夏前から咲いている萩だがここへ来て花の数を増してきた。庭のあちらこちらに植え続けてきたが砂地はどうも生育環境としては良くないようだ。夏の乾燥も。しかし、ところによっては活きよく繁茂している。
これも新刊コーナーで見つけた。これまでも日本の旧植民地の朝鮮や台湾、南洋諸島に残る日本時代の建物の写真集はよく見てきた。官公署として建てられた立派な建物はその後も使い続けられていて、手入れもされているが民間の個人住宅商店などは荒れるに任せて放置されているものが多かった。50年近く前、初めて台湾を訪れた時も、台北駅の北側には古い日本家屋が朽ちて残っていた。土地としての利用が決まっていなかったので放置されている感じだった。しかし最近は立派に整備されて近代的な街に変貌している。住宅街の日本家屋でもリフォームされてカフェなどになっている。
車のリコール通知が来ていたが放置していた。先日走行中にブレーキ関係の異常を示す警告が表示された。同じブレーキ関連だったので予約して入庫整備に行った。車はこの正規デイラーで購入したものでないので代車は貸してくれない。そこで車にブロンプトンの折り畳み自転車を積んで行った。整備にかかる3時間ほどを何処かで潰すためだ。近くのショッピングモールに入った。映画館があればそれで時間潰しと思ったが映画館は併設していなかった。そこで書店に入った。同じような高齢男性が一杯いる。横に机と椅子が用意されているのでそこで読書したり居眠ったりしている。まだ午前の早い時間だったので買い物客というより家に居られない年寄りたちが出勤してきている様だった。
本屋で一時間、昼食で半時間、隅のお休みコーナーの椅子が空いていたのでそこで読書。何時の間にか眠ってしまっていた。他に誰もいなかった十個位の椅子がすべて埋まっていた。ご同輩たちだ。