「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 ちいさなもみのき 』

2007-12-10 00:09:40 | 書籍・絵本


               

               ちいさなもみのき
                     マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
                     バーバラ・クーニー        え
                                  福音館書店


    森のはずれに、小さなもみの木が、ひとりぼっちで立っていました。
    ある冬の日、男の人がやってきて、そのもみの木を掘って足の悪い
    息子のもとへ運んでいきました。

 「ここまで、やってこられない わたしのむすこといっしょに大きくなっておくれ」

   
          

      クリスマスのお祝いをしたあと、もみの木は 春になると
      もといた森にもどされました。
      季節はめぐり、つぎの冬になると、また男の子のもとへ
      運ばれ、春になると森にもどされました。
      そのつぎの冬がきて
      でも、この年はいつまで待っても男の人はきません。
      もみの木はさみしく立っていました。 すると・・・・
                             (出版社・紹介文より)


      街はだんだんクリスマスの華やかさが増してきている。
             プレゼント商品がお店のウインドーを飾っている。
      キラキラとしたクリスマスツリーが美しい。
      ふっと、バーバラ・クーニーの絵を思い出した。
      あの「ちいさなもみの木」はどんなに大きくなっているのだろうと。

          いつも拝読している海さんのブログ「平穏な日々」
      クリスマスツリーの投稿があった。
      とても素敵だったよ。