パニッシャー

パニッシャー』のDVDを観ました。

《あらすじ》
物語は、密輸取引の現場から始まる。

この現場で、ボビー(ジェームズ・カルピネロ)が
FBIによって射殺される。

ボビーは、法の目をかいくぐり荒稼ぎする資産家、
ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)の
愛する息子だった。

怒り狂ったセイントは、妻のリヴィア(ローラ・ハリング)に
息子の死に関わった者への復讐を誓う。

そして、FBI潜入捜査官のフランク・キャッスル
(トム・ジェーン)が息子を死に至らしめた1人と判明し、
セイントによるキャッスルへの残忍な復讐が実行された。

愛する父、妻、息子をセイントの配下たちに
殺されたキャッスルは、法によってではなく自らが
セイントを制裁することを決意する。

こうしてキャッスルは、「パニッシャー(=制裁者)」
へと生まれ変わった。

一方、キャッスルが生き残っていると知ったセイントは、
殺し屋を2人、キャッスルの元へ送り込む。

キャッスルは同じアパートの住民たちを巻き込み、
セイントを制裁するため命を懸けて闘う。

果たして、復讐する男と制裁する男、
最後に勝つのはどっちか……?


この作品を借りるとき、実はスゴーく迷ったんですよ。

面白そうだけれど、
だいぶ前にも観たような気がしたので……。

だけど、DVDのパッケージのあらすじを
読んでも結末が思い出せなかったので、
思い切って借りちゃいました。

そして、いざ家で再生してみると……
やっぱり観たことありました。

でも、どうしても結末が思い出せなかったので、
所々「このシーン覚えてる」と思いながら、
最後まで観ました。

年を経るごとに悪役が様になってきている
トラボルタですけれども、この作品でも
ワルーいイヤーなヤツを演じています。

息子の死は悲しいだろうけど、
その復讐にキャッスル一家皆殺しって……。

ちとやり過ぎでねーの?! 

アクション・シーンが盛りだくさんなので、
アクションモノがスキな人にはオススメかも。

パニッシャーとなったキャッスルは、
アパートの住人3人と知り合いになるんです
けれども、この3人が個性派揃いで
なかなか面白いです。

しかも、あまり素性をよく知らない
キャッスルのために、3人が体を張って
ワルいヤツらと闘う姿が、
「泣かすゼッ」って感じでした。

キャッスルは誰も彼も痛めつけるのではなく、
拷問しているように相手に思わせて、実は……
みたいなところが笑えたし、「あったまイイー♪」と
思っちゃいました。

それにしても、
キャッスルの強靭な肉体はスゴいですな。

ヒドい拷問を受けたにもかかわらず、
数時間後にはハツラツと走り回っている
ジャック・バウアー(『24』)を思い出しましたですよ。

パニッシャー(=キャッスル)のトレードマークの
ドクロTシャツの絵がカッチョイイのかどうか
ビミョーな感じでしたが、最後はスカッとして
なかなかヨカッタです。

ストーリーも複雑じゃないし、
ちょっとスカッとしたいときにオススメの1本です。

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