崖っぷちロー

チラ裏的ブログ。ここは「崖っぷち」シリーズ・あん○ーそん様とは関係ありません。レイアウト変更でいろいろ崩れ中

ルーツ実況プレイ動画がネットスター(NHK)で放送!

2009-01-26 02:52:41 | ニコニコ動画・ネットとか
10年3月10日追記
09年2月12日に書いたネットスターの内容についてのエントリをリンク。
 http://blog.goo.ne.jp/niconicoho/e/d660e45fec025788926fa9323d6e1aa2

***以下、元記事
ということで、またしても想定外の更新。

どうやら、ルーツ氏の「中二の頃に作った黒歴史RPGを実況プレイするぜ」が、
2月6日に、BS-2のザ☆ネットスターで取り上げられるそうです。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5947233


以前にも書いたように、今の時期は忙しいので更新する気はないのですが、
流石にこのニュースを聞いてスルーすることはできませんでしたw
ルーツ氏は私が一番興味を持っている実況者さん……かもしれませんから。
 ルーツ実況動画は黒歴史?

当日の放送はみられないでしょうけどね……誰かに録画を頼みますが。


ただ、内容としては、軽く触れる程度でしょうけど。
ゲストに東浩紀さんがいて、
実況プレイ動画について深く何かを語ると言うことは無いでしょうねw
奇跡が重ならない限り。

そして、多分、反省会でも期待できないんでしょうね。

まぁ、何にせよ、
テレビ放送というメディアに取り上げられると言うこと自体が大きな意義を有しているとは思います。
良い意味でも悪い意味でも。


企業側公認のゲーム実況プレイ動画

2009-01-12 23:43:28 | ニコニコ動画・ネットとか
忙しい時期なので、ブログの更新も控えようと思っていたのですが、
なかなか興味深い事が起こったので、メモを書いておこうかと。

>この「ファミリースキー ワールドスキー&スノーボード」実況プレイは、
>実況プレイヤーブンブンにとって
>初の企業側公認実況になります☆

 ☆ブンブンのゲーム実況ブログ☆

ということで、
囲炉裏組のブンブンさんがニコニコ動画に上げるゲーム実況プレイ動画について、
ゲームメーカーのバンダイナムコさんが「公認」をしたようです。

これは、違法或いはグレーゾーンとされるゲーム実況プレイ動画について、
権利者がその著作物の利用を適法なものとして認めたものであり、
以前に「えどさん”&ふみいち」さん関係の動きで触れたような、
「提携」の一歩手前の状況でしょう。
 ゲーム実況プレイ動画の発展


某掲示板では色々言われていますが、
私としては、非常に重要な出来事であるように思える。


公認/非公認について、基準となるような法・規範はもちろん存在しないわけで、その中で、
予見可能性の確保、出来る領域の画定(刑法の自由保障機能的なニュアンスで)を図ろうとするなら、
蓄積される実務の判断を分析して、そこから判断基準・判断要素の一般論を抽出することが必要になる。

 もちろん、このような事例の蓄積とそれに基づく分析・一般論の抽出は、
 公認/非公認の判断をする側、すなわち権利者にとってもその指針として重要になってくるでしょう。

そうすると、いまだゲーム実況プレイ動画に使うゲームの公認が定着していない現段階においては、
その公認/非公認の事例の一つ一つが、分析の対象・材料として重要になってくる。


このような観点からすれば、
可能な限りゲームメーカーとの交渉過程も公開して欲しいものですが、
それはなかなか難しいのかもしれません。

しんすけ-Insomniaスカイプ対談について

2009-01-07 23:43:08 | ニコニコ動画・ネットとか
先にあげたしんすけ-Insomniaスカイプ対談の文字起こしが少しは人の役に立っているのでないかと
妄想している今日この頃ですが。
対談から少し時間があいたところで、感想なんかをメモっておこうかなと。

とりあえず、人とコミュニケーションするときの態度だとか、
議論に望む態度だとか、主張が最初と変わってしまっているんじゃないかとか、
そういうことは置いておいて。
  (キャラ作りとかネタとか言うのも度外視して)

一番重要なんだろうと思われるのは、
<批判・批評をするときの当事者性>の問題でしょう。

例えば、自ら実況しない人間がゲーム実況プレイ動画や実況者を批判・批評することや、
インソムさんが言うように、野球をしない人間が野球選手を批判・批評することなど。
もちろん、ここのブログで私が日々書いていることも、
その大半は当事者性がないわけで、かなり身近な問題だと言える。


(1)批判・批評の資格について
 そもそも当事者でない人間が批評・批判する「資格」があるのかという点ですが、
 表現の自由を重要視するとかそういう話(青山学院大学某准教授4)に遡るまでもなく、
 だれでも自由に発言できると考えるのが普通でしょう。

 したがって、実況をしていない人間は実況について批判・批評してはいけないということにはならない。

(2)批判・批評の説得力について
 とはいえ、誰でも自由に批判・批評できるとしても、
 それが「説得的」であるかどうか、或いは、「説得的」であるかのように見えるかどうか
 というのは別の問題である。
  (或いは、批判・批評が「受け入れられる」かどうかという問題)

 例えば、野球の技術的問題について全く同じ内容の批評・批判がなされても、
 その発言の主体がプロ野球選手か、或いはただの野球ファンのおっちゃんかでは、
 その指摘の説得力が変わってくるように「思う」のが一般的でしょう。
 
 もちろん、本来的には内容自体の論理の評価「のみ」によって説得力や当否を判断すべきであり、
 私もそうでありたいと思っていますが、現実にはなかなか難しい。

 そうすると、現実問題としては、当事者性が欠けていることによるマイナスは前提として甘受した上で、
 それを補ってあまりあるだけの説得力を主張内容自体に持たせなければならない。

 更に言うと、当事者でないことを理由として却下される前に、
 内容面を押し出して強引に(先取り的に)本案審理させる力が必要になる。
  (今回の事件でいうと、「実況してないの?」「何様だ」で切られずに、
   内容面の議論に持ち込むだけの力が必要と言うことになる。)

 で、なんとなくですが、現実問題としては
 <問題提起・自説の結論・理由付け>を3行でまとめたときの説得力の勝負に
 なるような気がしますw

 そうすると、当事者でないと分からないことについて批判・主張しても
 説得力の強度を出すことは難しいと考えられるので、
 むしろ、非当事者だからこそ打ち出せる視点・切り口から攻めた方がいいのかもしれない。

(3)結論?
 まとめると、
 ①当事者でなくとも批判・批評していい。
 ②しかし、当事者性が欠ければ説得的でないと思われやすい。
 ③その不利を補うには、より強い説得力を持つ必要がある。

 以上のように考えてくると、
 少なくとも今回のインソムさんの凸はあまりにも準備不足で、
 本案審理させるだけの説得力は欠けていたように思われる。


 まぁ、こんな事を書いている私自身についても、
 説得力の強度があることを書けているかというと、なんとも……


しんすけ-Insomniaスカイプ対談文字起こし

2009-01-05 00:30:39 | ニコニコ動画・ネットとか

ゲーム実況プレイ動画をニコニコ動画に上げている実況者の中でもかなり有名な「しんすけ」さんが、
生配信での実況をustreamにて行った。
その途中から、視聴者とのスカイプ通話を行おうという流れになり、
そこにやってきたのが某掲示板のコテハンで……

やっつけなので、ミスがあると思います。
し=しんすけ さん
イ=Insomnia ◆d2N7mrWjME さん(通称インソム)
  実況者Sが総合代表民と本気ディスカッション!

***20分前後~ 
イ:もしもし?
し:こんにちは
イ:あぁ総合…総合代表民のインソムですが何か?
し:あぁ?何いってんの
イ:分かります総合?
し:あ?
イ:総合分かります?
し:しらねーよ
イ:youtube板だよyoutube板…うん

し:何でため口なの?
イ:ん…あ、ごめんなさい。それはごめんなさいだけど、あのさぁ、でも、
  ため口で行こうよそこは
し:おい舐めてんのかおめぇ
イ:ちょっとまってちょっとまって落ち着こう
し:あ?
イ:で、うん、何の話でしたっけ?

し:なんでため口なんだよおめぇ
イ:ため口じゃないでしょもうなおしたでしょ もうそこはさぁ
し:(舌打ち)しばくぞ
イ:そこはさぁ
し:しばくぞおまえ
イ:だからさ、基地外をさぁ呼べっつうからさ 俺がさぁ、来てやった
し:え~ちょっと頭のおかしい人が来たみたいなんで


***30分前後~
し:誰だよこいつ。さっきから何回も掛けてきやがって…なんだよ?
イ:あ、もしもし?
し:あ?
イ:あの~なんかぁ 
あのさっきなんかしんすけさんがなんかメッチャ好きですみたいな人とばっかりやってるじゃないですか?
し:あぁ
イ:そういうのはちょっとやめましょうよっつう話なんですよ。俺から言わせれば。うん。
  だからぁもうちょっと議論を…ディスカッションをしましょうっつうことなんですよ

し:うん。なんの議論したいの?
イ:例えばさぁあのぉ例えばこの生放送がその果たして面白いのかみたいな…はい
し:うん?
イ:そういう ちょちょっとそのテンションやりにくくないですか?
  ちょっとなんかさっきの人と明らかにテンション違くないですかコレ? 
  ちょっとやめましょうよこの…このノリ…うん

し:ん…言いたいことがあって来たんじゃねぇの?
イ:言いたいことは…言いたいことはだから俺は要するにあのゆとりアンチだって言いたいんですよ

し:何?ゆとりアンチって?
イ:ゆとり組ですけど
し:ゆとり組が嫌いということ?
イ:ぁアンチって…まぁアンチですけど…はい。
  それでぇそういう人となんか生の声を聞こうっつう事なんですよ、うん。
し:うん

イ:もうちょっとテンション上げましょうよ、テンション
し:図に乗んな
イ:(笑い声)
し:屑が
イ:それは…それはありますけどね
  でもね
し:何様よ?
イ:もうちょっと
  何様ってそっちだろ…何を言ってんの?

し:実況やってんの?
イ:実況やってないけど
し:やってねぇの?
イ:やってないやってない

し:どの口が言ってんだそれ?
イ:あのさぁ…だからぁ
  実況や 実況やってなきゃ批判しなきゃいけないのかっつうのは、それは、
  野球選手…野球選手を叩くなら野球が上手くなきゃいけないのかとかそういうことでしょ?

し:いやちょっと意味わかんない
イ:だから要するに、批判
し:(遮る)もうもうもうもういい
  何が言いたいの?言いたいことがあって来たんじゃねぇの?

イ:だから、批判する側とそのあのだからって上手くなきゃいけないみたいなそういうのは違うでしょ
し:もうそれいいから…言い訳いいから

イ:言い訳…
し:だから、何が、何がぁダメなのかとか言いにきたんじゃないの?
イ:ん…ダメなとかそりゃ言いませんけど、
し:うん…いや言いません?お前それ言いに来たんじゃねぇのかよ?
イ:ちょっとさぁだからぁ
し:うん
イ:だからぁそのちゃんと話ししましょう話を。
し:うん良いよ
イ:こっちばっかり喋ってるじゃないですか?


し:何、何言いに来たの?主な題材とか用意してきたんでしょ?
イ:してきてないよ
し:それで議論したいとか言いにきたの?
イ:議論ってわけじゃぁないけどさ
  生放送なんだからもうちょっとさぁ…もうちょっとなんかさぁ視聴者との触れ合いをもっとやろうよっつう話で…うん

し:え~…じゃぁ次の人行きましょう

ジャック・オ・蘭たんの投じた一石

2009-01-04 00:06:57 | ニコニコ動画・ネットとか
ニコニコ動画にゲーム実況プレイ動画をうpしている実況者の中でも、
最古参の1人である、ジャック・オ・蘭たんさんが自身のブログに載せた、
「大物実況者AとBのskypeでのチャットログ」が話題になっている。(もちろんフィクションの可能性あり)
実況界を切る

但し、一時間限定の掲載だったようで、現在では削除済み。


大きな枠組みとしては、
「前世代」の実況者が、マイリス制度変更後の「現世代」において、
どのように振る舞うべきかという問題だろうと思う。
 実況プレイ動画の世代その3

[1:28:24] ガチャピンの発言: やっぱエンタ的な笑いが求められてると思うわニコニコには
[1:28:34] ムックの発言: うんそうだな
[1:28:36] ガチャピンの発言: 開始数秒でわかる面白さって言うの

ここらへんは、私の言葉で言えば、「瞬発性」の問題でしょう。

また、
[1:41:20] ムックの発言: 普通のRPG実況なんてもう話題にも挙がらなくて
[1:42:05] ムックの発言: そこらへんの流れを自分が変えたい気持ちがめっちゃある
[1:42:19] ムックの発言: できれば自分だし、最悪他の人でもいいし

ここらへんは、シフトしたパラダイムを戻したいということでしょうか?

[2:33:26] ムックの発言: もっと人間本体を売り出す実況をしろよと言いたいな
ここらへんは……う~ん……
ゲーム実況プレイ動画をアップする動機、自己実現・自己表現的な問題と
絡んでくるのでしょうか?

[2:38:37] ガチャピンの発言: やっぱ変えるべきは視聴者だと思う
[2:39:26] ガチャピンの発言: 視聴者が変われば実況者もそのニーズに合わせるから、
視聴者が本来の楽しみ方に気づけば実況全体変わるはず

これはなんというか、東浩紀がアニメ批評の消費者(?)に対してキレていたのと
同じような感じがしますw

卵が先か鶏が先かという話にもなりそうですが、
基本的に、消費者が変化するには時間がかかるので、
1年2年のスパンじゃ無理でしょう。多分。

会話ログ中で言及されているように、発信側(実況者・評論家)が力でもっていくか、
それこそ全体の設計(アーキテクチャw)をいじるしかないような気がします。


ともあれ、一般論として、新旧2つの世代が衝突する場合、
旧世代の人間が取れる選択肢なんて3つくらいしかないんだろうと思いますが、
 (その具体的な内容をどうするかが難しい)
これからどのような行動が選択されていくのか、非常に楽しみです。


ちなみに、蘭たんさんがこのようなログをアップしたことに対する非難が強いようですが、
もちろん、私としては、
こういう自己分析的な当事者性の強い批評は面白いのですw

***
この2名の登場人物に対する非難は…
「批評(笑)」って感じの某掲示板では当然かもしれません。