ワールド・トレード・センター

ワールド・トレード・センター』(以下、『WTC』)
のDVDを観ました。

【STORY】
2001年9月11日、米NYのWTCは、
テロの標的となった。

まるで地獄と化したビルの地下で逃げ惑う人々を、
命懸けで救おうとする
男たちがいた。

港湾警察官のジョン・マクローリン(ニコラス・ケイジ)と
ウィル・ヒメノ(マイケル・ペーニャ)も、懸命に
救助活動にあたっていた。

しかしビルが崩落し、地中深くに閉じ込められてしまう。

極限の状況の中、ふたりは互いに励まし合い、
希望を捨てずに救助を待った。

ふたりの頭の中には、愛する家族のことが
絶えず思い浮かぶ。

妻や子どもたちを残して死ぬなんて、出来ない。

一方ふたりの家族も、絶望の淵に立たされながらも、
夫や父親の生還を信じていた……。


この作品を観てまず思ったのは、
「人は愛に支えられて生きている」ということ。

家族への愛がなくては生きる希望は持てなかった
だろうし、命懸けでジョンとウィルを救出しようとする
人々の愛がなければ、ふたりの生還はなかった
でしょう。

もちろん、ジョンとウィルの互いを思いやる愛も、
不可欠だったと思います。

『エアポート ユナイテッド93』や『ユナイテッド93』
では、衝撃的な映像や乗客たちの恐怖を思い、
涙が出ましたが、『WTC』では、
感動の涙が流れました。

年齢の離れたジョンとウィルの間に少しずつ芽生える
友情も、美しかったです。

9.11関連の作品を観て思うのは、
「まだ悲劇は終わっていない」ということ。

テロの犠牲になった人々の家族にとっても
そうだろうし、イラクへ派遣されている米兵たちにも、
9.11の悲劇はずーーーっと続いているんですよね。

イラクで命を落とした米兵は、
3500人を超えているんですよね? 確か。

雑誌で、イラク派遣によって命を落とした米兵たちの、
家族へ宛てた手紙を読んだときは、
涙が止まりませんでしたよ。

妻子のある人や将来の夢を持った青年たちが、
「この戦争に意味はあるのだろうか?」と
いう疑問を抱いたりしながら、無念の死を遂げて
いるわけですよ。

「9.11のテロがなければ……」
そう思わずにはいられません。

でも残念ながら、現実として起きてしまったこと
なので、せめてこれ以上悲劇の犠牲者が増えない
ことを祈ります……。

あ、すみません、『WTC』の話から
逸れてしまいましたね。

『WTC』は、最後にどうなるか分かっていても、
最後まで目の離せない作品でした。

また、「愛」の偉大さと素晴らしさを教えてくれました。

オリバー・ストーン監督に拍手!!!

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