメだよ！

　余談だが、７月に自民党の女性局に所属している松川参院議員らがフランスで海外研修をした際に、エッフェル塔の前でポーズをとった写真をSNSに投稿。さらに、ディナークルーズやシャンゼリゼ通りでの自由行動なども組まれていて、３泊５日の日程のうち研修の時間は６時間から多く見ても９時間程度だったという。インターネットが発達した昨今、大概のことはすぐバレるのに、やることが賢くない。だから「女は…」って言われるんだよ。
　また地方議員の海外視察も復活しているという。香川県議会は７月10日の本会議で、超党派の県議８人を11月10～19日、ブラジルやパラグアイの県人会の式典などに派遣する計画を了承したとか。議長は「移住者や県人会との交流を深めるために派遣は必要。今後の県政に関する政策立案に寄与することが期待される」などと強調するが、費用が高額だと批判を浴びている。
　費用は総額2000万円超と試算され、１人あたり約263万円。計画の採決に参加した39人のうち、賛成したのは36人。「物価高騰で苦しむ県民の信頼を失う」として、反対に回ったのは３人だけだったとか。良識ある議員がたった３人だっとは…ネ。
　これについて市民団体が計画の見直しを求めて街頭での署名活動を行ったとか。署名活動はオンラインでも行われ、集まった署名は９月定例県議会に提出される予定だそうだ。これで賛成議員の数が多少でも減ればいいが、全然変わらなかったりして…。　他県の話だが、どういう結果になるか興味津々だ！