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片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

3/11 シェムリアップ 5 出発

2014-03-13 13:20:03 | カンボジア2014

国境を越えて走るバス、Nattankan社前。

 8時発のバンコク行き直行バスは6割り程の客だ。
席は最前列でフロントガラスから景色が見えると期待したが、運転席と客席が仕切られていて前が見えない。
それに窓側は大きな西洋人男性で窓の景色もよく見えない。
諦めて眠ることにした。
途中のトイレ休憩で、後ろの空いたシートに移った。
国境まで3時間掛かった。
11時に着いた。


遠くの白い建物がカンボジアの出国税関。


出国手続き後、国境らしい川を越える。


タイの入国ゲート。

カンボジアの出国で、ネット情報と違って全ての荷物を持って降ろされた。
出国は10分程で済んだ。
タイの入国ゲートまで数百メートル歩いた。
カウンターは2つしか開いていなくて、長い列ができている。
30分以上掛かった。
タイ側でバスを待ったが中々来ない。
これも30分以上待った。
同じバスが来るはずが違うバスになっている。
乗ってから動きだすまで1時間以上待った。
バンコクには出発後7時間の15時着のはずが、再出発は14時近くなった。


カンボジア内、バスで通り過ぎる町。


バンコク近くなると水とが多くなる。田んぼにも稲が育っている。


路傍に植えられている桜に似た花の木。

 タイに入ると窓の景色が変わった。
カンボジア側は10年前の中国の田舎町のようにゴミが散らかった中にボロ屋が並んでいる。
商売屋の店の佇まいも看板の文字を見なければ中国と変わらない。
アジアは同じだと思った。
しかし、タイに入ると、最近の綺麗になった中国だ。
国境を接していても、早くから曲がりなりにも民主化した国とは十数年以上の開きが出ているのだろう。
 
 バンコク北バスターミナルには10時間掛かって18時過ぎ到着した。
バスの中で隣り合った、埼玉の大学生高橋君とMochit 駅までタクシーをシェアーした。
彼とは余り話していないが、卒業旅行で、ホーチミンからシェムリアップ、バンコクからハノイで旅行している。
彼とはBTS(Skay train) の空港への乗換駅、Phaya Thaiで別れた。
空港までの時間を調べた。
15分毎に出ている。
上海行きまで8時間以上あるので、有名なカオサンで時間を潰そうと思う。
駅前でタクシーを止めて乗ろうとしたら行き先を聞かれ乗車拒否された。
近くにバイクタクシーがいたのでそれに乗った。
渋滞の間を猛スピードで縫っていく。
片手でスーツケースを押さえ、片手でシートを握る。
中々スリルがあった。
地図では5・6キロと見たが、それ以上に距離があったようだ。
10分以上に感じた。
150バーツ、タクシーの半分だと言う。


カオサン通り界隈、シェムリアップのオールドマーケットやパブストリートをもっと大きくしたようだ。
路上でタトゥーを入れる店が沢山ある。
西洋人の女の子が気軽に入れている。

 カオサン通りはまさにアジアの夜の繁華街だ。
シェムリアップのオールドマーケットと同じように、バー、レストラン、マッサージ屋、土産物屋が並んでいる。
路地の奥に安宿があるようだ。
もう8時半を回っているので、食事を取らなくてはならないが、その前に気を落ち着かせるために、スターバックスがあったので入った。
ここまで書いた。
後は空港で続きを書く。

 結局、スタバを出て、通りを少し歩いたが食事を取る適当な店がなかった。
路上のラーメン屋で食べたが、まずくて2口しか食べることが出来なかった。
今回は何処で何を食べても旨くなかった。
それに腹も少々下り気味だ。
今までこんなことは滅多になかった。
大分身体が柔になったらしい。

 Phaya Thai駅にはトクトクで戻った。
これもまたよく飛ばすが、バイクと違って安心して座っていられる。
2百バーツだった。

 空港ではネットにつなげる時間がなかった。
家に帰って続きを書き、完成させアップする。
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3/10 シェムリアップ 4

2014-03-10 22:54:59 | カンボジア2014

顔写真付の遺跡地区入場券。
チケット売り場で撮影し、2分程でできる。

 今日はやはりトクトクにした。


街道はトクトクのレース場になるときがある。

 先ず、昨日訪ねたパンテアイ・クディから出土した仏像などが展示されているプリア・ノロドム・シハヌーク・アンコール博物館を訪れたが、残念ながら月曜休館だった。
それで昨日見残した東側を回る。


東貯水地跡の水田、完全に干上がり乾いている。

池の中心に建てられた寺院東メボンが最初だ。
10世紀のものだ。
ワット程修復が施されていないので、かえって趣がある。


基檀の四隅に大きな象が立っている。


艶かしい天女の象。

 次は、タ・ソム。
木や蔦に絡まれたままの姿が多く残っている。


 続いてニャック・ポアン。
二匹の大蛇が基檀を取り巻いている。
治水を願う寺院だ。

 プリア・カンは12世紀、中興のジャヤバルマン七世が父の菩提寺として建てられた。
規模の大きな寺院だ。
西洋の影響もうかがわれる。


ヘリコプターの羽根が付いた種。

 昼食はトクトクの運転手に案内された貯水地スラ・スランに面した店だ。
クメールカレーを食べた。

二階のテラス席。

 昼食後はタ・ケウ、ワット建設前にトライアルとして手掛けられたらしい。
しかし、王が亡くなって、途中で放棄された場所も残されている。
全体に廃墟感が強く日本人好みに思える。

参道も何処か日本の神社仏閣を思わせる。

 帰途に着いて、ナショナルミュージアムに寄った。
各遺跡出土の仏像などが展示されている。
映像を使った展示が解りやすい。

博物館前で、昨夜購入のカンボジアスタイルで。
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3/9 シェムリアップ 3

2014-03-09 23:02:10 | カンボジア2014

ホテルのプール。

 昨夜の夕食はやはりホテルからシヴォタ通りに出て直ぐのところにあったカレー屋でとった。
一眠りした後だったが、遠くまで歩く気にならなかった。
食後は直ぐホテルに戻った。

 ホテルにレンタル自転車があるのを見つけたので、今日はそれを借りた。
先ず、アンコールワットまで北上した。

ワット環濠の東側。

 その後は更に東を目指した。
そこにはかつての大きな貯水地東バライがある。
今は農地となって所々にがある。


今でも雨季には水が浸かるのか多くの家が高床式だ。

ここだけは田植えをしていた。今は乾季の終わり頃らしく、殆どの土地で、草は枯れ乾ききっている。

 この方面にも遺跡が点在している。
少し離れているせいか、観光客の数は極端に少ない。
多くても10人程だ。

上智大学が調査を受け持っている、ポンティアイ・クディ。
かつてはこんな巨木や蔓に覆われていたのだろうか。



プレ・ループの基檀の上から。


パンテアイ・サレム、サムレ族の砦と名付けられているだけあって、外壁は厚く、窓がない。
窓に見えるのは飾り。

 パンテアイ・サレムは少し離れている。
田舎道を走りながら、4・5キロ通り過ぎてしまった。
久し振りの自転車で尻が痛くなっていたところに、そんなことが重なって大分挫けはじめた。
見学の後、入口の食堂で昼飯とした。
野菜スープ麺を頼んだ。
余り客もいないのに永く待たされたあげく出てきたのはインスタント麺だ。
食後はまた一度西に戻って、更に北上する予定だったが、シェムリアップ方向の標識を見たら、そちらにハンドルを切っていた。
昼のビールの酔いと尻の痛みがそうさせた。
陽に晒された一本道を10キロ程走って、やっとシェムリアップに向かう6号線に出た。
急に車が多くなる。
まだホテルまでは5キロ以上ある。
途中尻の痛みに堪えかねて何度も停まってしまったが、最後は自転車を押して歩いた。
15キロを2時間近く費やした。
3時近くにホテルに戻った。
シャワーを浴びて直ぐ寝てしまった。

 6時に眼を覚ました。
帰りのことを考えた。
シェムリアップからの飛行機がバンコクに着いて、名古屋行きに乗り換えるのに、3時間しかない。
空港間の移動が1時間、それにイミグレーションが何れだけ掛かるか。
ドンムアン空港で空港のインフォメーションに聞くと、充分間に合う。
エアアジアのカウンターでは少しタイトすぎる、と言われた。
多分大丈夫だと思うが安全を見た方が良さそうだ。
バンコクまでの直通バスが去年開設されて、国境でバスを乗り換える手間がなくなったらしいのでそちらを選ぶことにした。
28ドル掛かる。
従来のバスは9ドル程度だからかなり高い。
それに、帰りの航空券を捨てなければならない。
しかし、安全な時間の航空券は6千円以上高かった。
片道にしておけばよかったが、これ程簡単にエアチケットや直通バスが手に入るとは予想できなかった。
もう営業時間は終わったかと思いながら、オールドマーケット近くの旅行会社NATTAKAN CAMBODIA に行ってみるとまだ営業していた。
バスは1日1便。
11日8時発座席B1のチケットを渡された。


野菜炒めとチャーハンを頼んだら、野菜炒めにも飯が付いていた。
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3/9 シェムリアップ 3

2014-03-09 23:02:10 | カンボジア2014

ホテルのプール。

 昨夜の夕食はやはりホテルからシヴォタ通りに出て直ぐのところにあったカレー屋でとった。
一眠りした後だったが、遠くまで歩く気にならなかった。
食後は直ぐホテルに戻った。

 ホテルにレンタル自転車があるのを見つけたので、今日はそれを借りた。
先ず、アンコールワットまで北上した。

ワット環濠の東側。

 その後は更に東を目指した。
そこにはかつての大きな貯水地東バライがある。
今は農地となって所々にがある。


今でも雨季には水が浸かるのか多くの家が高床式だ。

ここだけは田植えをしていた。今は乾季の終わり頃らしく、殆どの土地で、草は枯れ乾ききっている。

 この方面にも遺跡が点在している。
少し離れているせいか、観光客の数は極端に少ない。
多くても10人程だ。

上智大学が調査を受け持っている、ポンティアイ・クディ。
かつてはこんな巨木や蔓に覆われていたのだろうか。



プレ・ループの基檀の上から。


パンテアイ・サレム、サムレ族の砦と名付けられているだけあって、外壁は厚く、窓がない。
窓に見えるのは飾り。

 パンテアイ・サレムは少し離れている。
田舎道を走りながら、4・5キロ通り過ぎてしまった。
久し振りの自転車で尻が痛くなっていたところに、そんなことが重なって大分挫けはじめた。
見学の後、入口の食堂で昼飯とした。
野菜スープ麺を頼んだ。
余り客もいないのに永く待たされたあげく出てきたのはインスタント麺だ。
食後はまた一度西に戻って、更に北上する予定だったが、シェムリアップ方向の標識を見たら、そちらにハンドルを切っていた。
昼のビールの酔いと尻の痛みがそうさせた。
陽に晒された一本道を10キロ程走って、やっとシェムリアップに向かう6号線に出た。
急に車が多くなる。
まだホテルまでは5キロ以上ある。
途中尻の痛みに堪えかねて何度も停まってしまったが、最後は自転車を押して歩いた。
15キロを2時間近く費やした。
3時近くにホテルに戻った。
シャワーを浴びて直ぐ寝てしまった。

 6時に眼を覚ました。
帰りのことを考えた。
シェムリアップからの飛行機がバンコクに着いて、名古屋行きに乗り換えるのに、3時間しかない。
空港間の移動が1時間、それにイミグレーションが何れだけ掛かるか。
ドンムアン空港で空港のインフォメーションに聞くと、充分間に合う。
エアアジアのカウンターでは少しタイトすぎる、と言われた。
多分大丈夫だと思うが安全を見た方が良さそうだ。
バンコクまでの直通バスが去年開設されて、国境でバスを乗り換える手間がなくなったらしいのでそちらを選ぶことにした。
28ドル掛かる。
従来のバスは9ドル程度だからかなり高い。
それに、帰りの航空券を捨てなければならない。
しかし、安全な時間の航空券は6千円以上高かった。
片道にしておけばよかったが、これ程簡単にエアチケットや直通バスが手に入るとは予想できなかった。
もう営業時間は終わったかと思いながら、オールドマーケット近くの旅行会社NATTAKAN CAMBODIA に行ってみるとまだ営業していた。
バスは1日1便。
11日8時発座席B1のチケットを渡された。


野菜炒めとチャーハンを頼んだら、野菜炒めにも飯が付いていた。
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3/8 シェムリアップ 2

2014-03-08 18:08:03 | カンボジア2014
 夕食で街に出た。
先程歩いたとき目についた洒落たクメール料理の店の12ドルの定食を食べるつもりだった。
しかし、向かう途中で親父に声をかけられて彼の店に入ってしまった。
中国系の料理だ。


ワンプレートとビール2本で6.5ドル。
大瓶2本で些か酔ってしまった。


ナイトマーケットのカンボジア風の絵を売る店。

早々にホテルに戻った。
テレビでNHK衛星放送が見れたので見ているうちに寝てしまった。

 朝までよく眠った。
8時過ぎにホテルを出た。
自転車を借りようと思っていたのに玄関前で待っていたトクトクに声を掛けられ直ぐに方向転換した。
1日で15ドル。
値切ったが、根性が足りなかった。
彼の言い値のままだ。


風は気持ちがいいが、ホコリが凄い。

 先ず、チケット売り場で3日券を40ドルで購入した。
1日は20ドル。


アンコールワットのよく見る景色。

8時開場の9時なのに大勢の観光客だ。
半分以上が韓国と中国の客だ。
特に韓国人の団体は常に回りにいる。
日本人は個人の客をほんの数人見るだけだ。


年老いたエンジェル?。


坊さんたちも沢山見学に来ている。


遺跡の回りの森に住むらしい猿たち。


中国と同じように結婚記念の写真を撮っている。


アンクルトム南門恐い顔をした武人達の彫刻。

像のテラス前で細々と行われている遺跡調査。
土の下から石の遺構が見えた。



アンクルトム内の石の壁に閉じ込められた美女達。

かつての王宮跡の森の中、珍しい蜘蛛の巣。

雨季には川となるらしい。
 
 遺跡は広大だ。
5・6時間歩き回って大分疲れた。
途中で水を切らして、購入できるまで辛い思いをした。
遺跡の雰囲気はヨーロッパのそれとも日本のそれとも大きく違う。
乾季とは言え緑濃い回りのジャングルのせいだろう。
 3時過ぎにホテルに戻り、プールでひと泳ぎ。
そこがWIFIの電波が強い。
ビールを飲みながらブログをアップする。
明日は自転車を借りて遺跡の外の森の中を走ってみようと思っている。
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