goo blog サービス終了のお知らせ 

西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

東日本大震災を経験した保健師・栄養士から

2012-02-01 14:05:39 | Weblog

昨日、宮城県女川町からみえた保健師と栄養士さん。幸か不幸か貴重な体験をされたお二方のお話には納得、説得力を持った意義深い講演。(本日の中日新聞朝刊に報道)改めて震災時の「食」の大切さを実感、「食育」は教育の原点であり、そして平常時の備えと食の意識を高めることの重要性を再認識。

「これからの地域保健・地域栄養」と云う表題。先ず、保健師さんの体験談から避難所における食事提供に係る栄養管理の適切化と課題について、食中毒予防の重要性といった説明があり、続いて栄養士さんが災害時の栄養・必要な栄養素といった内容、どちらも分かりやすく説明されました。こう云った行き届いた「栄養管理」をお願いしたら、私の「メタボ」も解消する事が出来るかも?

特に、私達が被災地へボランティアに出かけるための材料が「食」でありました。生きるための「食」はもちろん、「炊き出し支援」、いわゆる「食」を通じたコミュニティーづくりであり、食環境の充実・整備を訴えていくものでありました。そこに「栄養士」の関わり方が重視されると云うモノであります。病気の悪化予防・生活習慣病予防のための「食」をはじめ、調理する人の確保や食材の確保、必要物品等の確保と備蓄食品の保管、まさしく「復興に向けての食」であります。

個人的には、災害時の行政や医師・看護師との連携、指揮系統のトップダウンの確立を第1に、しかもスピーディーに対処できるだけの体制づくりが是非とも必要、と考えております。そしてこの講演も一部の関係者のみならず、もっと多くの市民に知らしめてほしいと願っております。この私も直前になって、保健師の関係者に聞いたばかり、本当に「惜しい!」。