「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 シーソー 』

2007-12-28 21:16:57 | 書籍・絵本



                

                  シーソー
                    ティモ・パルヴェラ、ヴィルピ・タルヴィテ
                              ランダムハウス講談社
                          「児童書ベストブック賞」受賞

       シーソーの席のひとつは、空っぽです。
       もう1つの席では、ピーがシーソーの相手を待っています。
       でも、誰もやってきません。
        ピーはノートに、こう書きます。
       「向こうの席に誰もいないとシーソーはできないね」。
       大きなもみの木が倒れてシーソーにぶつかり、ちいさなクマのピーは
       宇宙へ跳ね飛ばされてしまいます。
       三日月の先っぽにつかまったピーは月と太陽がいつもシーソーを
       していると聞きます。
       ピーは旅を続け、いろいろな生き物たちと出会いそして気づきます。
       生きていくときにもまた、すべてのことが上がり下がりするのだと。
       少しだけ前に進む勇気が出る哲学絵本。
       
                               (BOOKデータべースより)

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       子どもの頃、公園の玩具の中では「シーソー」が好きでした。
       でも、考えてみるとこの玩具はひとりでは遊べないものだったんだね。
       むかいのシーソーの席には誰がいたんだろう。
       いまでも「シーソー」があるのかな?と犬の散歩の時
       近所の公園まで行ってみたけど・・・シーソーはなかったョ 

       シーソー
       公園にその玩具があったのはいつ頃までだったんだろう。
       私の子どもが幼いころにはまだ、あった気がするけど
       最近、記憶が・・・ 
       エビングハウスという人の研究によれば人間は20分後に
       42%を忘れ1日後には74%を忘れる。
       そういう動物なのだそうだ。  そうか、少し安心する。(笑)

       年の瀬になると、「今年はどうだったか」などと思うのだけど
       毎日、毎日、365日も繰り返したのに
       特に何かを記憶することもなく過してしまった気がする。
       来年こそは・・・ね。