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つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

高齢者の安否確認・・・

2006-10-25 | Weblog
 東京都水道局は来年3月から、独り暮らしの高齢者らの水道使用状況を、離れて暮らす家族に知らせる「みまもりサービス」を試験的に実施するという。通信装置付きの専用水道メーターを高齢者の自宅に設置し、1日1回、インターネットを経由して電子メールで前日の使用水量データを家族らに送信する。見守る人は携帯電話やパソコンでどこでも受信できる。データは、1時間ごとの使用水量を記録しているため、炊事や入浴の時間など生活パターンが分かる。また指定した時間帯に水道が使われなければ、すぐに電子メールが送信される設定もある。都は10月末まで、モニター100組を募集し試験を開始する。期間は1年間で、費用は無料。事業化できれば有料となる。

 その他にも、すでに実用化されている同種のサービスがある。
★象印マホービンは、2002年6月より、離れて暮らすお年寄りなどの生活を見守るサービス「みまもりほっとライン 」を開始している。「みまもりほっとライン」は、無線通信機を内蔵した電気ポット「iポット」を利用して、1日のうちに、何時何分に給湯したか、電源を入れたり切ったりしたか、といった情報を、毎日2回定期的に送信される電子メールで確認するというものだが、ネット対応携帯電話やLモードからでも随時、iポットの使用状況を確認できるようになっている。

★東京ガス株式会社は、2002年10月より、遠隔地に住む家族などのガス利用状況を電子メールで伝える「利用状況お知らせサービス」(愛称・「みまも~る」)を開始している。一人暮らしの高齢者などのガス利用状況を、毎日設定した時間に電子メールで家族などに知らせるサービスである。このサービスで日ごろのガスの使い方を知ることで、食事の支度・入浴といった生活の様子や変化を推測することができ、遠隔地の家族を見守ることが可能としている。

★松下電工株式会社は、2002年12月より、ひとり暮らしの高齢者の生活パターンをセンサーで感知し、電子メールで知らせる「みまもりネット」サービスを開始している。これは同社が開発した世界最小の“ひとセンサ”「NaPion」を搭載したセンサーと送受信機を高齢者宅に設置し、高齢者の在室状況を感知・記録して、毎日指定した時間に家族などに電子メールで知らせるというもの。メールにはセンサーは寝室や居間、玄関など最大8台まで設置可能で、送受信にはNTTドコモのパケット通信サービスを利用するというもの。

 いずれも最初に契約料5000円程度、月額利用料は3000円~4000円の費用がかかる。こういうサービスは一人暮らしの高齢者の家族が申し込むのだが、まあ、いかに親のことを心配しているかのバロメーターにはなる。だが、こういうサービスに任せておけば安心という、わざわざ足を運ぶ手間を省く手抜きの感がしないでもない。これは見守る側には便利な安心できるサービスではあるが、当の高齢者にとっては文明の利器に管理されるだけの、温もりのないサービスだと思えるのだが…。高齢者を対象にした事業はハズレがないということだろう。
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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生を実感させるシステムを・・ (木更木)
2006-10-25 20:27:38
 若者は現状認識の能力が希薄なのではと思っています。

 意識・意志がなくてもそれ程不自由せず日常が過ごのです。



 アルバイターと言ってさげすんで居た時代

から、フリーター・ニート・・・と、まるで

市民権を得たが如く、あるいは、職業が如く

呼ばれています。



 自分で仕事探しもせず、職種・時間・賃金

までも、人にゆだねる・・・派遣会社に登録する若者達が急増です。



 複数の派遣会社に登録をして置き、お気に召さねば派遣会社を渡り歩きます。



 憲法改正論・教育基本法の改定、そして今

労働基準法が変わろうとしています。

 8時間労働では無くなるのです。



 今日NECが高機能ロボットを発表しました。しかし、人間の顔に似せた 監視ロボットです。



 いまだ科学と人間が融合したシステムはありません。

 但し、もしもしホットライン と言うサービスがあります。

 マンツーマンのサービスです。

やはり マン・マシーン的なサービスが欲しいですね。





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