久々に過去のコラムからの記事をご紹介します。
2003年5月の記事ですね。写真つきコラムはこちらをどうぞ・・
http://melmaga.toy-hoken.co.jp/karada/2003-05-20-123.php
疲れがたまってだるくなると、夜寝苦しくなることはありませんか?
立仕事ではもちろん、長時間座っていても足がむくむことがあると思います。
今回は足のだるさの解消法がテーマです。そしてやり方はとてもシンプルです。電話帳くらいの厚さの台を用意し、片方の足先をその上に乗せましょう。この時、踵はしっかりと床につけ、アキレス腱からふくらはぎにかけて突っ張る、伸ばされて痛気持ち良い感覚が得られるような位置と角度を自分で探しましょう。
留意するポイントは2つあります。
・絶対に膝を曲げない
・お尻、腰が後ろに引けないように、踵の直線上に腰を持ってくる
簡単でしょう?両足一緒に乗せても構いませんが、始めは片足ずつ行い、慣れてきたら両足を乗せましょう。30秒~2分くらいかけて行ないます。
意識して膝の裏を伸ばすようにして下さい。
更に慣れてきたら、その状態で、なるべくお尻を後ろに引かないようにして、上半身をゆっくり前屈してみても良いでしょう。お尻、腰のストレッチにもなり、腰痛の予防、緩和効果があります。これにより膝の裏のリンパ節が緩んで、リンパや血液循環の滞りが改善します。静脈には弁がないため、筋肉が硬いままだと血液が停滞し、ひどくなると静脈瘤になってしまいます。
それに長時間座り続けることが重なると、エコノミークラス症候群になる恐れもあります。
脚のだるさはもちろん、前述した静脈瘤、むくみ、冷え性、こむらがえり、捻挫、腰痛、O脚の予防にも大変効果的です。