朝早めに宿を出て、岡崎から黒谷に上がり、真如堂から吉田山へ廻る。
真如堂にはよく来たことがあるが、吉田山は1・2回ぐらいしか登ったことがないような記憶だ。
ただ、当時は自然のままの山にはあまり感動しなかった年齢だった。
黒谷の三重塔。
お墓に囲まれた塔は珍しい。
10時頃、銀閣寺の横から大文字山、如意ヶ岳に登り始めた。
左大文字。
この大の字の上へ抜けていく。
登山道。かなりゆったり作られている。
大文字の上は風が少し吹いて、汗ばんだ体が冷えて寒かった。
見下ろす京都市街。
左手前の森が黒谷、その右が吉田山。その二つの向こう側が御所の緑。
11時近くになっていたが、このまま同じように銀閣寺に降りるか、山科へ越えるか悩んだ。
昨夜の食事はビールだけでほとんど食べていないし、今朝は小さなパンを2個食べただけなので、このまま山歩きを続けて、ハンガーノックでも起こしてはと不安だった。
しかし結局山科に向かって更に登った。
昔より雑木林の丈が高くなっているように思った。
山科を見下ろすことが出来る所で一休みした。
東山、清水山を挟んで東側に山科の町並みが見える。
再び歩き始めて下り始めると、蹴上方面となんとか不動と案内が出ていた。
蹴上は南禅寺の近くで山科ではないし、真南に当たるので違うだろうと左の道をとる。
何度も歩いたことのある山道だが記憶はあいまいだ。
右手東南の方向に下りる道が出るだろうと思って歩くがなかなか出てこない。
その内、比叡山の案内が出てきて、間違いに気がついた。
もう12時を過ぎていた。
仕方ないのでそのまま歩き続けた。
出てきたところは、滋賀県大津市の比叡平団地と言う山の中の団地だ。
こんな山の中になぜと思うような所だ。
それでも京阪三条へのバスが一時間に1本ある。
しかし、出たばかりで次まで一時間近くあるのでそのまま歩き続けることにした。
団地の外れに食事のできる店があったので、昼食を取った。
食事を終えるとちょうどバスの時間になったので、バスに乗りまた銀閣寺まで戻った。
下鴨神社に向かうことにした。
ここには森が残っていて、小川が流れていたような気がする。
確かに、糺の森と言う古代からの森が世界遺産の一部に指定されて残っていた。
小川は護岸も何もなくただ大地の窪みを流れていた。
森の中の小川。
その後はまた御所を通り抜けて三条まで戻った。
御所で見た、珍しい山桜。
腐った松の幹の中で芽吹き、そのまま松の幹の中を育って大きくなった。
後、松が倒れ一緒に倒れたが、接地する幹の何箇所かで根付いたようだ。
今に独立した別個の木になるのではないだろうか。
夕食をと思ったが何処も飲み屋ばかりで食事だけが出来るところが見つからない。
四条河原町の阪急デパートの上階のレストランで、有機野菜中心のバイキングで食べた。
今回の旅で一番高価な食事になった。
ワイン2杯とで、3,335円。
味は今ひとつだった。
と言うより、もう何を食べてもおいしいとは思わなくなっているのではないかと心配している。
真如堂にはよく来たことがあるが、吉田山は1・2回ぐらいしか登ったことがないような記憶だ。
ただ、当時は自然のままの山にはあまり感動しなかった年齢だった。
黒谷の三重塔。
お墓に囲まれた塔は珍しい。
10時頃、銀閣寺の横から大文字山、如意ヶ岳に登り始めた。
左大文字。
この大の字の上へ抜けていく。
登山道。かなりゆったり作られている。
大文字の上は風が少し吹いて、汗ばんだ体が冷えて寒かった。
見下ろす京都市街。
左手前の森が黒谷、その右が吉田山。その二つの向こう側が御所の緑。
11時近くになっていたが、このまま同じように銀閣寺に降りるか、山科へ越えるか悩んだ。
昨夜の食事はビールだけでほとんど食べていないし、今朝は小さなパンを2個食べただけなので、このまま山歩きを続けて、ハンガーノックでも起こしてはと不安だった。
しかし結局山科に向かって更に登った。
昔より雑木林の丈が高くなっているように思った。
山科を見下ろすことが出来る所で一休みした。
東山、清水山を挟んで東側に山科の町並みが見える。
再び歩き始めて下り始めると、蹴上方面となんとか不動と案内が出ていた。
蹴上は南禅寺の近くで山科ではないし、真南に当たるので違うだろうと左の道をとる。
何度も歩いたことのある山道だが記憶はあいまいだ。
右手東南の方向に下りる道が出るだろうと思って歩くがなかなか出てこない。
その内、比叡山の案内が出てきて、間違いに気がついた。
もう12時を過ぎていた。
仕方ないのでそのまま歩き続けた。
出てきたところは、滋賀県大津市の比叡平団地と言う山の中の団地だ。
こんな山の中になぜと思うような所だ。
それでも京阪三条へのバスが一時間に1本ある。
しかし、出たばかりで次まで一時間近くあるのでそのまま歩き続けることにした。
団地の外れに食事のできる店があったので、昼食を取った。
食事を終えるとちょうどバスの時間になったので、バスに乗りまた銀閣寺まで戻った。
下鴨神社に向かうことにした。
ここには森が残っていて、小川が流れていたような気がする。
確かに、糺の森と言う古代からの森が世界遺産の一部に指定されて残っていた。
小川は護岸も何もなくただ大地の窪みを流れていた。
森の中の小川。
その後はまた御所を通り抜けて三条まで戻った。
御所で見た、珍しい山桜。
腐った松の幹の中で芽吹き、そのまま松の幹の中を育って大きくなった。
後、松が倒れ一緒に倒れたが、接地する幹の何箇所かで根付いたようだ。
今に独立した別個の木になるのではないだろうか。
夕食をと思ったが何処も飲み屋ばかりで食事だけが出来るところが見つからない。
四条河原町の阪急デパートの上階のレストランで、有機野菜中心のバイキングで食べた。
今回の旅で一番高価な食事になった。
ワイン2杯とで、3,335円。
味は今ひとつだった。
と言うより、もう何を食べてもおいしいとは思わなくなっているのではないかと心配している。