国境を越えて走るバス、Nattankan社前。
8時発のバンコク行き直行バスは6割り程の客だ。
席は最前列でフロントガラスから景色が見えると期待したが、運転席と客席が仕切られていて前が見えない。
それに窓側は大きな西洋人男性で窓の景色もよく見えない。
諦めて眠ることにした。
途中のトイレ休憩で、後ろの空いたシートに移った。
国境まで3時間掛かった。
11時に着いた。
遠くの白い建物がカンボジアの出国税関。
出国手続き後、国境らしい川を越える。
タイの入国ゲート。
カンボジアの出国で、ネット情報と違って全ての荷物を持って降ろされた。
出国は10分程で済んだ。
タイの入国ゲートまで数百メートル歩いた。
カウンターは2つしか開いていなくて、長い列ができている。
30分以上掛かった。
タイ側でバスを待ったが中々来ない。
これも30分以上待った。
同じバスが来るはずが違うバスになっている。
乗ってから動きだすまで1時間以上待った。
バンコクには出発後7時間の15時着のはずが、再出発は14時近くなった。
カンボジア内、バスで通り過ぎる町。
バンコク近くなると水とが多くなる。田んぼにも稲が育っている。
路傍に植えられている桜に似た花の木。
タイに入ると窓の景色が変わった。
カンボジア側は10年前の中国の田舎町のようにゴミが散らかった中にボロ屋が並んでいる。
商売屋の店の佇まいも看板の文字を見なければ中国と変わらない。
アジアは同じだと思った。
しかし、タイに入ると、最近の綺麗になった中国だ。
国境を接していても、早くから曲がりなりにも民主化した国とは十数年以上の開きが出ているのだろう。
バンコク北バスターミナルには10時間掛かって18時過ぎ到着した。
バスの中で隣り合った、埼玉の大学生高橋君とMochit 駅までタクシーをシェアーした。
彼とは余り話していないが、卒業旅行で、ホーチミンからシェムリアップ、バンコクからハノイで旅行している。
彼とはBTS(Skay train) の空港への乗換駅、Phaya Thaiで別れた。
空港までの時間を調べた。
15分毎に出ている。
上海行きまで8時間以上あるので、有名なカオサンで時間を潰そうと思う。
駅前でタクシーを止めて乗ろうとしたら行き先を聞かれ乗車拒否された。
近くにバイクタクシーがいたのでそれに乗った。
渋滞の間を猛スピードで縫っていく。
片手でスーツケースを押さえ、片手でシートを握る。
中々スリルがあった。
地図では5・6キロと見たが、それ以上に距離があったようだ。
10分以上に感じた。
150バーツ、タクシーの半分だと言う。
カオサン通り界隈、シェムリアップのオールドマーケットやパブストリートをもっと大きくしたようだ。
路上でタトゥーを入れる店が沢山ある。
西洋人の女の子が気軽に入れている。
カオサン通りはまさにアジアの夜の繁華街だ。
シェムリアップのオールドマーケットと同じように、バー、レストラン、マッサージ屋、土産物屋が並んでいる。
路地の奥に安宿があるようだ。
もう8時半を回っているので、食事を取らなくてはならないが、その前に気を落ち着かせるために、スターバックスがあったので入った。
ここまで書いた。
後は空港で続きを書く。
結局、スタバを出て、通りを少し歩いたが食事を取る適当な店がなかった。
路上のラーメン屋で食べたが、まずくて2口しか食べることが出来なかった。
今回は何処で何を食べても旨くなかった。
それに腹も少々下り気味だ。
今までこんなことは滅多になかった。
大分身体が柔になったらしい。
Phaya Thai駅にはトクトクで戻った。
これもまたよく飛ばすが、バイクと違って安心して座っていられる。
2百バーツだった。
空港ではネットにつなげる時間がなかった。
家に帰って続きを書き、完成させアップする。