片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

7/8 爺バカ吐露

2024-07-08 23:36:35 | まごまご

 孫たちは昨日夕方帰っていった。最後は憎らしいことを言って、「バカ爺は洗うのが下手だから一緒には風呂に入りたくない。」などとのたまわった。「そんなことを言うともうここには来させないよ」と婆がいうと、もう言わないと応える。この二日、午前午後とプールで遊んだことが相当楽しかったようだ。一方ジジババは一週間滞在していたような疲れを感じている。

 こんな孫たちとの会話、夕方車で走っていると夕焼けが始まった。アサトが「百万ドルの夕焼けだ。」というと、モンタロウが「違うよ、ゼロ円の夕焼けだよ。」と応じた。アサトは夕焼けの美しさを金高で表現したが、モンタロウは夕焼けのコストで答えたようだ。街の明かりを百万ドルの夜景と表現するが、それは美しさの価値を金高で評価している面もあるが、モンタロウはその明かりには電量を消費しているコストがかかっているといっているようだ。それに対して、夕焼けは全く人間にとってのコストはかかっていないのでゼロ円の夕焼けだといっている。私自身もモンタロウの論理は思いつかなかった。

次は、やはり車の中でのこと。ラジオで都知事選挙のことを報じていた。モンタロウが「これは何だ?」と母親に訊いた。母親は「東京のリーダーを選ぶんだよ」と説明した。そしたらモンタロウが「世界のリーダーは?」と疑問を呈した。それに私が応えた。「キリストでさえ30%の人間しか支持していないから世界で一人のリーダーを選ぶのは無理だろう」というと、母親が「モンタロウはキリストなんて知らないからわからない」という。するとモンタロウは「歴史で一年二年と数えるのはキリストに関係しているだろう」と反応した。西暦についていささかの知識を持っているのだ。モンタロウの知識の根源はドラえもんに負うところが大きいようだ。ただ今回は子供用の科学の解説書をもってきていて、空気の組成などについても講釈をいっていた。子供の成長は大人の想像を超えている。

コメント
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