ちいさなもみのき
マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
バーバラ・クーニー え
福音館書店
森のはずれに、小さなもみの木が、ひとりぼっちで立っていました。
ある冬の日、男の人がやってきて、そのもみの木を掘って足の悪い
息子のもとへ運んでいきました。
「ここまで、やってこられない わたしのむすこといっしょに大きくなっておくれ」
クリスマスのお祝いをしたあと、もみの木は 春になると
もといた森にもどされました。
季節はめぐり、つぎの冬になると、また男の子のもとへ
運ばれ、春になると森にもどされました。
そのつぎの冬がきて
でも、この年はいつまで待っても男の人はきません。
もみの木はさみしく立っていました。 すると・・・・
(出版社・紹介文より)
街はだんだんクリスマスの華やかさが増してきている。
プレゼント商品がお店のウインドーを飾っている。
キラキラとしたクリスマスツリーが美しい。
ふっと、バーバラ・クーニーの絵を思い出した。
あの「ちいさなもみの木」はどんなに大きくなっているのだろうと。
いつも拝読している海さんのブログ「平穏な日々」に
クリスマスツリーの投稿があった。
とても素敵だったよ。