西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

教育におけるゆとり

2010-04-08 22:38:12 | Weblog
ゆとり=余裕。この解釈で云えば、家庭にとっての「ゆとり」なのか、児童生徒にとっての「ゆとり」なのか、それとも先生・学校にとっての「ゆとり」なのか、皆ひっくるめて「ゆとり」が必要であるのか、漠然として分かりずらいものですネ。
家庭にとっての「ゆとり」が、子どもにとって「ゆとり」を生み、先生の「やる気」が子どもの「やる気」に繋がり、その先生をやる気にさせる環境を用意するのが学校であり、家庭をはじめとする地域社会全体であります。
教科書のページ数が増えても賢い子どもに育つ保証はありません。むしろ成績よりものびのび育つ子どもがこれからは必要時が来るのです。
まともに日本語も喋ることが出来ない子どもに、英語教育で学力を向上させ、家に帰ったら「クソばばあ、クソじじい」と言われて親はじっと耐えていくのですか。
「ゆとり」が求められる今こそ、子どもとじっくり向き合う時間、これが「ゆとり」そのものであるのではないでしょうか。