ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

自転車とQCと ⑥

2007-10-29 | 自転車とQC
世界遺産の熊野古道のヒルクライムレースに参加してきた。
南紀州の空と海の青さは格別でレース日和というより、熊野中の神様が応援しているような、いい気分の一日であった。
こんな気分の中で勝ち負けのためひたすら息を荒げてペダルをまわすのはなんとも、ちっぽけなことであるが、レースが始まったとたん、ちっぽけなこだわりのために走るのも面白い。

さて本論に入る。
今の自分の練習法は「ミラクルトレーニング」とマルサリスのPDCAを組み合わせたものであるが、自分が必要以上の欲をかかなければ、かならず成果が出るのが面白い。

必要以上の欲ということを補足しておく。
マルサリスのPDCAの中には、少し上達したからといって,うけを狙うな、「受けねらいは底が浅い」と注意している。人が見ていないと張り合いがない。レースに出る限りは勝ちたいと、誰もが思う。
人間しょせん欲張りだから、自分の実力以上人に見てもらいたいと思う。
特に最近は関西流の漫才ブームだから、素人でも受けを狙う。
この気持ちが人間をバカにしている。
表面的で深さが感じられない人間が増えてきたのは、うけを狙い過ぎるからだろうか。

自転車乗り、誰もがそのまま、ツールドフランスに明日にでも出ようかという外見をしている。経済的に豊かになったのは良いことである。
だが、本質の追求だけは忘れたくない。
半歩でも前に進む発想。それがPDCAである。
コメント
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