片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

5/18 帰宅。

2012-05-20 06:41:53 | 四国遍路12.04.17-

バラがたくさん花開いて迎えてくれた。

 弟の家は、もう夫婦二人だけになっているが、長女が帰ってきて我々と夕食を一緒にしてくれた。
大学病院で難しそうな仕事をしている。
医者や看護師ではないが、医療相談又はコーディネーターのようなことらしい。
例えば、行き倒れが運ばれてきたとき、診療費の心配があっても、ドクターが必要と思われる診療ができるように、福祉関係機関などに手配することなどもあると言う。
あるいは、経済的な問題を抱えている患者の今後の療養体制の構築などだ。
私などには、あまり良く理解できないような仕事だ。
 朝、皆が出勤するので、一番遅い弟が出掛ける前に出発した。
名神高速は相変わらず渋滞しているとの情報。
阪神高速、第二京阪、京滋バイパスを選ぼうとするが道が良くわからない。
うろうろしている内に、お巡りさんを呼ばなくてはならないことがあったりして、時間を空費した。
結局、名神に入った。
渋滞している場所に差し掛かっても、幸いなことに、少しノロノロが続いただけで抜けることができた。
本格的に混んでいるらしい京都周辺を避けて京滋バイパスに入った。
渋滞はない、快調に走れた。
名神に戻り、又は新名神に逃げた。
結局、ほとんど渋滞に悩まされることなしに家にたどり着いた。
ランは早速、時分のハウスに入って眠りに付いた。
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5/17 結願。

2012-05-18 20:21:04 | 四国遍路12.04.17-

淡路島北端から神戸を望む。

 
 午後1時半、最後の88番大窪寺を打ち終わった。
念願の結願だが、あまり感激も感慨も湧いて来ない。
やはり車で廻ったのは失敗だった。
ただ、ランと旅ができたことは収穫だった。
車の中で寝ることもそれほど苦痛ではなかった。
しかし、妻とランとの3人旅は少し無理だろう。
  
 五色台の星空は残念ながら楽しめなかった。
星は見えることは見えたが、湿度の多い空気のせいで、下界の高松市の明かりが反射して薄明かるくなっていた。

 82番根香寺の次、83番一宮寺までの間に弟の嫁さんの実家があって、結婚式は一宮寺の隣の田村神社だったといわれた。
その結婚式に私も出席したのだが、一切記憶に残っていない。

 朝一番、根香寺山門前の牛鬼像を写真に撮ろうと構えていたとき、一緒に持っていたランのリードが急に引っ張られカメラを落としてしまった。
レンズシステムが壊れてしまった。
それで今日の写真はタブレットで写したものだ。

84番屋島寺への登り坂から見下ろす、源平の古戦場。
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5/16 自動車遍路2日目

2012-05-16 18:47:15 | 四国遍路12.04.17-

一夜を過ごした、雲辺寺山麓の池の日の出。

 雲辺寺へのロープウェーは7時20分が始発なので、それまでランと駐車場を散歩して時間をつぶす。
終点の温度計は11度を示していたが、寒さは感じない。
標高千メートルの山頂からの眺めは、残念ながら朝霧で良くない。
寺は多くの建物があるが、どれも新しい。
中国産と思われる羅漢像がたくさん並べられている。
雲辺寺で思いの外時間を過ごしてしまった。
今日中に出来るだけ廻って、最終日の明日は早めに終われるようにしたい。


本堂の前に大人しく繋がれていた。
この後、ランも連れてお参りすることにした。

79番は、ガイドブックでは高照院となっているが、着いてみると、神社で、その隣に天皇寺と大きな石に刻まれている。
神社と寺が十字にクロスしている。

 今日は、66番から81番白峯寺まで15ヶ寺を打つことができた。
途中で道を間違えたりしてロスしたが、もしロスしなければ、82番根香寺まで打ち終わって、この五色台を降りることができたかも知れない。
しかし、今夜はこの山上で夜を過ごすので、星空が満喫できそうだ。
そのために、風呂を借りた、カンポの宿で焼酎を仕入れた。
3日振りの風呂は気持ちがいい。
ついでに洗濯をしているので、その待ち時間でこれを打っている。
野宿の予定場所では電波がなかった。

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5/15 自動車遍路1日目。

2012-05-15 20:23:56 | 四国遍路12.04.17-

ビックリするような建物の香園寺。

 朝一番の54番延命寺から65番三角寺まで、12ヶ寺を回った。
車の遍路は、徒歩や自転車の遍路とは全く別物だ。
今までの徒歩と自転車の遍路の目的は、6割が自らの体力を移動の源泉とすること。
3割が周りの自然を感じること。
お寺は残り1割だった。
それが、車だと、お寺が6割になってしまう。
納経帳にスタンプを捺して貰うだけの遍路では、私にとってあまり意味がない。
今となっては最後まで回ってしまいたいと思っているが、今回くるまで来たのは失敗だった。

団体のバスが2台重なった境内。

 高い山の上えのお寺はもうないと思っていたら、58番仙遊寺、60番横峰寺、65番三角寺などは自転車で来ていたらどうしただろうと思うほど山道を登った。


石楠花の花に埋まった横峰寺の本堂。
花は盛りを過ぎてはいたが、見事だった。

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5/14 お遍路再開。

2012-05-14 23:34:52 | 四国遍路12.04.17-

多くのバラが花を開き始めた。
しかし、深く剪定したせいか、花数が少ないように思う。
来季はもう少し研究しよう。

 朝8時前、車に母とランを乗せて出発した。
走り始めて知ったが、名神の集中工事が行われていてあちこちで渋滞が発生している。
渋滞を避けようと、名古屋の手前で、伊勢湾岸道路に入る。
次は、新名神か東名阪か迷ったが、前者を選ぶ。
名神草津に出て、直ぐに京滋バイパスに逃げ、第二京阪で吹田に出ようと考えた。
しかし、草津の表示で、そのまま名神を行くのと5分しか違わなかったので、そのまま名神を行く事を選んだ。
昼食時分のためか、殆ど渋滞せずに山陽道まで進むことができた。
六甲山の裏側にある弟の家は分かり難かったが、スマートフォンのナビで近くまでたどり着くことができた。
2時半頃だった。
30分ほど邪魔して、今度はランだけ連れて出発した。
第二神明、加古川バイパス、姫路バイパスを通って、山陽道に戻った。
今治へは、淡路島を行くのが一番近いようだが、同じ道を戻ることになるので、しまなみ海道を選んだ。
雨が振りだして、夕方も迫ってきたが、島々を繋ぐ橋からは雨に煙る景色を楽しむことができた。

多々羅大橋。

来島海峡を渡って、四国に入ったところにある、サービスエリアで夕食をとった。
7時半を回っていたので、ここを今夜の宿りの場所とする。
ランは車内で大人しくしていたが、車が止まるたびに、外に出たがった。
今は隣のシートで寝息を立てている。
なんとか旅は続けられそうだ。
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