狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

奥津温泉

2007-02-24 01:56:55 | 


まあまあの一日でした。

昨年の2月半ばに、美作三湯の一つである「奥津温泉」に行きました。
月初め、福岡地方は雪が降りましたが、あれから10日も過ぎていまし
たが、心配になり、チェーンを探しにカーショップに行きましたが
シーズンオフとかで、既に片付けられていました。



奥津は山の中。不安は有りましたが、無いものは仕方がありません。
そういう訳で、チェーンを持たないまま出発。


中国自動車道鹿野インターを過ぎた辺りから、路肩に雪が積もって
いるのを見て不安になりました。想像以上の雪です。昼食に立ち寄った
サービスエリアの人に尋ねると「雪は2月初めに降ったものだ」とのこと。
10日も過ぎ、福岡は雪なんぞ影も形も無かったのに・・・。



目的の「院庄インター」までは、雪また雪・・・ばかりでした。
幸いだったのは、速度規制は有りましたが「チェーン規制」が出て
いなかった事です。


院庄インターを降りて一般道を山間に向かって走らせること20分
苫田ダムを左に見ながらトンネルに入りました。そのトンネルを抜けた
途端、まるで川端康成の「雪国」のプロローグを思わせる光景が目前に
迫ってきました。雪雪雪・・です。


恐る恐る、国道から温泉郷への細い道路に入ると、思わず「ワーツ」と
大声を上げてしまいました。


道路は車が走れるように除雪してありましたが、路肩には1M以上の雪が
積もり、家々の屋根にも雪が残っていました。温泉センターの駐車場に
車を駐め、吉井川に架かる細い橋を歩いて渡ると、目的の「奥津荘」は
有りました。如何にも「老舗の旅館」と言った趣のある宿でした。


長くなるので続きは次回に。
写真は部屋から撮ったもので、雪が深い地方独特の、急勾配な屋根
をした建物ばかりでした。