50/50

50/50』のDVDを観ました。

50/50 フィフティ・フィフティ [DVD]

主演は、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。

ある日突然、5年生存率50%のガンと宣告された、
ごく普通の青年アダム(ジョセフ)の闘病記です。

ガンの宣告を受けてもアダムはとても冷静で、
淡々とストーリーが展開していきます。

重くなりがちなテーマですが、アダムの悪友カイル(セス・ローゲン)が、
時折笑いをもたらしてくれます。

アダムがガンと知り、職場の人や家族たちの態度は変わるのですが、
カイルだけは変わらないんですね。

アダムの前で、おちゃらけてばかり。

ただの能天気野郎かと思いきや、違うんですね、これが。

それがわかったとき、ちょっとほろっときてしまいました。

冷静に現実を受け止めて闘病するアダムですが、オペの日が近づき、
ブチ切れてしまいます。

その姿に、本当は不安だったんだ、怖かったんだなあと、
胸がキュッとなりました。

そりゃそうですよね。

ガンの宣告だけでも動揺するに決まっているのに、5年生存率が50%なんて、
終始冷静でいられるわけがない。

しかも、まだ27歳。

この作品、闘病記といっても、ガンとの壮絶な闘い的な描写は
あまりされていないし、変に引っ張ったりしないし観やすかったです。

「お涙ちょうだい」的要素もなく、実にあっさり。

前から思っていましたが、ジョセフは笑顔がステキな俳優さんですよね。

なんていうか、とても優しい笑顔で、癒される。

笑顔が窪塚洋介さんに似ていると思うのは、わたしだけでしょうか。

この作品でも、彼のステキな笑顔が見れます。

そうそう。

アダムの恋愛模様も描かれていて、そちらも淡々と展開。

闘病も恋愛も淡々と展開し、最後は……。

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