崖っぷちロー

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 実況プレイ動画に適したゲーム?4(格闘ゲーム)

2010-06-17 09:55:30 | ニコニコ動画・ネットとか
以前私は、ゲーム実況プレイ動画に適したゲームとはどのようなものだろうかという趣旨のエントリを上げたが、その中で、一回性のある(自由度が高い)ゲームが適しているとした上で、

アクション・FPS、シミュレーション・RTS、シューティング、音げー、パズル、パーティーもの、レースゲームなどが、自由度が高く、一回性がある作品が多いように思われます。

と書いたことがある。(参照:実況プレイ動画に適したゲーム?2)

私としてはめぼしい物は列挙したつもりだったが、一大ジャンルを見落としていたことにふと気が付いた。それは格闘ゲームである。

つまり……

(1)実際の格闘技やスポーツがそうであるように、同じ状況・同じプレーが二度行われることはない。
 →一回性がある。

(2)他人との対戦やCPUとの対戦が重要なのであってストーリーはあまり重要ではない。
 →ネタバレによるダメージが小さい。

(3)そもそもアーケードではプレイを見る/見られるのは自然なことであり、他人のプレイを見ることでそのゲームの魅力が伝わったり、プレイするモチベーションに繋がったりする。但し、トッププレイヤーのプレイが商品や雑誌の付録になることもまれではなく、これはむしろ格闘ゲームのプレイ映像の商品価値を示すものでもある。
  →消極の方向にも働く(プロ化が更に進んだ場合はどうか?)

(4)とはいえ、現在ではゲームセンターが格闘ゲームの大会・イベント・試合をネット上で大々的に中継するなど、プレイ映像の配信・アップロードが公になされている。
 (中野TRFや西横浜ゲーマーズビジョンなど。)

(5)そして、大会やイベントの際には、それらはゲームセンター店員などによる「実況」を伴うことが多い(中継されなくても)。格闘ゲームの場合キャラクターの台詞などは他のジャンルと比べるとあまり重要ではなく、また、ゲームセンターなどは他のゲームの音楽などが当然のように混じる環境であり、「実況」という音声がゲームを阻害することは比較的少ない。

 むしろ、「実況」が視聴者・観客にとって有益なものとなりうる。(スポーツ中継にも解説実況が付き物)
 
(6)新作ソフトであってもプレイ映像(実況動画)のアップロードによる不利益が小さい。
 むしろ、ゲーム自体にリプレイ機能が付いているなど、メーカー側も「他人の試合を見る」ことを重要視している。プレイしている動画を流通させ、当該ゲームの魅力をアピールし、「盛り上がり」を演出することは販売戦略としても重要だと考えられる。
  (参照:【インタビュー】プロゲーマー梅原氏に直撃インタビュー(第2回))



というわけで、当然といえば当然のことだが、格闘ゲームはゲーム実況プレイ動画ときわめて親和性が高いということになる。
(同時に、上記の点は、「対戦物」「アーケード物」の特徴としても一般化されうる。)

***
GODSGARDEN online」は注目せざるを得ない試みです。

さらにそれぞれのプレイヤー・実況・解説が全て別の場所にいるという多元ストリーミングに挑戦、オンライン対戦実況の可能性を探ります。

また、試合映像のみと、実況・解説付きの2種類の動画を配信予定。
実況・解説を交えて楽しむもよし。視聴者が自ら実況に挑戦して視聴者を集めるもよし。
より多くの人が、より多彩な楽しめる方法を模索してみたいと思います。



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