紅橋発9:30の高速列車で杭州に向かう。
以前の社員、小王が迎えに来てくれるというので到着予定を電話する。
列車は1時間12分で杭州駅に入った。
私の住んでいた最後の頃開通したが、当時は上海南または上海駅発だったように記憶している。
その前は快速でも2時間以上掛かっていたことを思えば近くなったものだ。
彼の車、この車は私が使っていた物だからもう10年近くなる、で彼のアパートへ向かった。
彼は以前住んでいた市北部から下沙へ越している。
銭塘江に沿って新しい道が出来ている。
20分ほどで彼のアパートに着いた。
2年前に購入した新築だ。
まだ内装工事中の部屋が沢山あるようだ。
彼の部屋は26階、奥さんの希望らしい。
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26階のベランダからは銭塘江が見えて景色は気持ち良い。
独身時代に70万元で購入した、市内の古いアパートが150万元で売れて、その中から30万元の残債を完済し、残り120万元で新築を購入した。
よって、現在はローン負担なしだそうだ。
下沙は開発区が出来て、工場だけでなく大学も沢山出来たので、今では市内から地下鉄も通じている。
しかし、アパートは供給過剰で値下がりして、彼の部屋も今では100万元を下回るらしい。
彼の奥さんの両親が、彼たちの子供の面倒を見るために上海から移ってきて、近くの同じようなアパートを90万元で、昨年購入したそうだ。
彼の子供は6ヶ月、彼によると、彼の奥さんは仕事があるので子供の世話はほとんど出来ず、日中は親に預け、夕食も彼女の親の家で取ると言う。
見ていると奥さん以上に彼の方が世話できないように見えるのだが。
近くのレストランで昼食の後、彼の車で市内に向かった。
来るときの道が、回るように、市内の文一路まで戻っている。
ホテルは、西湖と浙江大学の近くにある百合花酒店。
古いホテルで一度泊まってみようと思っていた。
確かに建物は古いが、値段260元の割にはきれいだ。
しかし、今時Wi-Fiが設備されていない。
大学関係の客も多いだろうに。
荷物を置いた後、西湖を散策した。
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蘇堤の柳が芽吹いて、新緑を輝かしている。
カメラの調子が悪く、ピントが合わない。
土曜日と言うだけではないだろうが、満員の観光客で、とても湖畔を楽しむような雰囲気ではない。
仕方がないので、杭州飯店、シャングリラホテルのテラスでコーヒーを飲みながら、夕食までの時間を潰した。
夕食は、かつての社員達が何名か集まってくれた。
中の3人に昨年の秋子供が生まれた。
10歳の子供がいる、先輩2人が色々アドバイスをして賑やかに食事が進んだ。
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文二路のレストラン外婆家の前で。