「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

イブの読書

2007-12-24 21:50:13 | 書籍・絵本

       

          

     イブの夜・・・ 
     ひとりなので 近くの書店に寄ってから温泉に行く事にした。
     まず 書店で2冊の本を買う。

         『 夜は短し☆歩けよ乙女 』

                  森見登美彦 角川書店
                  山本周五郎賞・本屋大賞2位

     京都の某国立大学に通う「私」はクラブの後輩「黒髪の乙女」に
     密かに思いを寄せている。
     とことんマイペースの天然キャラである「黒髪の乙女」は「私」の
     思いには気づかず、すべての出会いが奇遇だと思い込んでいる。
                (ダ・ヴィンチ ブック・オブ・イヤー2007より)


          『 ズッコケ中年 age42 三人組み 』 
   
                   那須正幹 ポプラ社

     「ズッコケ三人組み」シリーズは息子が10歳の頃 とても好きで
     よく読んでいた。
          あの「三人組み」がズッコケ中年になっていたとは!(ぜひ、読まなくては)
     懐かしさと好奇心でつい買ってしまった。(笑)
     私は「ズッコケ三人組み」が好きでなく 当時、ボランティアで作成していた
     「図書室だより・子ども版」にこんな事を書いていた。

           
         
      なんで、こんな字がきたない・・・ 
      それにしても、なぜ15年前は ↓ のように思っていたのかしら?
      最近、少し読み直したらそんなに悪くないと感じた。
      ほう~、それにしても文章力のなさは昔も今も同じだな 

           それいけ ズッコケ三人組みHP


    わが息子(10才)は「ズッコケ三人組み」シリーズの愛読者である。
    ある年などは「ズッコケ・ファン・クラブ」へはいりビデオまで買って
     正月のお年玉をそのために使い果たしてしまった。
    小柄で色黒、口の悪いハチべエ
     トイレのなかでも勉強するくせに成績はいまひとつのハカセ
    食いしん坊で動作はスローモーなモーちゃん
    この三人組みが登場したのは1976年のことだという。
    その後、「三人組みシリーズ」はつぎつぎに書かれて20作を超え
    売り上げは一千万部にも達したという。
    ある時期、図書館などではマンガの挿絵のせいもあってか
    「悪書」として扱われたこともあったという。
        子どもたちにこんなにも読まれてきた「ズッコケ三人組み」の魅力とは
    なんだろう。親の私としては??
       「寅さん」的存在のこの本が好きになれない。
     「ズッコケ三人組み」を読む 息子よ
    この本がどうであれ
    とにかく まあ、好きにせい!  

    さて、さて 少しだけ15年前にタイムスリップしたイブの夜  
        
    温泉にも入ったし、コーヒーをいれてケーキでも食べながら
    2冊の本でも読むことに・・・      
    メリークリスマス      まだ街は賑わっているのかな