狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

牡蠣小屋

2009-02-07 01:05:23 | ひとりごと
牡蠣小屋には何回か行った事がある、九十九島・竹崎etc
何故か地元の牡蠣小屋には行った事がなかった。いい天気なので
出掛けることにしたのだが、さて・・何処へ行くか・・・


福岡も近頃では彼方此方に小屋が出来ている。昼近いこともあって
一番近いところに行くことにした。


イカの活き作りにしろ牡蠣小屋にしろ、東の方には無い。殆どは
西の方にある。夏の海水浴には東の方が綺麗なので西の方に行くこと
はないが、食べるものは西だ。今宿から海側に進むと「横浜」という
信号がある。朝市とかだと横浜の信号を左折するのだが、直進する。


今津を抜けて大原を通り暫く走ると、海の中に桟橋を架けて作られた市営
の「海釣り公園」が見えてくる。最初の牡蠣小屋はこの近くに出来ている
と聞いていたが、平日のせいか店は閉まっていた。


仕方なくそのまま進んでいくと、右手に牡蠣小屋が見えてきた
車を駐めて中に入る。此処の牡蠣小屋は入ると自分が食べたい量だけ
トレーに乗せて計算するように作られていた。殻付きの牡蠣を2Kgと
帆立に蛤に栄螺に車エビなどを持って計算して貰う。


値段は他所より比較的安いきがした。車なのでお酒は飲めない。
牡蠣が美味いのは判っていたが、帆立、蛤も実に旨かった。1時間ほどで
みんな平らげてしまった。


帰路、今津のリフレッシュ農園に行きイチゴ狩りを楽しんだ。
このリフレッシュ農園は福岡市民なら、空きがあれば土地を借りて好き
な物が作られる。畑仕事には興味が有るが、何せ1時間以上かかる。


往復2時間超を通う億劫さを乗り越えて農園をしようとするだけの情熱を
今は持っていない。余談はさておき、イチゴハウスに入ると「ムッ」と
する、熱気と甘い香りに戸惑った。


市営の農園なので、入園料などは不要だが、中での試食も禁止されて
いたが、見事に膨らんだ大きな実と、真っ赤な色合いをみて「まずくは
ない」・・と思った。ワンパック(約320g入り)500円だというので、
千円払って、2パックイチゴを摘んだ。


帰りの車の中で、早速頂いたが、実に美味しかった。
スーパーなどでは1パック500円もしない物も並べてあるが、本当の
値段がどこにあるのかは、僕には判らない。買った方が安かった・・
のでは?と考えなくも無かったが、美味しいイチゴだったので値段の
ことは、直ぐに忘れてしまった。


今津の農園が有る辺りは、昔は「塩田」だったと聞いている
農園に行く道路も、その塩田の跡を分けるように作られていた
塩田後の干潟では、沢山の鴨がのんびりと羽を休めていた。


長閑な昼下がりのドライブでした。