崖っぷちロー

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実況プレイ動画の世代その2

2008-12-04 08:50:54 | ニコニコ動画・ネットとか
前回の続きです。
(4)再生回数における、「動画」の世代と「実況者」の世代の違い
 「実況プレイpart1リンク 」のタグ検索で、再生が多い順に並べてみますと、
 上位25位の「実況者」の世代分布は、のべ人数で、
 第1世代3人、第2世代10人、第3世代9人(うちhacchiさんが6)、第4世代3人となる。

 しかし、「動画」自体の投稿時期でみた世代分布ですと、
 第1世代3つ、第2世代1つ、第3世代10つ(うちhacchiさんのが5)、第4世代11つ(うちhacchiさん1) となる。

 これを、hacchiさんはもはや別格だからというかなり恣意的な理由で除外しますと、
 第4世代の実況者としては、19人中3人しかランクに入っていないが、
 第4世代の動画としては、19作品中10作品がランクに入っていることになる。
 つまり、前世代の実況者の動画で、第4世代の時期に上げられたものが、7作品もランクに入っていることになる。

 これには、実況者の経験値や知名度のアップ、
 作品数の増加によるチャンス増加などが大きいと思われますが、
 やはり、ランキング変更の影響も見過ごせないような気がします。

 つまり、再生回数を専ら考える際には、「動画」の世代が重要になる。

 ランキング変更についての考察→ブログ執筆中:ニコニコ動画ランキング変更を考察してみる

 まぁ、統計的に信頼に足るデータを取ったらどうなるのかは分かりませんが。
 ただ、感覚的には、再生数1万~10万くらいの「ヒット」動画になる確率、
 なりやすさみたいなものも、第4世代の作品の方が高いような気がします。
 (それとも、投稿される実況プレイ動画の総数の増加のせいで錯覚しているだけでしょうか?)


(5)世代を語る目的・文脈に応じた基準
 前回、世代論をかたる目的・文脈に応じて、使用すべき基準が変わる的なことを書きました。

 例えば、
 1)再生回数の伸びの違いの文脈で世代論から論じる場合は、
  ①08年8月1日の前の世代と後の世代に大きく分けた上で、
  ②ニコニコ動画の利用者数の変動を考慮して、
   さらに細かく世代を分ければいい。
   
 2)更に踏み込んで、再生回数と動画の内容関連づけて世代論を論じる場合は、
  1)の世代を前提に、
  ③「動画」の傾向の分類から「動画」の世代を分けて論じる必要がありそう。

 3)実況者間の人的関係・動画への相互の影響を世代論から論じる場合は、
  ④実況者が有する(当初の)「実況動画の傾向」の違いから世代を区分した上で、
   世代相互間の関係・影響を論じれば良さそう。

 4)余り詳しくない人に対して「実況プレイ動画」界隈の大まかな流れを語るなら、
  ⑤「実況プレイ動画」業界のターニングポイントとなるような、「主要な実況者」の登場
  を世代を分けて、説明すれば十分な気がします。
   
 
 もちろん、それぞれの場合で、ここで書いたような一般論に留まることなく、
 それ以上に踏み込んだ具体的な事実の認定・評価に基づく、基準の定立と、
 きめ細かなあてはめが必要になるのだろうと思われます。
  (ザックリ調べてみただけの私には到底無理ですw)


***
前回・今回は、「変態スネーク」さんのラジオって、
クオリティ高いよね的な、短いエントリにするつもりだったのに、何故か……

***
全体的に、人の名称に敬称を付けたり付けなかったりがマチマチですが、
特に意図はありません。


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