本当のことを知っているのは神様しかいないというのは大袈裟な表現だが、例えば製造工程は多くの要因の複雑な組み合わせで、アウトプットの出来栄えの品質が決まる。
我々に解るのは測定した結果のデータである。
データから工程の状況を判断するのは、熱や脈拍から健康状態を把握するようなもの、よほど自分の体のことが解ってないと健康管理をするのは難しい。
さて健康と同じように製造工程の正常と異常を判断するのはそう簡単なことではない。
規格のような比較するものがあり良品か不良品か判断できるが、安定状態かそうでないかを判断するのは難しい。安定状態で多くの良品を生産出来れば問題がないが、工程が安定状態で不良品を生産し続けることもある。
品質管理では管理図を書いて統計的管理状態(正常)を判断するのが基本である。統計的管理状態でないこと、単に管理状態でないというが、これを異常という。異常は正常な状態でないことを言う。工程が正常な(管理状態で)状態で不良品を生産し続けることがある。このようなことを品質管理では、慢性不良という。
どこもおかしいことはないが健康でないことを、慢性病というが、慢性不良も自覚症状がないことが多い。
正常異常と良い悪いを区別することが品質管理では基本である。
不良がでると何か特別なことが起きたと判断し、調べても何も発見できないのは、工程が正常で不良を作る状態が内在しているからである。
このような状況を診断するために、統計的方法が有効である。
その基本は正常と異常を区別することである。
我々に解るのは測定した結果のデータである。
データから工程の状況を判断するのは、熱や脈拍から健康状態を把握するようなもの、よほど自分の体のことが解ってないと健康管理をするのは難しい。
さて健康と同じように製造工程の正常と異常を判断するのはそう簡単なことではない。
規格のような比較するものがあり良品か不良品か判断できるが、安定状態かそうでないかを判断するのは難しい。安定状態で多くの良品を生産出来れば問題がないが、工程が安定状態で不良品を生産し続けることもある。
品質管理では管理図を書いて統計的管理状態(正常)を判断するのが基本である。統計的管理状態でないこと、単に管理状態でないというが、これを異常という。異常は正常な状態でないことを言う。工程が正常な(管理状態で)状態で不良品を生産し続けることがある。このようなことを品質管理では、慢性不良という。
どこもおかしいことはないが健康でないことを、慢性病というが、慢性不良も自覚症状がないことが多い。
正常異常と良い悪いを区別することが品質管理では基本である。
不良がでると何か特別なことが起きたと判断し、調べても何も発見できないのは、工程が正常で不良を作る状態が内在しているからである。
このような状況を診断するために、統計的方法が有効である。
その基本は正常と異常を区別することである。