片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

2/28 杭州市内散策

2017-03-06 14:34:31 | 2017アジ祭上海

西湖文化広場。

  夜は昨晩のメンバーの一人の家に招待されている。
地下鉄で西湖文化広場まで行く。
ここは武林マトウの北側で私のいる頃から開発されていたところである。
横浜ランドマークタワーをまねたデザインの高層ビルが建て始められていた。
今ではビルも完成し、根本も広場として整備が終わっているようだった。
更に、もう衰退も始まっている。
広場の下の商場らしきところは一度もオープンされないまま荒廃が進んでいる。
市中や郊外ででこんな場所を多く見かける。
誰が投資してその結果損をしているのだろうか。


霊峰探梅の梅。

  武林広場から延安路を下り、西に折れて西湖北岸北山路へ入る。
西湖は相変わらず観光客が多い。
断橋から白堤を歩く。
トンビの凧を巧みに操って本物のように水面に急降下させたりの芸を披露している。
狐山の北側を抜けて、魯迅の像前では名残の紅梅を見る。
これで思い出して、霊峰探梅の梅を観に行くことにして植物園まで足を延ばした。
植物園内は前と変わらず静寂に包まれていた。
ただし、大きくフェンスで囲まれているところがあった。
何かの工事が行われている。


稜線の木の隙間から西湖・市内方面を望む。

  今夜の場所は西郊外の留下なので、植物園裏の山を越えることにした。
将軍山から北高山に連なる山脈の稜線に出て霊峰山を通り、西渓路の青春宝本社横へ降りた。
そこでタクシーを拾おうと試みるも、市内方面へは沢山流れていくが市外へ向かう空車はない。
やっとのことで1台引返させることができた。


左端が料理を作ってくれた友人。

  主人の年若い夫人でなくHUAWEIの社員だという友人がすべての料理を調理してくれた。
中国ではこうやって関係を広げ友人を作ってゆく。
家には夫人の父親が孫の世話で呼び寄せられているらしく、四六時中6ヶ月の孫を抱いていた。
nobusanもこれをしなければなりませんねとからかわれた。


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2/27 杭州

2017-03-03 10:28:51 | 2017アジ祭上海

革命前の街並みが再現された中山中路。

  上海紅橋から新幹線で杭州へ向かう。
杭州中心部には杭州城站と杭州東の2駅がある。
予約した宿に近いからと最初は杭州城站のチケットを買った。
こちらは長距離が通過しない盲腸のような線にあるので1時間に1本程度しかなく、近いのは満員で2時間後だった。
しかし、杭州東は長距離が通過するので沢山ある。
そのことに気付いて買いなおした。
杭州東と城站は地下鉄で結ばれている。
車内で若い女性にどの駅が私の宿に近いか訊いてみると、定安路が近くて出口はDだとスマホで調べて教えてくれた。


中山中路、道幅は同じだが道路と街並みを改修してある。

  宿は中山中路の南端で、大分前に古めかして観光地化された河坊街に近い。
今は、宋代の繁華街だったこの中山路も整備されて、観光地化されつつある。
そのためか漢庭だとか如家だとかの安宿チェーン店が多く開業している。
投宿した宿もそんな安宿として出来たばかりで大部分がまだ改装中だ。


現在の路面下1メートル程度のところが宋代の路面だ。

  昔の社員たちとの会食まで時間があるのでこの中山路をさかのぼってみる。
北の方はまだ改修が進んでいないようだ。
平海路で西に向かい西湖へ出る。
西湖の周りは相変わらず観光客が多い。
外国人はほとんど見かけない。


西湖らしい景色。

  会食には6人が集まってくれた。
皆今の中国社会の中でそれなりの成功を収めているらしい。
アパートの内装工事会社を経営したりネット販売ビジネスなどで稼いでいる。
買ったアパートが10倍20倍の値段になったと話している。
私が前回彼らに会ったのは15年12月4日だったそうだ。
彼らそれぞれもこの一年振りの再開を楽しんでいるようだ。
食事代は私がと申し出たが今回も彼らの世話になってしまった。
その支払いもスマホで簡単に行う。
クレジットカードなども必要ない。
また、割り勘もSNS のwechatで簡単に済ませてしまう。
相手を指定して金額を入れるだけで送金できてしまうそうだ。
送金手数料も極わずかなのだろう。


財務担当だった真ん中の彼女もいくつかの事業をやっているそうだ。

  帰りは河坊街をそぞろ歩いて宿に戻った。





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2/26 アジ祭

2017-02-27 23:12:27 | 2017アジ祭上海

アジ祭会場。

  今回の会場は上海一の東方芸術センターだ。
よくこんなホールが借りられたものだと手続きしたスタッフ本人が驚いている。
但し、入場料無しなのでチケットを出さない予定だったが、無料でも発行しろと出入りの業者に発注させられた。
関係が出来ているのだろうと想像できる。


運営に協力して頂いた混声の上海コールプラタナス。

  ホールは馬鹿でかいが音響はかなり良い。
細やかな音が聞こえてくる。
メンバーの数をお幅にへらしたところもあるが、各団体の演奏技術は年々高くなっているのを実感した。
我々の演奏も、本番に強い上海グリーの伝統通りそつのないものだった。
しかし総ての曲を中国語にしているので、歌詞が判らないと言われてしまった。


打ち上げで。

  終了後は打ち上げで、どちらかと言うとこちらがアジ祭のメインだとも言われている。
各団体趣向を凝らした出し物を準備している。
その中で女装が3人現れた。
我が上海グリーは映画「上海グリークバンスキング」の中の『ウェルカム上海』をやった。
メンバーが松坂慶子を演じた積もりの女装だ。
妖艶過ぎて近寄れなかった。
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2/25 アジア男声合唱祭

2017-02-26 22:30:17 | 2017アジ祭上海

南アルプスから御前崎を望む。


  24日夜は急遽KS君に連絡して、板橋で飲んだ。
私は翌日早いので控えた。
それでも4時間近く話が弾んだ。
半分以上が最近読んだ本の話題だ。
彼はよく読む。

  文太郎君は順調に育っているようだ。
排便が思い通りに行かないと、真っ赤な顔でイキム。
それが済むとさっぱりしたきれいな顔になる。

  紅橋空港は古いターミナル1に降ろされた。
工場中で乗ろうとした地下鉄2号線にアクセスしておらず、10号線で火車駅まで戻り乗り換えた。

  ホテル到着が大幅に遅れたので、終わり掛かっていた上海グリーの練習に滑り込んだ。
合同曲全体練習の後前夜祭。
よく見かける年寄りの他に若い顔も多くみられる。

  終わった後、上海グリーだけルナソーレに場所を移し顔合わせ。
ABCそれぞれの会員30名近くなる。
アジ祭史上最大のオンステメンバーになる。
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