バラの名札は数年前、木の枝を丸くカットして全ての株につけたがそれの殆どが腐ってしまった。そこで新たに作ることになった。知り合いの娘さんが絵を描いていて、彼女が使ったキャンバスのフレームが沢山不要になったからと薪にするためにもらってきてあった。その物差しのような板を利用する。一部は白くペイントされている。それだけでは足りないので家にあるものやホームセンターで材料を購入してきて250個ほど制作した。ここ数日はこの作業で過ごした。今シーズンのバラは新しい名札で少し締まって見えるようになるかもしれない。
井上満郎『渡りくる人びと』読了。京大の先生をしていた人が京都新聞にコラムなどで寄稿していた記事をまとめたものらしい。平安遷都の経緯などに渡来した人々の影響が強く働いたと説明している。特に京都西北部の太秦や嵯峨野あたりには秦氏が広く勢力を広げていた。その秦氏の有名な人物が秦河勝だ。その係累は天皇家とも繫がってゆく。彼の功績でその子孫は秦姓だけでなく名前の河勝も姓として子孫を広げたという。どこぞの県知事で発言が問題になって辞職に追い込まれた人も確か京都出身で似た苗字の人だった。