きっと、最後

おとといの調停のときに、父と
顔を合わせることはありませんでした。

でもわたしがひとりで調停室へ向かって
いるとき、携帯で話す父の声が
聞こえました。

廊下で話していたんでしょう。

きっと振り返れば、顔が見れたはず。

けど、見たくなかった。

もう、一年半以上会っていないけれど、
これからも会うことはない。

声を聞くのも、きっとあれが最後。

あのときなぜか少し、涙が込み上げました。

妻と娘を見捨て、息子と母親を選んだ父。

わたしのなかで父は、死にました。
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