片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

3/23 種イモ植え付け

2017-03-24 00:08:01 | 夢工房

ビニールハウス圃場に種イモを植付。
芋同士を繋げるように並べて土を掛ける。


  久し振りに夢工房の招集が掛かった。
種イモを植える季節が来た。
保温庫で保存していた種イモはそれほどの腐りもなく良い状態でこの時を迎えることができた。
創立者の前代表が亡くなって作業日が少なくなってきたせいか、ここのところ出てくるメンバーの顔が定まっている。
唯一女性で出てくるメンバーのNさんは私に発掘の仕事を紹介してくれた方だが、発掘の方は70歳を超して体力的に辛くなったと言って今シーズンの途中で辞められた。
その後数ヶ月お目に掛からなかったが、今日伺うところでは、その間に介護士の資格を取得され、今は老人介護施設で働き始めたとのこと。
ご主人は会社を経営されていたので経済的な必要はないだろうと思う。
その意欲に驚く。
その老人施設は、新規に施設を増やしているところで、求人しても中々必要数を満たせていない。
70歳越えでも採用してもらえるし頼りにされているそうだ。
今後の高齢社会ではこの状況はさらに続くのだろう。
仕事内容は人間関係が濃密な仕事で、今までの緩い対人関係ではなく気を遣うそうだ。
しかし、時間給はアップしたとのこと。
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12/12 飛砂防止ネット張り

2016-12-13 16:30:32 | 夢工房

4反部全部に張り巡らすネット。


  朝、雨模様に付き発掘作業中止との電話があった。
その時ショートメッセージが届いているのに気が付いた。
午前中芋畑にネットを張るという夢工房の通知だった。
午前中は天気がもちそうだった。
グッドタイミングだった。
遠州灘の砂が打ち上げられて形成されたこの地方では、その空っ風が陸上の砂をさらに吹き飛ばす。
我が家も新築時、基礎の周りの砂がひと月で数センチ削られた。
慌てて芝を植えたり砂止めの植生を手当てした。
海岸地方の畑で、秋に収穫した後何もしないでいると、春に雑草の生えるまでの冬の空っ風ですり鉢のように畑が抉られるという。
現に夢工房の畑でも、飛砂防止しても東側の通路は砂で埋まっている。
遠州灘の恩恵にあずかったがためのその宿命だ。
先日のNHK放送の直虎時代考証担当者がいっていたように、遠江(とおつあわうみ)というのは現浜名湖だけでなく、この地方には天竜川の砂と遠州の空っ風で作られた潟が淡水化してできた沼沢が沢山存在していた。
そんな沼沢をご先祖様たちが苦労して田畑にし、その維持に心血を注いだ結果今の我々の生活がある。
そんな地帯で耕作放棄されているところが多い。
夢工房の畑もそんな耕作放棄の畑だった。
作業は雨が降り出した10時過ぎに終わった。





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10/25 夢工房初のさつま芋掘り

2016-10-26 20:33:00 | 夢工房

トラクターで掘り起こすために旋回部分を手掘りする。


  納入先から注文があったということで少し早いが芋ほりの通知が来た。
遺跡発掘は休んで芋ほりに出向く。
天気予報では昼から雨になるので午前中に必要量だけ掘り取る。
本格的な掘り取りは11月中旬以降を予定しているので、育ちを心配しながら掘った。
機械で掘れない旋回部分だけを手掘りすれば注文量は上がるだろうと始めた。
始め、昨年もクイックスイートを作付けした畑では発育不良と巨大化して商品にならない芋が多かった。
続いて、昨年焼酎用のシモンを作りまともな収穫が出来なかった畑では理想的な大きさの芋が沢山付いた。
写真手前に写っている山は三株ほどの収穫だ。
他の畑の5倍ほどの重量に育っていた。
昨年の肥料が吸収されずに残っていたのだろうか。
それとも異なる品種の作付けで連作障害が出なかったのだろうか。
今では夢工房も農業には素人ばかりになっているので正しい判断はできない。
昨年までは農業普及員の経験者が二人いたので何とか解説を得ることはできたのだが。

  先週風邪で寝込んでいるときに奇妙な夢を見た。
高校時代ひそかな思いを抱いていた人に50年ぶりに再会して会話している夢だ。
学校で彼女とまともな会話をしたことはなかったが、卒業後静岡駅近くで偶然出会い、そのまま喫茶店でしばらく話をしたことがあった。
その時の話題で覚えているのは、彼女が女子大を選んだのが失敗だったと言ったことだけで、その他の会話は一切記憶にない。
夢の中で二人で喫茶店に行ったことがあると話している。
夢の中の自分が、その時が女性と喫茶店で二人きりで話した最初の経験だった、と言った。
夢見ている自分が夢と知りながら、ちょっと待てよ、本当にそうだったか?と叫んだ。
そのまま夢から覚めて、過去を振り返ってみた。
その時は浪人中だった。
そのころ喫茶店で話した女性は、図書館に勉強に来る女子高生と本屋で偶然出会い、その二階の喫茶ルームで少し話した経験があった。
その時は読書傾向などを話題にしたと見えて、私が出したモーパッサンの名前に、そんなのは自分の学校では禁書よと言ったことだけを覚えている。
その時名前や住まいなどもお互い伝え合ったと思うがその後の記憶は残っていない。
確かにこの女子高生との経験は彼女の後だと思われる。
この50年間一度も認識したこともない事実を夢の中の自分はなぜ断定的に話しているのだろうか。
それにこの同級生を思い出すような体験もここ数十年ないにもかかわらず。
ドイツに旅しているとき、突然夢に現れた幼馴染のように彼女に何かあったのだろうか。

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5/7 久し振りの夢工房

2015-05-08 14:55:26 | 夢工房

草だらけになった芋の苗ハウス。

 数日前、ホームセンターでNさんに声を掛けられた。
その時、7日に作業があることを教えていただいた。
ここ二三ヶ月は、招集の知らせに不在であまり応えていなかった。
それで当てにされなくなったのかと思っていた。

 仕事は芋の苗場に使ったビニールハウスの草取りだった。
今年の芋の苗作りは他へ依頼したそうだ。
夢工房で保存していた種イモを渡して、そちらで苗を育ててもらい、できた苗を分けてもらう。
それで、種イモ植え付けの作業招集がなかったのだった。
 昨年苗を取った後、種イモは排除して、圃場はトラクターでかき回してあった。
しかし、それでも芋が残っていたと見えて、ハウス内の半分ほどには立派なツルが伸びている。
散水もしなかったのに、水滴だけで成長していたようだ。
急きょこのツルも苗として使おうということになった。
それで、間に生えている雑草を取り除く必要が出ての招集だった。
8人出てきて、ハウスの1棟は刈り払い機で草刈りして、もう1棟は芋の蔓を残すため人力で除草した。
 Oさんはこの春、合唱仲間のS先生の医療ボランティアに同行して福島県に行ってきたそうだ。
合唱は隣町の第九とわが町のヘンデルのメサイアとの両方に参加しているそうだ。
それに、この11日からはフリーマーケット用の商品の仕入れでインドネシアへ行くという。
大層忙しくしている。
 ハウスは2時間ほどできれいになった。


改めて散水用の配管を設えた。

 後半は、芋畑の準備の一環で飛砂防止用のネットの片づけだ。
4反ほどの畑に設置された約60通りのネットを片付けた。
これも1時間ほどで済んだ。


これをしないと冬の間に表面の砂が東へ飛んで行ってしまう。


 台風6号が発生して、季節外れに日本列島へ向かっているようだ。
11日から済州島のハルラ山へ行くことになっている。
どうもこれと重なる心配があるようだ。
何とか逸れてもらうように祈るしかない。



 
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1/22 芋切干作り

2015-01-22 20:14:40 | 夢工房

乾燥しべっこう色に仕上がった芋切干。

昨日今日と発掘を休んで、夢工房の芋切干作りに出た。
今シーズンの芋つくりは、焼酎用に生芋で出荷したのが三分の一、菓子などの加工用が三分の一、残り三分の一が焼き芋と芋切干用だ。
従って、芋切干作りは今回の1回だけだ。
乾燥して出来上がったのが約百キログラム。
180グラムずつ袋詰めして、約10万円の売り上げ。
7・8人が2日弱出役して作業した。
人件費が賄えたのか。

切干にした芋はクイックスイートという品種。
甘さが強く、焼き芋でも切干でも人気が高いが、糖分が多い分、腐りが早い。
通常の芋は年明けでも腐らないが、クイックスイートは低温状態ではすぐ腐るので、14度前後の保温庫で保管したものだ。
今後、2月以降まで焼き芋用に出荷する分はキュアリング処理してある。
短時間、高温の蒸気で蒸して、表皮部分にコルク状の薄い膜を形成させて腐りを防止する処理だ。
2月になると、ほとんどの焼き芋品種が通常の保管では腐ってしまっているので、独断場になれる。
ちぎれたり、亀裂の入った出荷できない傷物をみんなで分けた。
発掘作業に持って行って、おやつにする。


月曜日発掘現場近くでタイヤショップが火事になった。


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