川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

あらためたナチュラルミネラルウォーターであること

2015年07月03日 | 学院長のコラム、ブログ

皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回はあらためてナチュラルミネラルウォーターであることの必要性をお伝えいたします。

これからの季節は気温、湿度ともに上がってくるので、熱中症に気をつけなければなりません。

水分摂取の必要性についてはこれまで何度も取り上げてきましたが、留意して頂きたいポイントをもう一度ご説明します。

私たちの身体は体重の60%が水分でできていると言われていますが、その水分とは髄液、血液、リンパ液等の体液を指します。

水分が不足すると、電解質のバランスが崩れて体液が濃くなり、腎臓に負担をかけ、血圧が上がったり、血栓ができやすくなったり、めまい、ふらつき、食欲低下などを招きます。

電解質とは水分のミネラル組成のことで、例えば、ミネラルの一種であるナトリウム=塩を過剰摂取すると、腎臓で濾過され排出されます。

体液と電解質の調整は腎臓が担っているのです。

高余分な塩分は腎臓で濾過されるので、塩分摂取量は血圧とは相関がありません。

スポーツドリンクの電解質バランスは人間の体液に近いという説が流布していますが、500ccのスポーツドリンクにはスティックシュガー約10本分の砂糖が含まれており、液体としての濃度はかなり高いのです。

体液がそんなに濃いはずはありません。

それだけ濃ければ発汗や排尿も制限され、脱水になりにくいかもしれませんが・・・。

それ以上に、血液中の糖の濃度が高い=高血糖による膵臓、腎臓、副腎などのホルモン系、泌尿器系、リンパ等免疫系への弊害、リスクの方が高いので、スポーツの現場だから、また暑いからとスポーツドリンクを水代わりに摂取するのはとてもお勧めできません。コーラなどの清涼飲料水全般はそれ以上に砂糖を多く含んでおり、腎臓で濾過しきれません。

熱中症予防のポイントは、発汗、水分吸収と排出に関わる、適度な電解質バランスと腎臓が正常に機能することです。

腎臓に負担をかけず、適度な電解質を含むものは、ナチュラルミネラルウォーターしかありません。コーヒーのカフェインやお茶のカテキン等ががん予防に効果がある?と最近言われていますが、そのようなカフェイン摂取によってナチュラルミネラルウォーター摂取が不足し、体液バランスが崩れて腎機能が低下したら、元も子もありません。

また、暑いからと果物を習慣的に摂取し続けると、カリウム値が高くなることでミネラルバランスを崩し、むくみ、脱力感、不整脈等を引き起こします。もちろん糖の大量摂取にもなります。

ナトリウムとカリウムが0.6対1、カルシウムとマグネシウムが2対1のミネラルバランスが、血圧を正常に保ち、腎臓の濾過機能、ホルモン機能を正常に保ちます。

これが天然水=ナチュラルミネラルウォーターであり、それ以外のスポーツドリンク、清涼飲料水、あらゆるカフェインは、基本的に腎臓に負担をかけるということをご理解下さい。

ちなみに、水道水を濾過してもこのミネラルバランスは含まれていないので、腎臓機能という部分では期待できません。一日2リットルの天然水の摂取を心掛けましょう。

その習慣が、電解質バランス、体液組成バランスを一定に保ち、腎臓を養生する唯一の方法であり、熱中症予防はもちろん、腎臓障害、腰痛、脊髄系の疾患を防ぐシンプルな健康法なのです。



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