皆様こんにちは!院長の佐々木です。
今回は書き下ろし「平均寿命のからくり」と題したコラムをお伝えします、気合入れました。
唐突ですが病気や痛みって何故起こるかわかりますか?一言で言うとバランスを崩しているからです。いつも好きな味覚だけを食す、飲み過ぎる、水分を摂らない、身体を動かさない、薬を飲みすぎる、考え方に偏りがあってバランスを崩すから自律神経に影響がでる・・・。良薬口に苦し、と言いますが苦い薬ほど昔は良く効いたんです。苦いとか酸っぱいとか子供が嫌いな味覚は嫌なもの反射といって余分なものを排出するのに、促すのにやっぱり必要なんです。苦手でも慣れていかないと駄目なんです。食品から自然に摂取する・・・やっぱり効きが全然違うんです。好きな味覚だけでバランスをとろうとしても絶対無理がある・・。
TVのCMでは例えばコラーゲンを摂取して肌の若さを保ちましょう、とかグルコサミンコンドロイチンを摂取して関節を丈夫にしましょう、カルシウムを摂って骨を丈夫にしましょうといった宣伝が盛んに放映されています。コラーゲンは外から塗っても残念ながら全く浸透しません。これらはアミノ酸でタンパク質の一種です。食事(サプリ)から摂ったタンパク質は一度分解されて分子レベルで再合成されて身体のあらゆる部位、器官に吸収して補修されて一時も休むなことなく合成と分解を常に繰り返されて入れ替わっているのです。これが代謝です。分かりますか?特定のアミノ酸だけ多く摂ってもそれがそのまま肌や関節にそのまま補修されるなんてことは分子生物学ではまったくありえないんです。いずれにせよ全て分解されるんです。
それならば全てのアミノ酸をできるだけ多く含んだ食品を自然に摂るほうが遥かに有効です。アミノ酸スコアが高いのは卵、秋刀魚、いわし、豚肉などです。このような良質なタンパク質の不足が実は血圧、動脈硬化(血管壁はタンパク質です)、循環器系、ホルモンバランス、骨密度、癌、皮膚炎、アレルギー等に影響を及ぼしているんです。
好き嫌いいってる場合じゃありません(笑)。これもバランスです。
生活習慣病ってこのような食事、運動、ストレスのバランスが崩れる事で起こります。ですからこのバランスを修正するれば数値は元に戻るんです。これを薬で抑えてしまう・・・。「一生飲まなきゃダメだよ」「飲まないと危ないよ」「副作用少ないから」というお決まりの文句も添えられます。この世に治す薬も副作用のない薬も一つも存在しません。勿論有効活用すれば薬は素晴らしい効果をあげますし飲まなければいけない方がいるのも事実です。
ですが生活習慣病はそもそも飲まなくても数値は改善しますし、一生飲み続ける弊害の方がリスクが遥かに大きいといえます。薬で処方される、ベスト3は睡眠薬、降圧剤、胃腸薬です。全て生活バランスの改善で解消されます。
現在薬の売り上げ高は世界で38兆円、うち一国での消費量はアメリカと日本がダントツで、日本は全世界の6分の1の薬を消費し続けています。人口比率で言うとNo1です。おかしいと思いませんか?製薬会社にとって日本は大変おいしい国なんです。
日本はアメリカに比べてMRI等の高度医療機器設置数が倍だそうです。高い医療機器を設置したならば元手を回収するのにどれだけ検査をするかが勝負になる。昨年の震災で放射能を浴びた家畜の肉を毎日一年間食べたらレントゲン検査1回の放射線を浴びる量の70分の一だとか・・。こうなると良くわかりませんが(笑)、子供の頃からレントゲン検査受け続けているほうが癌にかかりやすいと言えます。ちなみに原爆を投下された広島、長崎で、被爆した方の子孫で奇形の方はいないそうです。余談が大変長くなってしまいました。
薬の消費と繰り返される病院での検査回数が日本の平均寿命を延ばしているのでしょうか?
健康寿命という言葉をご存知ですか?医療や介護に頼らず健康な状態で活きて亡くなるまでの年齢です。日本の健康寿命はおよそ男女ともに70歳です。平均寿命と比べると10年前後のタイムラグがあるんです。残りの10年で一生のうちに使われる医療費平均2300万円の半数を一気に使われるそうです。バランスを崩し続けると余命残り10年で一気に医療費がかさみ、寝たきりになったり、延命措置を受けるはめになるのです。100歳以上の寝たきりの数はアメリカで35%、日本ではなんと65%!!如何に延命の為の医療(薬や人口蘇生等)が日本の医療の主流になっているかわかります。
健康で活きたまま死ぬか、不健康で生かされるかどちらを選びますか?
これが日本の平均寿命が長い本当の理由です。1961年に施行された皆保険制度により一律保険で薬の処方も医療も受けられるようになりました。裏を返せば病院では薬を常に出して多く処方したところが儲かる構造になりました。WHOが高血圧の基準数値を下げて今では上が140の人も高血圧に組み込まれ降圧剤が処方される・・・これも前述した医療制度に起因しています。
製薬会社は一つの新薬を開発するのに100億円以上かかるので元をとるのに社運がかかっています。だからどんどん新薬(効果の程は別にして)は市場に出回り、病院もどんどん処方を続けます。そうしないと収入を確保できません。ドクターズルール(医者の心得)では薬は4種類以上処方してはならないという項目があるそうですがみなさんは如何ですか?マスコミも政治家もスポンサーや献金元が製薬会社なので正しい事も言えません。マスコミの責任はある意味大きいです。TVの情報ほど怪しいものはないかもしれないですね。
もう一度言うと不眠症、高血圧、胃腸薬がもっとも多く処方される薬で、ほかに血液さらさらにする薬、頭痛薬、鎮痛薬、もそれに次いで多いのです。
不眠、高血圧、高脂血しょう、関節痛、糖尿、メタボリックシンドローム、痛風、便秘(下痢)等の生活習慣病は全て習慣のバランスを修正すれば改善します。一生薬を飲む必要のない病気です。それらの薬を最も世界で消費する国の一つが日本、その影響で健康寿命が短いのも日本です。これらの病気を、では具体的にどのような習慣に改善すれば良いのか、食事の具体的内容(カロリーとか減塩のことじゃありませんよ!)、運動の具体的内容、ストレスのメカニズムやその対処法を薬以外で病院で指導されたことがありますか?日本が延命医療に偏っている証拠です。
ちなみに我々が主催する高齢者向け健康フォーラム(水曜、木曜に港区と品川区で定期開催中)で80代、90代の方達で姿勢も良く活き活きしている方達の中かから「健康の秘訣は薬やサプリのおかげです」って言う方は見たことも聞いた事もありません、
すいません本当なんです。皆さん健康的に食事を自然に摂取し、適度に運動を行い、楽しく過ごしている方達です。
以上挙げた数値や薬の弊害等は全て勇気をもった医者や専門家が発表した情報です。さらに薬の副作用を知りたい方、正しい食事の摂取の仕方を知りたい方、具体的情報をもっと知りたい方は以下の参考文献をご欄下さい。
特に降圧剤、コレステロール降下剤等の副作用を知りたい方は早急にオススメです。ご希望の内容の参考文献を以下からお伝えします。
「動的平衡」「動的平衡2」 青山学院大学教授 分子生物学者 福岡伸一
「医学常識はウソだらけ」 物理学、分子栄養学者 三石 巌
「幸せに死にたいなら医者頼み辞めよう」日経論文
東京女子医大医師・准教授 川嶋 朗
「お医者さんが話せない間違いだらけの健康常識」 医学博士 米山公啓
「9割の病気は自分で治せる」「一生薬がいらない体のつくり方・9割の薬は飲んではいけない」 医師・医学博士 岡本 博
「自律神経免疫療法」他多数 医師 安保徹 福田稔 等
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