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西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

議会だより、3月定例会質問・答弁の原稿

2010-03-16 20:48:26 | Weblog
新生クラブ   西山 良夫

Ⅰ、市民病院の経営に関する件

質問
 一般会計による負担金の考え方について、および経営目標として平成25年までに黒字化が可能であるのか。
(A)、市長
 医療供給体制も充実、経営改革のプランの着実な取り組み、実行により黒字化は実現できると考える。
(A)、病院事務局長
市民病院においては繰り出し基準に基づき、救急医療の確保・高度医療や建設改良に要する経費について平成20年度実績で約10億円を一般会計より繰り入れ賄っている。

質問
 収入増加のためには医師不足の解消が不可欠であるが、麻酔医の不在対策はどうか。サイバーナイフの稼働率向上の取り組みはどうか。未収金発生の防止・回収策の効果的な方法は。
(A)、病院事務局長
 現在、麻酔科は非常勤医師2名で対応。関係機関へ働きかけ、確保に向け取り組んでいきたい。サイバーナイフにおいても目標値の月平均10件を下回る8件にとどまり、増加に向けPRをしていく。未収金の防止策はカードによる支払い、負担限度額認定証や公的制度の活用、分納誓約による支払い等を行う。回収に関しては効果的な方法がないので今後、法的手段による回収を活用したい。

質問
 今回の診療報酬改定が市民病院に与える影響について
(A)、病院事務局長
当院としては入院収益の増収が見込まれる。患者の負担増には繋がらない。

Ⅱ、生活保護受給者の実態とその問題点

質問
 今の受給者実態、世帯構成と今後、増加に伴う課題は何か。
(A)、健康福祉部長
 保護世帯258、受給者349人で前年比較1・5倍増、世帯構成は高齢者世帯42%、傷病者世帯33%、申請件数2倍強となっている。保護世帯増に伴い、ケースワーカーの負担が増大し、自立支援等の対応が出来ず、軽減策が必要である。福祉の専門職の配置等で時間外勤務を減らしていきたい。今後は地域の包括支援センターや民生委員と云ったボランティアの協力を得ながら対応していきたい。