「あなたがたは、目があるのに見ず、耳があるのに聞かず、口があるのに真理を話さない」。聖書の言葉だったと思う。日本の「見ザル、言はザル、聞かザル」と比較すると対称的である。さて、ものごとを正しく見るのはきわめて難しい。
心理学者のE・フロムによると人は「自分の属する文化のパターンと両立しえない思考あるいは感情を自覚することができず、それらを抑圧することを余儀無くされる」ようである。自分のめがねでものを見るということだろう。最近「バカの壁」という本が評判になった。壁、フィルター、シャドー(影)などの文化のパターンをパラダイムという。このパラダイムが邪魔をして真実が見えないことが多い。
きのうの北朝鮮と日本のサッカーはいい試合だった。日本のサポータも北朝鮮のサポータ(在日の人達だろう)も両国の選手のすばらしいプレーに国を超えて声援をおくった。心無いメディアはスポーツと政治をダブらせて報道する。あの若者たちの熱い気持ちに水をかけないで欲しい。先入観なく文化交流する中に解決策があるかもしれない。
はなしがそれた。純粋に物事を捉える見方についてである。2つの方法がある。正しく見る技術を身につけること。その技術を超えてトータルに見ることである。以前読んだ文章に答えがあった。そうできればよいのだが。
「少し目を覚ましなさい。自分の言語パターンから目を覚ますのだ。言葉に酔いしれるのはやめなさい。・・・・そうすればものごとはとても簡単になる。ものごとは本当に易しい。ものごとは非常に単純だ。真理は単純そのもの、あなたが複雑なだけだ。真理は今ここに在る。あなたが遠く離れ、言葉、経典、理論、体系、哲学のなかに我を失っているだけだ。」
心理学者のE・フロムによると人は「自分の属する文化のパターンと両立しえない思考あるいは感情を自覚することができず、それらを抑圧することを余儀無くされる」ようである。自分のめがねでものを見るということだろう。最近「バカの壁」という本が評判になった。壁、フィルター、シャドー(影)などの文化のパターンをパラダイムという。このパラダイムが邪魔をして真実が見えないことが多い。
きのうの北朝鮮と日本のサッカーはいい試合だった。日本のサポータも北朝鮮のサポータ(在日の人達だろう)も両国の選手のすばらしいプレーに国を超えて声援をおくった。心無いメディアはスポーツと政治をダブらせて報道する。あの若者たちの熱い気持ちに水をかけないで欲しい。先入観なく文化交流する中に解決策があるかもしれない。
はなしがそれた。純粋に物事を捉える見方についてである。2つの方法がある。正しく見る技術を身につけること。その技術を超えてトータルに見ることである。以前読んだ文章に答えがあった。そうできればよいのだが。
「少し目を覚ましなさい。自分の言語パターンから目を覚ますのだ。言葉に酔いしれるのはやめなさい。・・・・そうすればものごとはとても簡単になる。ものごとは本当に易しい。ものごとは非常に単純だ。真理は単純そのもの、あなたが複雑なだけだ。真理は今ここに在る。あなたが遠く離れ、言葉、経典、理論、体系、哲学のなかに我を失っているだけだ。」