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宿には猫が何匹もいる。どれも人懐こい。
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2階の角が我々の部屋。
今朝予定していた気球は天候でキャンセルされた。
楽しみにしていた妻ががっかりした。
カッパドキア巡りのツアーは予定通り、9時半に車が回ってきた。
客16人の半分が中国の若い女性だ。
カッパドキアはトルコアジア部のアナトリアに位置している。
紀元前からヒッタイト系の民族が暮らしていた。
古くから交易の中心地として栄えていた。
その名前は「美しい馬」という意味だそうだ。
この呼称の範囲は時により変動して、現在はギョレメを中心に東西150キロ、南北100キロほどの範囲を指している。
キリスト教は初期段階から普及しており、当時の教会が岩の内部に多く設けられている。
今回のツアーもそんな教会群が残されている、野外博物館からスタートした。
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お墓として私用された洞窟内部。
穿たれた洞窟はチャペル、修行僧の居室や食堂、お墓にもなっている。
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僧達の食堂、長いテーブルも岩を削り出してつくられている。
昼食は陶器の盛んなアボノスの陶器工場の大きなレストランだ。
多くのツアーが集まってくる。
食後は見かけだけの作業場と売店に連れて行かれる。
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細かな絵付けが行われている。
キノコ型の岩はカルスト大地のプレートが浸食された谷の崖に多く存在している。
そんな岩を動物などに見立てて観光スポットにしている。
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ラクダだそうだ。
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カルストのシラスは鹿児島のそれとよく似ている。
夕食は宿の前、川を挟んで直ぐのPumpkinという店。
妻がネットで調べ、評判が良いと昨晩訪ねたが予約だけだと断られた。
今夜来てみると、30あまりの椅子の数だけ予約を取るようだ。
1日の皿の数を限っている。
メニューも1つだけのセットメニューで、メインがチキンかビーフの選択になっている。
オーナーシェフが手が空くとこまめに客の席を回って感想を訊いている。
確かに、味はトルコで食した中では最高で他を大きく引き離している。
味だけでなく、盛り付けも心が込められている。
量も充分で、我々には多すぎる程だ。
値段も安い。
カッパドキア産の赤ワイン2杯付で100リラ、1人3千円だ。
しかし、好みだが、東京でなら評判になるほどのものではないかもしれない。
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メインの牛肉煮込み。
トルコにきてから、毎晩寝るのが早い。
8時には寝ている。
朝は3時頃には目が覚める。
夜明け前に前日分のブログを書いている。
6時頃になると、お祈りを促すアザーンの声が聞こえてくる。
ここカッパドキアは観光地のせいで遠慮しているのか音量が絞られているように感じる。