だいぶ前に図書館から借り出し、返却した上掲書、私の不注意で、濡れたテーブルに開いておいたらしくページを汚していた。返却時にその旨申し出た。ページが数頁にわたって汚れてしみになっているが読むのには問題なさそうだった。しかし弁償してくれと言われた。今までも何冊かエリーにかじられて弁償には慣れている。その場でアマゾンを開くと新刊はすでに在庫にいない。中古ならある。その通りに返却口の職員に伝えると、奥に入って誰かと相談して出てきた。同じ著者の、同じ程度の価格の新刊書で弁償してほしいと言う。もし所蔵している本が重なったらどうするかと聞くと、最初はそれでも構わないと言う。それはおかしいと言うと、また奥に入って、この本はないからこれにしてくれと同著者の別の本の名前を持ってきた。どうも納得できないとごねると館長らしき人が出てきた。彼女に図書館の対応は納得できないので、何らかの不服申し立てをする。ついては行政指示書にしてくれとお願いして書面で貰ってきた。この本は著者の初期の短編を集めたもので彼女の愛読者にとっては読んでみたい本だろう。原状回復が主目的の弁償ならば何としても同じものを探すのが筋だろう。彼女の書架の充実を望むならなおさらののことだと思う。そこで中古だろうが手に入るならそれで回復すべきだ。このことを記述して、不服申し立て書にして提出した。これを館長に手渡すとき、先日お帰りになった後館内で相談して中古でもいいかという話になったと言う。それならそれで早く連絡くれればよいのにと言って、それでも受理してもらい後日結果を連絡してほしいと言って帰ってきた。それから一週間ぐらい経過した今日電話で申し立ての通りにすると連絡があった。その旨を文書でと言いかけたがそのままにして承知した。久しぶりに面倒な「行政審査法」などをネットで調べて読んだ。もし図書館側が受け入れないでくれたら暇つぶしが少しできるかなという期待をもって。しかしあっさり受け入れたのでこれで終わり。
プールの二つを片付けた後、アジサイの剪定を少しした。半分ほど済んだが暑くて全部やる気力はなかった。