ライン川沿いには山が見られるようになる。
斜面はブドウ畑らしい。
朝、9時前、従兄弟の子が保育園に行くのに合わせて、出発する。
デュッセルドルフからフランクフルトまで電車で向かう。
IC (インターシティ)は切符が取れなかったのでREで、2会乗り換える。
ライン川を遡って行く。
ケルンまでは前日通った線路だ。
ボンを通過し、コブレンツで乗り換え、次はマインツで乗り換え、フランクフルト中央駅の前の空港駅で降りる。
ライン川沿いの山の上には古城なのか、見張り砦なのか一定距離ごとに見ることが出来る。
ライン川沿いにも自転車道が整備されている。
電車の遅れを予想して、大分ゆとりを持った電車を選んだ。
確かに、乗り換える前には10分以上の遅れが発生する。
コブレンツでもマインツでも異なったホームへ移らなければならないのに、2・3分しかなかった。
自転車に荷物を付けた状態で、エレベーターに乗ったりエスカレーターに乗るのには苦労した。
それでも予定通りの電車に乗れたので、空港では5時間近く時間があった。
ドイツを旅して、印象に残ったことはいくつかある。
先ずは田舎の人が純朴そうでフランスなどとは大きく違い、明るく親切だということ。
次が、田舎の何処の家も庭や家をきれいに片づけていること。
花が花壇や窓辺に飾られている。
工場などでも、日本で良く見るように敷地の片隅に不用な機械とかがらくたが積まれていない。
次がクラインガルテン(小さな庭)が線路脇や川沿いに沢山見られること。
50から100坪ほどの貸農園で農機具や簡易宿泊のための小屋が併設されている。
庭は畑だったり、芝生と花壇だったりする。
休日をここで過ごしている様だ。
椅子テーブルに座って、飲みながら過ごしている姿もよく眺められた。
こんなことが出来るのも、ドイツにはこの時期蚊などの不快害虫があまりいない。
盛夏になると所により発生はするらしいが、今はいなかった。
木陰で過ごすのは全く快適だった。
次はカフェやレストランで、ビールやコーヒーが2・3ユーロと安いこと。
ワインも安い。
日本のように、市販価格の3倍5倍ではないことは気楽にレストランやカフェを利用することが出来る。
いずれにしろ、ドイツは旅がしやすい国だった。
ヴェザー川の最後でも終わったらどこへ回るのか?オランダか北欧か?とよく聞かれた。
次の機会を何とか造りたい。