青い棘

久々にドイツ映画をDVDで観ました。

その作品は、『青い棘』。

1927年に実際に起きた、
「シュテークリッツ校の悲劇」という事件の映画化作品です。

19歳のパウル・クランツとギュンター・シェラーは、
ギュンターの両親が留守の週末を、
湖畔にあるシェラー家の別荘で過ごします。

そこでパウルは、ギュンターの16歳の妹ヒルデと再会し、
彼女に恋をしますが、ヒルデはかなりの「小悪魔」で、
思わせぶりな態度を取ってはパウルを突き放します。

ヒルデに振り回されるパウルは、
ギュンターと「自殺クラブ」を結成し、ある誓約を交わします。

「愛をもはや感じなくなった瞬間に我々の命を終わらせること。
そして我々の愛を奪った者を道連れにすること」

実はギュンターにも胸を焦がす相手がいて、
パウルとギュンターがいつこの誓約を実行してしまうのか、
ハラハラドキドキです。

ギュンターはいつも銃を持っていてアブナイ青年だし、
ヒルデの小悪魔っぷりはスッゴイし、目が離せませんでした。

同性愛も絡んで、ラストはチョット衝撃的。

時間も90分でダラダラと長くなく、程よく刺激があり、
思ったよりも観やすい作品でした。


青い棘
アルバトロス
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