ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

自転車とQC②

2007-10-08 | 自転車とQC
ジャズ奏者のウイントン・マルサリスは音楽がうまくなるポイントを紹介しているが、その中で印象に残っているのは、基本練習のスケジュールを作ること。集中する計画を立てることである。集中するのは実に難しい。

きつい山道を登っているうちに心拍数がきつくなると、今日はこれをしようということを忘れてしまう。忘れるというより考える余裕がなくなる。一生懸命体を動かしてはいるが、集中していない。そんなことを繰り返していても目標が達成できるわけではない。ともかく集中することは難しい。

山に登るまで10キロ近くの平坦で練習にはもってこいの道があるので、そこで基本練習をする。自転車だからペタリングだが、重いギヤで筋肉を鍛える練習や、軽いギヤで高回転で走る練習をする。山道を走る時忘れないように体に覚えこませるのだが、それでも集中できない。

動いていることと働いていることは別と、トヨタではいう。自動化ではなく自働化でなくてはならないという。人の工夫や意志があることが働くという意味である。
山から下りて考えたことは、動いてはいるがトヨタで言う働くというところまで到達してないということである。

集中することは難しい。いかに集中するかがいまの課題である。
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