こんにちは!院長の佐々木です。
ワールドカップ、盛り上がってますね~。勿論日本が決勝トーナメントに勝ち上がっているから!!1戦目の相手のアクシデントからのチャンスをものにして見事勝利&リベンジ。この勢いをメンタルの味方につけ2戦目のセネガル戦で自信を持ってチャレンジ、良いサッカーをしていました。そして賛否あるもののとにかく3戦目で実をとり、勝ち上がった。戦前の予想、監督交代というプロセスを考えると十分成功といえる今回の日本の戦いぶりです。
選手が自分の持ち味を発揮し、選手と監督が信頼関係で結ばれ伸び伸び自信を持ってプレーしているように思えます。これからは絶対に日本人監督でいきたいですね。日本サッカー協会は何年も前から指導者養成等改革に取り組んできたはずでした。他の競技団体にはないトレセンシステム、言語教育、各カテゴリーリーグ戦整備等が紆余曲折、多くの失敗から学びながら少しずつレベルアップに繋がっているのではないか。前回の予選グループの敗退は日本サッカーを根底から否定される敗北感にさらされました。結局個人でどんなに海外に行こうが、子供の頃からのサッカーの指導、取り組み方、環境の延長線に代表があるものだと思います。
協会がいくら指導指針を出しても、多くのジュニア達は小学校区域の町チームに所属しているようです。底辺がそこです。でも、実際には素人のコーチがギャーギャーと怒鳴りながら、周りの父兄も一緒になって指示しながら子供たちを委縮させ、思考を奪い、果ては大人の指示に従い、状況の変化に対応できない選手を作ってしまう。代表の選手たちはそういう世代の代表だともいえます。まだまだそういうサッカーチームが主流をなし、いやサッカーだけでなく野球でも他のスポーツでも怒鳴りつける指導、先日のレスリング指導者や日大アメフト部の問題のようにパワハラまがいの脅迫的指導が良い例で、悪しき日本の躾的教育観、伝統がまかりとっている。そんなもので強いメンタルなんて育つはずがない。怒鳴っているコーチたちは自分の日常のストレスを選手たちにぶつけているだけでそこにはコーチとしての資質や教養が全く見られない。中途半端な成功体験に胡坐をかいて不勉強、無教養で指導をすることでどれだけの子供達、選手が被害にあってきたのか・・。
だからこそ、サッカー代表では次のラウンド以降でも、西野監督のもと伸び伸びサッカーをプレイし、結果を出してほしい。そして西野監督をはじめ、海外のジュニア・ユース年代の日本とは異なる怒鳴らない指導法を目の当たりにしてきた代表選手たちの口から、アメフトの問題等に言及してほしいし、どんな指導が子供たちに必要なのか、指導者たちに警告を発して欲しい、と説に思います。「未だに怒鳴って怒りで選手を動かそうとしているコーチまがいの連中よ、よ~く聞け~」とね。色々な事に繋がる決勝トーナメントだと思います。
話は変わって、ここからはコラムをご紹介します。
梅雨の時季には日照時間が少なく、湿気による不快感が増すため、だるさを感じやすくなります。
湿気は皮膚にまとわりついて皮膚呼吸を制限するため、体温調節をしにくくして体調不良の要因になります。また、低気圧は普段圧迫されている血管の内圧を下げるため、血管が広がり濁流のように一気に血液が流れ出すことによって炎症を引き起こします。
梅雨や台風が来ると節々が痛む、体調が優れない、脈が速くなったり胸が苦しくなるというのは、身体に炎症が起こっていることを示唆しているのです。
この身体の炎症=痛みを予防し、低気圧を快適に過ごすポイントを述べていきます。
●身体に炎症が起こった場合、その炎症を抑制するのが副腎から分泌されるステロイドホルモンです。ステロイドホルモンは、甘いものの食べ過ぎやストレスによって急に血糖値が変化した場合に、血糖値を安定させる作用があります。
しかし、そのような状態が続くと、副腎が疲弊してステロイドホルモンは枯渇し、炎症への耐性が失われます。
つまり、低気圧のときは、できるだけストレスを解決・解消・緩和させておくことと、甘いものや果物を控えることが要になります。
●内圧が下がり一時的に血管が広がるのは、普段血管が圧迫されて血流が悪くなっている箇所です。日頃から血管への圧迫を取り除き、血流の良い状態にしておくことが理想です。
身体の圧迫とは、筋肉が硬くなり関節が詰まる状態を指します。また、血流不全の原因は身体が冷えです。冷えた身体に急な炎症が起こることで痛みが起こります。
そこで、身体の冷え体質を改善して、炎症への耐性を養う方法をご紹介します。
身体の構成要素(血管・血液・リンパ・筋肉・骨・内臓など)は全てタンパク質でできています。
60兆個の細胞の中には、熱刺激を与えることで、酸欠で壊死しそうな細胞や癌等に変性しそうな細胞を死滅させたり、ストレス等により分子構造が崩れそうな細胞を再構築したり、炎症を抑制する細胞が存在することが近年解明されてきました。
これらの細胞はヒートショックプロテイン(熱刺激によって増えるタンパク質)と呼ばれています。
ヒートショックプロテインを活性化するには、42~43度の熱めのお風呂に10分弱浸かります。
その後身体が冷えきらない程度に冷まします。湯船から出た後冷めたいシャワーを少しだけ浴びたり、お風呂から出た後しっかり汗を拭いて、裸で5分ほど冷ましてもよいでしょう。
入浴中は大量に汗をかくことがあるので、入浴中も入浴後も、しっかり水分を補給することを忘れないで下さい。
自律神経のバランスは修復され、ヒートショックプロテインは活性化します。硬くなった筋肉はほぐれて、免疫細胞であるリンパ球も活性化します。
3日に1度、少なくとも週に2回ほど行うことで、炎症への耐性ができ、免疫力が向上します。
蒸し暑い日でもシャワーだけで済まさずに、効果的にお風呂に入ることで、不快な低気圧を乗り切りましょう。
また、タンパク質を豊富に含む卵を毎日食べる必要があることも付け加えておきます。
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