狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

2006FIFAワールドカップ

2006-06-20 12:18:03 | スポーツ
日本は23日深夜の対ブラジル戦に総てをかけて望む
訳だが、決勝トーナメントに残る確率は1%も無いだろう。

こんな事を書いたら世のサッカーファンに袋だたきに遭うかも
知れないが、事実である。ニュースを観ているとアナウンサーや
解説者は「まだ可能性がある」と、楽観的と言うか希望的可能性論
を言っているに過ぎない。誰一人として「決勝トーナメント出場は断たれた」
と言う人は居ない。僕は素人で、彼等はその道で生きてきた人達である
故に言えないのだろうか。

ゴルフは「マナーのスポーツ」だと言うが、プロなら失格になる
ルール違反をしていても、誰も注意しない。注意すると、注意した
自分が白い目で見られがちである。コレと似ているように思う。


希望的可能性論だけを語るようでは真に世界に通用する
強さは得られない。選手や監督を批判だけしても始まらない。
ワールドカップ、国と国との対抗戦は何が起こるか判らないし
ランクも強いて重要ではない。現に日本はランクが下位の国に
負けて引き分けている。だから「ブラジルにも勝つ可能性が有る」
という理論にもなるのだが、勝つだけなら可能性はある。

しかし対ブラジル相手に2点差勝ちは望めない。WBCの時のような
サプライズは当時の日本野球チームより確率は下がる。
WBCは一部の国を除いては実力が伯仲していた。何処の国が勝っても
可笑しくない状況だった。


私も日本人として決勝トーナメントへ残って欲しいと思っている
一人であるが、大会が始まる前から、解説者やアナウンサーが
希望的な事ばかり言う中で「こういう事も有りうる」と想像していた。
23日深夜の最終戦は楽しんで観戦したい。

ドラマは最終18番ホールに・・・

2006-06-20 04:01:41 | スポーツ
ニューヨーク州にあるウィングドフットGC西コースで開催されていた
「U.S.OPEN」は、T・ウッズがメジャー初の予選落ちという波乱含みで
決勝ラウンドへ。最終日大混戦を制したのは伏兵ジェフ・オギルビー
(オーストラリア)29歳だった。

メジャー3連覇目前のフィル・ミケルソンは1打リードで迎えた
最終18番のTショットがトラブルとなり、無理した2打目が木に当り
3打目は奥のバンカー。大目玉のバンカーショットがグリーンオーバー
万事休した。結局5オン1パットのダブルボギーとなり、先に+5で上がっていた
ジェフ・オギルビーに一打及ばす2位タイに終わった。

また口惜しい思いをしたのはスコットランドのコリン・モンゴメリー
ヨーロッパツアーでは7年連続賞金王となり37勝してるがまだアメリカツアー
は未勝利でメジャーのタイトルも取っていない。今回は優勝のチャンスが
あった。+4で最終ホールの2打目、絶好の位置からミスショット。ボールは
グリーン右手前のラフへ、アプローチはグリーン奥、ここから痛恨の3パット
結局このホールダブルボギーとして通算+6でホールアウト。1打及ばなかった。

勝負にタラレバは無いけれど、2位タイとなったミケルソンもモンゴメリーも
72ホール目最終18番でのダブルボギーが致命傷となってしまった。
ミケルソンの2打目をフェアウエイに出していれば・・、モンゴメリは
2パットで上がっていれば、3人が+5でプレイオフになっていた。


1999年の全英オープン、3打リードで迎えた最終18番ホールで
フランスのバンデベルデは果敢に池越えを狙って池に入れトリプルボギー
をたたいてポール・ローリーとのプレイオフとなり、結局負けてしまった
のを思い出す。勝つためには敢えてダブルボギーを目指しても良かった。
格好良く勝ちに行き、悔し涙を流すこととなった。

日本の今田竜二は+9で12位タイとなり「大健闘」でした。日本人が
メジャーで勝つのは、いったい何時の事になるのでしょう・・・ね。