狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

ドラマは最終18番ホールに・・・

2006-06-20 04:01:41 | スポーツ
ニューヨーク州にあるウィングドフットGC西コースで開催されていた
「U.S.OPEN」は、T・ウッズがメジャー初の予選落ちという波乱含みで
決勝ラウンドへ。最終日大混戦を制したのは伏兵ジェフ・オギルビー
(オーストラリア)29歳だった。

メジャー3連覇目前のフィル・ミケルソンは1打リードで迎えた
最終18番のTショットがトラブルとなり、無理した2打目が木に当り
3打目は奥のバンカー。大目玉のバンカーショットがグリーンオーバー
万事休した。結局5オン1パットのダブルボギーとなり、先に+5で上がっていた
ジェフ・オギルビーに一打及ばす2位タイに終わった。

また口惜しい思いをしたのはスコットランドのコリン・モンゴメリー
ヨーロッパツアーでは7年連続賞金王となり37勝してるがまだアメリカツアー
は未勝利でメジャーのタイトルも取っていない。今回は優勝のチャンスが
あった。+4で最終ホールの2打目、絶好の位置からミスショット。ボールは
グリーン右手前のラフへ、アプローチはグリーン奥、ここから痛恨の3パット
結局このホールダブルボギーとして通算+6でホールアウト。1打及ばなかった。

勝負にタラレバは無いけれど、2位タイとなったミケルソンもモンゴメリーも
72ホール目最終18番でのダブルボギーが致命傷となってしまった。
ミケルソンの2打目をフェアウエイに出していれば・・、モンゴメリは
2パットで上がっていれば、3人が+5でプレイオフになっていた。


1999年の全英オープン、3打リードで迎えた最終18番ホールで
フランスのバンデベルデは果敢に池越えを狙って池に入れトリプルボギー
をたたいてポール・ローリーとのプレイオフとなり、結局負けてしまった
のを思い出す。勝つためには敢えてダブルボギーを目指しても良かった。
格好良く勝ちに行き、悔し涙を流すこととなった。

日本の今田竜二は+9で12位タイとなり「大健闘」でした。日本人が
メジャーで勝つのは、いったい何時の事になるのでしょう・・・ね。


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