4.2.2:次の条件を満たす品質マニュアルを作成すること。
適用範囲を明確にすること。
品質マネジメントシステムについての文書化した手順を示すこと。
プロセス間の相互関連を示す記述があること。
品質マニュアルの基本は売り手から買い手に対しての契約書である。
契約書には必要最小限のことしか書かない。
やってもいないことまで書いて約束を守れないより、書いてあることは確実に実行したい。
どこまで書くべきかはISO規格で決められている。
規格に書いてあることをそのまま書いても本来誰も文句は言えないはずである。
ただし第3者審査というルールがあり、審査機関が顧客に代わって品質マニュアルに書かれていることに企画の要求と照らし合わせて抜けがないか、書かれたことが確実に実行できるようになっているかを審査する。
わからないことは審査員に聞けばよい。審査員はその判定をするのが仕事である。
特色をどこまで書くか。
品質マニュアルが顧客にアピールするものである以上、自社の特色、強い点などを書くべきである。顧客との間で取引をうまく進めるなら自社の得意なところを強調すべきである。
ISOの認証は顧客との関係をどのように持っていくのかの戦略を生かす場でもある。
積極的に顧客との関係をただすことがなければ、ISOなど意味がない。
日本は縦割り社会である。
系列や外注のような従属関係でなりたっている。これがISOに取って代わっただけでは売り手、買い手双方のために良くない。
日本が元気になるためには、国際的に開かれた企業がふえて、従来にもまして、品質で世界のリーダシップを取るべきである。その実力がありながら発揮できるISOになってないのはおかしい。
もっと自由にISOに取り組むべきである。
適用範囲を明確にすること。
品質マネジメントシステムについての文書化した手順を示すこと。
プロセス間の相互関連を示す記述があること。
品質マニュアルの基本は売り手から買い手に対しての契約書である。
契約書には必要最小限のことしか書かない。
やってもいないことまで書いて約束を守れないより、書いてあることは確実に実行したい。
どこまで書くべきかはISO規格で決められている。
規格に書いてあることをそのまま書いても本来誰も文句は言えないはずである。
ただし第3者審査というルールがあり、審査機関が顧客に代わって品質マニュアルに書かれていることに企画の要求と照らし合わせて抜けがないか、書かれたことが確実に実行できるようになっているかを審査する。
わからないことは審査員に聞けばよい。審査員はその判定をするのが仕事である。
特色をどこまで書くか。
品質マニュアルが顧客にアピールするものである以上、自社の特色、強い点などを書くべきである。顧客との間で取引をうまく進めるなら自社の得意なところを強調すべきである。
ISOの認証は顧客との関係をどのように持っていくのかの戦略を生かす場でもある。
積極的に顧客との関係をただすことがなければ、ISOなど意味がない。
日本は縦割り社会である。
系列や外注のような従属関係でなりたっている。これがISOに取って代わっただけでは売り手、買い手双方のために良くない。
日本が元気になるためには、国際的に開かれた企業がふえて、従来にもまして、品質で世界のリーダシップを取るべきである。その実力がありながら発揮できるISOになってないのはおかしい。
もっと自由にISOに取り組むべきである。
日経オンラインでデキルヤツの条件ってコラムがあって、自分はどっちかというとデキナイヤツなんで、こっちのハンドルネームのほうがいいのではと…
ISO品質マニュアルをどこまで書くか
これ、自分がまだ事業部にいるころでしたか、ISO取得がきまって文書化に携わっていたころを思い出します。
当時はやはりどこまで書けばいいんだ?どこまで文書化すればいいんだ?と思っていました。ISOの根底をきっちり理解していればこんな疑問は持たなくてよかったんですが、当時は思ってました。
自分なりに思うところは
お客さんに「当社の製品をまた買ってみたい」と思ってもらえるレベルまで
この「当社の製品をまた買ってみたい」と思ってもらえる「もてなしの気持ち」でしょうか?これいつから忘れてしまったんだろうというくらい現場からなくなってしまいました。相対比較限定で、工場はまだましでしょうか?本社に移ってひどいもんです。
内部統制もひどすぎます。
内部統制プロジェクトチームが結成されていますが、誰のための内部統制かわからないです。監査人にOKもらうための内部統制。たんに現場に余計な仕事を追加するだけ。もっとプロジェクトチームのメンバーってデキルヤツの集団かと思いましたが、単に業務を追加するだけ…それなら自分でもできそうです^^;(すみません顔文字)
まったくお客さんに目が向いていない内部統制。このままいけばこの会社も長くないと、デキナイヤツなりに思ってしまいました。
監査室に移って2年目で思ったことは
会社をよくするには、風土を変える以外にないなと思ったしだいです。どんなにいいシステム、流行の制度を入れたって無駄で、会社を変えることの大変さが少しだけ生意気ですが垣間見た気がします。
柴田進と申します。
50人弱のソフトウェア開発企業で、
ISO(9001、27001)に携わっている者です。
(ISO事務局を兼ねている総務部にいます。)
文書化の仕方、というより、文書とはいかにあるべきか、ということに悩んでいましたが、
「デキナイ監査員」さんのコメントで視界が開けた気がします。
やはり、「何のための品質管理か」をはっきりさせることが大事ですね。
2009/4/24の記事とも関連しますが、「文書」って静的なものですよね。
でも”企業の実態”ってのは、動的なものなんですよね。
ISO以前の常識として、動的でない企業なんてありません。
マニュアルのような上位文書から各種帳票類に至るまで、
動的な企業の活動と矛盾しない文書でなければ、作る意味はありません。
「標準化」も大事ですが、そこに「オープンソース」の概念も取り入れて、
あまり細かいところまでガチガチに定めない方が良さそうだと思い始めた今日この頃です。