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春画展の開かれている永青文庫。
折角東京に泊まったので帰る前に、以前から思っていた、春画展の観覧とキューバへのツーリストカード取得を実行することにした。
まず目白台の永青文庫へ行く。
熊本藩の元藩主細川家の屋敷跡にある。
細川家の執事たちの事務所として明治になって造られた建物でその後細川家の所有する文化財などを展示している。
日本では春画が初めて大っぴらに展示された展示会だ。
数年前、大英博物館で展示会が行われ好評だったことから企画されたと聞く。
展示物は、大英博物館所蔵品を初め、内外の美術館個人から借りたものだ。
週日で朝の開館直後なので空いているかと思ったが、展示室は混んでいて、絵に近づくのが困難なほどだ。
全て観るのに2時間近くかかった。
描かれている題材が限られているので、構図もほぼ限られたものばかりで、展示の方法にも相当苦労している。
版画や手書き、白黒や彩色画、大名家所蔵品や庶民の愉しみ用のものなど。
参観者の多くは中年以上だが若いカップルや女性も多かった。
細川屋敷の一部が新江戸川公園になっている。
隣には元久留米藩黒田家の屋敷跡が椿山荘となっている。
他にもかつては大名屋敷だったところがマンションになっている。
下まで降りてもまだ11時だったので、麻布のキューバ大使館の昼前の申し込みが可能だと思い、タクシーを停めた。
少し道が混んでいたが、昼の30分前に着いた。
しかし、混んでいて受け付けてはくれなかった。
タクシー代を3千円も奮発したのが無駄になった。
午後1時からの受け付けになる。
浜松町辺りまで20分以上歩いて昼食を取る。
食後戻って、前で待つ。
午後の最初に手続してくれた。
料金は2千百円。