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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

オセロの松嶋尚美さんが結婚

2008年06月15日 | エッセイ・日記・意見
 お笑いコンビ、オセロの松嶋尚美さん(36)が、ロックバンド、マーサスサウンドマシーンのボーカル、ヒサダトシヒロさん(38)と結婚することが15日、分かった。
 松嶋さんは所属事務所を通じ、「どんな時でも味方で一番近くで支えてくれます。これからは何があっても“無敵”です。いつも笑っている家庭にします」とのコメントを発表した。
(時事通信より引用)

松嶋の夫って、どんなキャラだろう。松嶋・・・家事できるのかなあ?
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ユナイテッド・アーティスツ

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
ユナイテッド・アーティスツ(United Artists、略称:UA)は、かつてはアメリカの映画配給会社・映画スタジオのひとつであったが、現在は映画会社「メトロ・ゴールドウィン・メイヤー」に属している。

 沿革
•1919年 俳優のチャーリー・チャップリン、メアリー・ピックフォード、ダグラス・フェアバンクス、監督のD・W・グリフィスによって創立される。
o彼らは、大手会社の制約に息苦しさを感じ、創造の自由を得て自らの出演作を製作・配給に至る。初期のUAは、どちらかと言うと、製作者の協同組合、という性格を持ってた。
oチャップリン、ピックフォード、フェアバンクス、グリフィスを同社設立に導いたのは当時パラマウントの役員だった、ベンジャミン・シュルバーグだった。彼は元財務長官のウィリアム・マカドゥーを社長に据えて経営を始めるが、利益はこの5人に分けられてしまう事を悟り、彼らを利用した経営方針を取り始める。間もなくマカドゥーは去り、その後、同社の経営陣は頻繁に交代することになった。1930年代は独立系のサミュエル・ゴールドウィン、英国の大物アレクサンダー・コルダの作品を配給し、両者ともUAの主要株主だった。1940年代に入って彼らが手を引くと同社は低迷期に突入。また、他のメジャー会社と違って映画スタジオを持たなかったのがハンディになり、低迷に追い打ちをかける。
•1950年 アーサー・クリム(Arthur Krim)とロバート・ベンジャミン(Robert Benjamin)が、メアリー・ピックフォードとチャーリー・チャップリンから買い取り、同社を立て直した。 1950年代にはスタジオ・システムが崩壊したために、配給網を統一して1950ー1970年代は隆盛を極めた。 アーサー・クリムとロバート・ベンジャミンはその後それぞれジーン・ハーショルト友愛賞を受賞している。
•1958年 アソシエイテッド・アーティスツ・プロダクション(a.a.p.)を吸収。ワーナー・ブラザースの1948年以前の作品(カサブランカ、ロープ、等)や、ポパイ、等の版権を入手。
•1967年 複合企業「トランス・アメリカ」の傘下となる。
•1973年 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー作品の配給権を取得。
•1981年 制作した『天国の門』が大赤字になったため、経営不振によりMGMに買収される。
•1985年 テッド・ターナーが、MGMのオーナーカーク・カーコリアンからUAごとMGMを買収するが、ターナーはすぐにUAの全権利とMGMの商標をカーコリアンに再売却する。その結果、ターナーはMGMとa.a.p.のライブラリーを手にし、MGMは実質的にUAの後継会社となる。
o1985年以前のMGM作品(UA作品の続編を除く)はターナー・エンターテインメント/タイム・ワーナー社が所有している。
o1954年以前の作品は「7年ルール」により公開から7年後に版権を製作指揮者(チャーリー・チャップリン、ウォルター・ウェンジャー、等)に売却する場合が多く、更に転売された場合も多い。この為、1954年以前のUA作品で現在も版権がMGMに残るのは「嵐が丘」等、少数に留まる。又、パブリックドメインとなった作品も少なくない(白い恐怖、凸凹猛獣狩、三人の狙撃者、等)。
•2006年 俳優トム・クルーズがメトロ・ゴールドウィン・メイヤーと提携し、ユナイテッド・アーティスツの実質的な経営者として映画製作を手掛けることが発表される。クルーズのビジネスパートナーであるポーラ・ワグナーがCEOに就任。



この会社の代表作は「007シリーズ」だろう。最新作「カジノ・ロワイヤル」で「UA」のマークが出て来なかったのはちょっとショックだった。そしてそして、チャールズ・チャップリンの作った会社としても有名。

007 「カジノ・ロワイヤル」付スペシャル・コンプリートBOX (Amazon.co.jp/HMV限定)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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内容紹介
JAMES BONDを極めよ!
007シリーズ全21作品が全て2枚組!
さらに、ファン垂涎の豪華オリジナル・ポーカーセット(カード&チップ)付で新登場!!

<商品仕様>
●オリジナルアウターBOXに収納
●豪華オリジナル・ポーカーセット(カード&チップ)付
●シリーズ最新作「カジノ・ロワイヤル」2枚組DVD付
●全21タイトル全てが豪華映像特典付き2枚組
●シリーズ1~20は最新テクノロジーによってDVDの限界に挑戦したデジタル革命により一挙にグレードアップした究極の高画質・高音質。
※ このタイトルの取扱いはAmazon.co.jpとHMV限定の取扱いとなります。また、店舗によっても取扱いが異なる場合がありますので、ご確認の上ご予約・ご購入をご購入願います。

<収録作品> 各2枚組
1 『ドクター・ノオ アルティメット・エディション』
2 『ロシアより愛をこめて アルティメット・エディション』
3 『ゴールドフィンガー アルティメット・エディション』
4 『サンダーボール作戦 アルティメット・エディション』
5 『007は二度死ぬ アルティメット・エディション』
6 『女王陛下の007 アルティメット・エディション』
7 『ダイヤモンドは永遠に アルティメット・エディション』
8 『死ぬのは奴らだ アルティメット・エディション』
9 『黄金銃を持つ男 アルティメット・エディション』
10 『私を愛したスパイ アルティメット・エディション』
11 『ムーンレイカー アルティメット・エディション』
12 『ユア・アイズ・オンリー アルティメット・エディション』
13 『オクトパシー アルティメット・エディション』
14 『美しき獲物たち アルティメット・エディション』
15 『リビング・デイライツ アルティメット・エディション』
16 『消されたライセンス アルティメット・エディション』
17 『ゴールデンアイ アルティメット・エディション』
18 『トゥモロー・ネバー・ダイ アルティメット・エディション』
19 『ワールド・イズ・ノット・イナフ アルティメット・エディション』
20 『ダイ・アナザー・デイ アルティメット・エディション』
21 『007 カジノ・ロワイヤル』

※限定品につき、数に限りがございますので、ご注文はお早めに。

007 アルティメット・コレクション BOX

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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内容紹介
007シリーズが最新テクノロジーによって一挙にグレードアップして帰ってきた!DVDの限界に挑戦したデジタル革命。究極の高画質・高音質を体感せよ。

<仕様>
「007」のガンロゴが刻印されたオリジナル・アタッシェケースに収納!
更にBOX限定、未公開映像満載のボーナスディスク付。
10,000セット完全数量限定生産

<収録作品>
007シリーズ全20タイトル(各2枚組、計40枚)+ BOX限定ボーナスディスク(1枚)
■ドクター・ノオ アルティメット・エディション
■ロシアより愛をこめて アルティメット・エディション
■ゴールドフィンガー アルティメット・エディション
■サンダーボール作戦 アルティメット・エディション
■007は二度死ぬ アルティメット・エディション
■ダイヤモンドは永遠に アルティメット・エディション
■死ぬのは奴らだ アルティメット・エディション
■黄金銃を持つ男 アルティメット・エディション
■私を愛したスパイ アルティメット・エディション
■ムーンレイカー アルティメット・エディション
■ユア・アイズ・オンリー アルティメット・エディション
■美しき獲物たち アルティメット・エディション
■リビング・デイライツ アルティメット・エディション
■消されたライセンス アルティメット・エディション
■ゴールデンアイ アルティメット・エディション
■トゥモロー・ネバー・ダイ アルティメット・エディション
■ワールド・イズ・ノット・イナフ アルティメット・エディション
■ダイ・アナザー・デイ アルティメット・エディション
■BOX限定ボーナスディスク
未公開ドキュメンタリー 『Bond Girls Are Forever』 約45分
ナビゲーターに「リビング・デイライツ」のマリアム・ダボを迎え、歴代ボンド・ガールたちを訪ねる初公開ドキュメンタリー映像。当時の撮影状況や裏話が満載!出演にはウルスラ・アンドレス「ドクター・ノオ」、オナー・ブラックマン「ゴールドフィンガー」、ハル・ベリー「ダイ・アナザー・デイ」他。

<ポイント>
●全タイトル 日本語吹替付!これまで吹替が付いていなかった16タイトルの日本語吹替えを新たに収録!(若山弦蔵、広川太一郎、他)
●全タイトル DTS 5.1ch サラウンドにリミックス!
●全タイトル デジタルリマスター加工によって当時の映像を色鮮やかに復元!
●全タイトル 特典ディスク付2枚組
●収録作品:007シリーズ全20タイトル(各2枚組、計40枚)+BOX限定ボーナスディスク(1枚)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
最新作の公開が控える007シリーズの過去全20作を収録したBOX。ナビゲーターに「リビング・デイライツ」のマリアム・ダボを迎え、歴代ボンドガールたちを訪ねる初公開ドキュメンタリーを収録したボーナスディスク付き。※10,000セット限定生産


僕は「カジノ・ロワイヤル」も好きだが、「私を愛したスパイ」がいちばん好き。
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ワーナー・ブラザーズ・・・2

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(3枚組)

ワーナー・ホーム・ビデオ

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内容紹介
“― 史上最強のファンタジー” - Peter Travers, ROLLING STONE
壮絶なバトルがついに始まる!

ハリーの本当の秘密、解禁。

ホグワーツ5年生となったハリーを出迎えたのは、周囲の白い目と新聞のふざけた見出し。ハリーがヴォルデモートの復活話をでっちあげたと書きたて、ハリー・ポッターならぬハリー・プロッター(策略家)と糾弾する始末。更に悪いことに、魔法省大臣コーネリウス・ファッジが闇の魔術に対する防衛術の新任教師として送り込んで来たドローレス・アンブリッジの“魔法省お墨つき”の授業は、ホグワーツに迫り来る闇の魔術に対しては不十分であった。そこでハリーはロンとハーマイオニーに説得され、有志を集めて“ダンブルドア軍団”を結成、厳しい監視の目をかいくぐりながら、きたる壮絶な決戦に備えるべく秘密の訓練を開始する。

映像特典
・未公開シーン集
・メイキング
・トンクスと行く不思議ツアー
・編集にチャレンジ(26分) - ゲーム仕様
・DVDROMコンテンツ
-課外授業、ニュースレター(英語のみ)
-チャットルーム(英語のみ)
-魔法使いの店
-日刊預言者新聞(英語のみ)
-ハリー・ポッター公式ウェブサイト

※先着予約特典の添付はございません。

Amazon.co.jp
このシリーズ第5作は、監督にデイビッド・イエーツという新たな才能を迎え、ドラマ性を重視しようとする製作側の意図が感じられる。オープニングからして、過去4作のテイストとはガラリと変わっているのだ。今回の物語の中心は、ハリーの苦悩。マグル(人間)界で魔法を使ったことによるホグワーツ退学の危機、そのホグワーツでは魔法省が派遣した新教師アンブリッジが君臨し、ハリーは悪夢にうなされ続ける。ヴォルデモートの復活や、大切な人の死などドラマチックな展開は原作に忠実だが、ロンが監督生となり、クィディッチで活躍するエピソードがばっさり切られている点は、原作ファンには寂しいかもしれない。
ビジュアルでは、やはりシリーズ初登場の「魔法省」が必見。ロンドンの地下に巨大空間が広がり、大勢の魔法使いが行き交うシーンは圧巻である。また夜のロンドンの飛行シーンはロマンチックだし、J.K.ローリング自身が映画のためにデザインしたブラック家の家系図にも目を奪われる。その分、空を飛ぶ魔法生物のセストラル、巨人グロウプや、半人半獣のケンタウロスなどのCGキャラに想像を超える驚きはない。新登場のキャストで最も輝いているのは、新星エバナ・リンチが演じるルーナ・ラブグッド。ファーストキスをするチョウ・チャン以上に、ハリーに寄り添う相手であることが、この映画版でより強調されている。全体としては、膨大な量の原作を2時間18分に収めたことに作り手側の苦心が感じられ、納得の仕上がりではないだろうか。(斉藤博昭)

エクソシスト プレミアム・ツイン・パック

ワーナー・ホーム・ビデオ

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内容(「Oricon」データベースより)
1974年公開のオリジナル版と2000年公開のディレクターズカット版の2作を収録した2枚組パック。


試写会で大阪・中ノ島の「SABホール」に観に行った。アメリカで恐怖の為、何人か、この映画を観て亡くなったという話を聞いてドキドキしながら観たが、たいした事は無かった。「ヘルハウス」の方が怖い。
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ワーナー・ブラザーズ・・・1

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
ワーナー・ブラザーズ(Warner Bros. Entertainment, Inc.、略称 Warner Bros.)は、アメリカ・ハリウッドの映画会社・映画スタジオのひとつで、タイム・ワーナーの子会社でもある。本社をカリフォルニア州バーバンクに置いている。
映画スタジオのワーナー・ブラザーズ・スタジオ(Warner Bros. Studios)、映画制作会社ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ(Warner Bros. Pictures)、テレビ番組制作会社ワーナー・ブラザーズ・テレビジョン(Warner Bros. Television)、アニメーション製作会社ワーナー・ブラザーズ・アニメーション(Warner Bros. Animation)、ワーナー・ホーム・ビデオ(Warner Home Video)、アメリカン・コミックス出版社のDCコミック、2006年にCBSとともに立ち上げたテレビの全国ネットワーク・CWテレビジョンネットワーク(The CW Television Network)を所有する。
日本法人はワーナー・エンターテイメント・ジャパン株式会社(Warner Entertainment Japan, Inc.、東京都港区西新橋1丁目2番9号日比谷セントラルビル)。同社は「ブラザーズ」ではなく「ブラザース」と表記している。

年表
•1923年 ハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟によって、設立される。
•1927年 初のトーキー『ジャズ・シンガー』を発表し、公開する。
•1930年代経済恐慌のあおりを受けて経営難に陥るが、世相を受けたギャング映画のヒットで乗り切る。
•1956年 1950年代以前の作品をアソシエイテッド・アーティスツ・プロダクション(a.a.p.)に売却する(カサブランカ、ルーニー・チューンズ、等)。
•1967年 独立プロダクション「セブン・アーツ」と合併する。
•1969年 駐車場会社「キニー・ナショナル・サービス」の傘下となる。
•1989年 親会社「Warner Communications(キニー・ナショナル・サービスより改称)」が巨大出版社「タイム」と合併し、タイム・ワーナーが設立される。
•1995年 1950年代以前のワーナー、1985年以前のメトロ・ゴールドウィン・メイヤー、RKO、a.a.p.の主なフィルム・ライブラリーとCNNを所有していたターナー・コミュニケーションが会社の傘下に入る。
•2000年 親会社がインターネットのプロバイダー最大手のAOLと合併し、現在に至る。

歴史
創業期
ハリー、アルバート、サム、ジャックのワーナー4兄弟はポーランドからのユダヤ系移民労働者であった。19世紀末に両親とともにカナダのオンタリオ州ロンドンに移住し、全部で8人の兄弟姉妹が貧困の中で父の経営する靴修理屋を手伝いながら生活していた。
兄弟はそれぞれの趣味と才能を伸ばし、長兄ハリーは店を拡大、ジャックは歌手として修行に励み、サムは職業を転々とするが、20世紀初頭の映画の創生時、ハリーはその魅力に取り憑かれて映写技師となった。彼は1903年に兄弟と興行会社を組み、ジャックのパフォーマンス付きで映画興行業を開始、オハイオ州やペンシルバニア州の鉱山町を巡業した。同1903年にはペンシルバニア州ニューキャッスルに劇場をオープン、その後1904年、ピッツバーグで配給会社を設立しエクスチェンジ業(→スタジオ・システム)に進出して収益を上げるものの、トラスト(MPPC)の圧力によって配給網を絶たれ、一度は業界から手を引く。
しかし映画製作の夢を捨てきれなかったサムは、再び兄弟を説得して1918年にハリウッドに映画スタジオを構え、ハリーたちはニューヨークで資金調達や配給を行った。1923年、ワーナー兄弟はワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズを会社登記する。
映画製作の最初の一歩は、脚本家アヴェリー・ホップウッド(Avery Hopwood)の1919年のブロードウェイ演劇『ゴールド・ディガーズ(The Gold Diggers)』の権利購入であったが、会社成長のきっかけは第一次世界大戦後にある兵隊がフランスから連れ帰った一匹の犬リン・チン・チン(Rin Tin Tin)であった。この犬を主人公にした映画「名犬リンチンチン」シリーズは1924年以降26本作られ、ワーナー・ブラザーズをハリウッド有数のスタジオへと押し上げた。
これらの成功によりウォール街からの投資を受けるようになり、1924年にはゴールドマン・サックスから巨額の融資を得た。この資金で、1897年以来の歴史を持つハリウッドの先発スタジオで全国規模の配給網も所有していたヴァイタグラフ(Vitagraph Company)を1925年に買収、さらにラジオ放送にも進出し、ロサンゼルスのKFWBをはじめいくつかの都市に放送局を誕生させた。また映画業界を荒れ狂っていた劇場建設・買収の競争にも参入した。

トーキーとカラー映画の導入
ヴァイタグラフが進めていた音声と映像が同期したディスク式有声映画システム、ヴァイタフォンの開発を引き継いだワーナーは、1926年よりこのシステムを利用して音楽や効果音のある有声映画の製作を開始した。1927年10月、ワーナーはこれをさらに進めて部分的にせりふのある世界初の映画である『ジャズ・シンガー』を配給した。これがトーキーの始まりであり、映画界にセンセーションを巻き起こす出来事であった。しかしながら『ジャズ・シンガー』公開前にトーキー開発に熱心だったサム・ワーナーが死去、彼の葬儀のためワーナー兄弟は『ジャズ・シンガー』のプレミアに出席することはできなかった。
この映画の成功により得た資金でワーナーは大手配給会社スタンレーを1928年に買収、スタンレーが3分の1を所有していたワーナーのライバルである大手映画製作・配給会社ファースト・ナショナル(First National Pictures)の買収に王手をかけた。ウィリアム・フォックス率いるフォックス・フィルム(20世紀フォックスの前身)との激しい買収合戦の末、1929年にファースト・ナショナルの経営権を得ることに成功した。しかし大恐慌が映画業界を直撃、ワーナーはファースト・ナショナルと合併し、ファースト・ナショナルがロサンゼルス近郊のバーバンクに所有していたスタジオに移転した。裁判所は合併を認めたものの、1938年まで毎年何本かの映画をファースト・ナショナルの名義で製作・配給するようワーナーに要請し、その後30年間にわたり「ワーナー・ブラザーズ=ファースト・ナショナル(A Warner Bros. - First National Picture.)」名義での製作が行われた。
1928年、ワーナー・ブラザーズは初の全編音声付きトーキー『Lights of New York』を製作し成功を収めた。これ以後、映画業界はトーキー製作になだれ込む。1929年にはアメリカのメジャー映画スタジオはみなトーキーを製作するようになっていた。1929年、ワーナー・ブラザーズはテクニカラーを使用した『エロ大行進曲(On with the Show)』を製作、それまで二色式カラー映画や無声テクニカラー映画は発表されていたが、全編音声付・全編カラー映画はこれが最初だった。同年、同様のカラー映画『ブロードウェイの黄金時代(Gold Diggers of Broadway)』を製作しこの年一番の人気を博し、1939年まで各地の劇場で続映され続けるほどのヒットになった。これ以後、ワーナーは1931年までの間に数多くのカラー映画を製作する。これらの映画はいずれもミュージカルであったが、1931年に各地の観客がミュージカル映画に飽きてしまい、ワーナーは多くのミュージカルの製作を中止し、すでに製作した映画をコメディとして宣伝するはめとなった。観客はカラー映画をミュージカルと同一視してしまったため、ワーナーほか各社はカラー映画の製作を行わないようになった。ワーナーはテクニカラー社とあと2本カラー映画を製作する契約が残ってしまっていたため、ミステリー映画初のカラー作品『ドクターX(Doctor X)』(1932年)と『肉の蝋人形(Mystery of the Wax Museum)』(1933年)が製作された。

ギャング映画とヘイズ・コード
『リン・チン・チン』シリーズ以来多くの脚本を手がけ、プロデュースも行っていたダリル・F・ザナックの下で、大不況の影響を受けていた1930年代のワーナーは、ギャングの抗争を報じる新聞の見出しを切り抜いたような('torn from the headlines')ギャング映画で名をはせるようになった。ワーナーは1920年代の都会的で洗練されたスター達に代わり、ジェームズ・キャグニーやエドワード・G・ロビンソン、ジョーン・ブロンデルなど、乱暴な語り口の労働者タイプのスターを多く起用し、リアルなギャング路線で成功をおさめる。一方、こうしたギャング映画のヒットにより宗教団体などが青少年への悪影響や規制を叫ぶようになり、1930年に制定された自主規制規定のヘイズ・コードが1934年には厳格適用されるようになってしまった。
ザナックが1933年に退社し20世紀映画(20世紀フォックスのもうひとつの前身)を設立したあとは、ワーナーはより洗練された路線に方向転換し、女性向けメロドラマ、剣戟映画、ベストセラーの映画化などを製作し、ベティ・デイヴィス、エロール・フリンらを起用した。1934年以降のヘイズ・コード強化による検閲により、コード適用以前もっとも成功していたスタジオのひとつだったワーナーは打撃を受けた。検閲を避けるために歴史映画や倫理的・理想的人物を描いた映画などに方向転換するが、コード強化以前のスターらは次第に出番が少なくなり、ワーナーらしさやワーナーの輝きは薄らいでいった。

カートゥーン製作
ワーナーのアニメーション(カートゥーン)映画製作は1930年より、レオン・シュレジンガー(Leon Schlesinger)所有の独立スタジオの下で開始された。シュレジンガーのパシフィック・アート・アンド・タイトル社はワーナーの映画のタイトルやサイレント映画の字幕などを製作していたが、ヒュー・ハーマン(Hugh Harman)とルドルフ・アイジング(Rudolf Ising)というディズニー出身の有能なアニメーターを社外から招き、カートゥーン製作に乗り出した。彼らはジャズを使って過激なギャグ(この後のヘイズ・コード適用後は不可能になった)を交え、黒人少年ボスコを主役にした『ルーニー・テューンズ』(Looney Tunes)、および『メリー・メロディーズ』(Merrie Melodies)などのヒットシリーズを作り上げた。1933年にハーマンとアイジングが製作環境や契約でもめてシュレジンガーのもとを去った後はジャック・キング(Jack King)やフリッツ・フリーレング(Friz Freleng)らが白人少年バディを主役にカートゥーン映画を作り続けた。やがて漫画家志望の青年テックス・アヴェリー(Tex Avery)が加わりターマイト・テラス(Termite Terrace)という小さなスタジオをシュレジンガーから任されると、ターマイト・テラスは数々の過激なアニメーションを製作し、バッグス・バニーやダフィー・ダック、トゥイーティーなどなど現在知られる人気キャラクターが次々と生み出された。シュレジンガーのアニメーション会社は1944年にワーナー本体に買収され、以後バッグス・バニーやダフィー・ダックはワーナーのイメージキャラクターとなるにいたっている。

 黄金時代の終わり
1940年代のワーナーはベティ・デイヴィスやジョーン・クロフォードらを起用した女性向け映画によって、第二次世界大戦下でも多くの観客を集めた。またハンフリー・ボガートがスターとなり、戦後はローレン・バコールやドリス・デイらが新たなスターとなった。1948年1月5日、パサデナで1月1日に行われたローズボウルとTournament of Roses Parade(ローズパレード)の模様を伝えるニュース映画をカラーで提供し、これが最初のカラーでのニュース映画となった。
1940年代を通じ、ワーナーは反トラストをめぐる「アメリカ合衆国対パラマウント映画」裁判の当事者となった。この裁判は、映画スタジオと映画配給網をあわせて所有していた寡占大手五社が、競争を抑制するトラストを組んでいるとして司法省と連邦取引委員会が起こしたものだった。連邦最高裁判所は1948年に審問を行い、映画会社側が敗訴した。この結果、ワーナーを含む五社は配給網を切り離し売却することとなり、これがブロック・ブッキング制度を終わらせ、ハリウッド撮影所システムの崩壊の始まりとなり、1970年代半ば(『ジョーズ』『ロッキー』『スター・ウォーズ』などブロックバスター映画の時代)まで続く凋落の一因となった。
1953年、ワーナー・シアター・ホールディングスはスタンレー・ワーナー・シアターズとして分離された。ワーナーの映画だけで年間上映スケジュールを埋める映画館網を失った以上、年に多数の映画製作は不要となり、高い契約俳優やスタッフを抱えることもできなくなった。ワーナーは創業50年目で撮影所システムの崩壊に直面し、バーバンクの広大な製作スタジオを、銀行を中心とした買手グループに売却した。1956年、スタジオ売却取引が完了した直後、ハリー・ワーナーとアルバート・ワーナーは、銀行主導のグループの背後にいた投資家がワーナー四兄弟の末弟、ジャック・ワーナーだったことを知った。ファミリービジネスだった映画会社を自分ひとりの管理下に置いたジャックに対し兄弟は怒り、家族関係に亀裂が入り、以後生涯にわたりハリー、アルバート、ジャックは互いに口を利くことはなかった。1956年、さらにワーナーはアニメも含む1948年以前の作品を配給会社アソシエーテッド・アーティスツ・プロダクションズ(Associated Artists Productions、a.a.p.)に売却してしまう(a.a.p.は1958年にユナイテッド・アーティスツに買収され、1981年にはユナイテッド・アーティスツは破産しMGMに買収された。さらにテッド・ターナーがMGM/UAを買収して直後に売却したが、古いワーナー作品の版権はターナーが手許に残した)。
ワーナーは『悪い種子(The Bad Seed)』『軍曹さんは暇がない(No Time for Sergeants)』『ジプシー(Gypsy: A Musical Fable)』など、ヒットした演劇やミュージカルの映画化に再び専念したほか、『サンセット77(77 SunsetStrip)』『マーベリック(Maverick)』などのヒットドラマを放つテレビドラマ製作部門が成功したことで立ち直った。1958年には音楽出版社ワーナー・ブラザーズ・レコードを立ち上げてこれも成功させたが、1960年代初頭には映画部門の不振は誰の目にも明らかだった。スタジオがプロデュースする映画はほんのわずかで、ほとんどはワーナーと他社の共同出資(施設提供、資金出資、配給の実施)による映画やインディペンデント映画の配給などであった。
1967年、ジャック・ワーナーは老化と時代の流れに屈し、映画会社の経営と音楽ビジネスを7800万ドルでカナダ人投資家のエリオット・ハイマンとケネス・ハイマン兄弟に売却し、彼らが経営する独立プロダクション、セブン・アーツ・プロダクションズ(Seven Arts Productions)と合併する。彼らは、1956年にワーナー作品の版権を買ったアソシエーテッド・アーティスツ・プロダクションズの当時の経営者であった。社名はこの後、ワーナー・ブラザーズ=セブン・アーツ(Warner Bros.-Seven Arts)に変わる。

スティーブ・ロスの時代
2年後の1969年、資金難のハイマン兄弟はスティーブ・ロス(Steve Ross)が率いる奇妙なコングロマリット「キニー・ナショナル・カンパニー(Kinney National Company)」の買収提案を受け容れた。キニー社はもともとニュージャージーの葬儀場チェーンだったが、経営者の娘がスティーブ・ロスと結婚した1954年を境に駐車場経営、オフィス清掃、建設業、俳優事務所と脈絡なく手を広げ、大きな企業グループとなっていた。1967年にハリウッドの俳優事務所アシュリー・フェイマス(Ashley-Famous)を買収した後、ロスはアシュリー・フェイマスの経営者だったテッド・アシュリーから、資金難にあったワーナー・ブラザーズ=セブン・アーツを買収するアイデアを打診された。ワーナーはキニー社に買収されて以降、アシュリーが経営者となり、社名は再度ワーナー・ブラザーズ(Warner Bros. Pictures)に戻った。
しかし映画観客の減少はやまず、ワーナーの新経営陣はスターの集客力に頼る戦略をとった。当時の大スターたちとの映画共同製作を進めたが、その中にはポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、バーブラ・ストライサンド、ジョン・ウェイン、クリント・イーストウッドらの名もあった。この努力によりスタジオは1970年代と1980年代を乗り切った。
駐車場経営をめぐる財務スキャンダルの後、1972年に親会社キニー・ナショナル・カンパニーは葬儀場や駐車場など娯楽以外の分野を分離し、社名をワーナーにちなんでワーナー・コミュニケーションズ(Warner Communications)に変更した。ワーナー・コミュニケーションズは娯楽事業への投資を進め、1976年にはビデオゲーム会社アタリを、さらに遊園地経営会社シックスフラッグスを買収した。アタリはワーナー傘下に入って以降、ワーナー・コミュニケーションズの利益のかなりの部分を占めるグループの稼ぎ頭になったが、企業文化の違いで創業者が追い出され、経営が迷走した。後に、ゲーム市場の崩壊(日本で言ういわゆる「アタリショック」)が起こると、ワーナー・コミュニケーションズ自体の株価も低落した。
1971年から1987年末まで、ワーナーの国際配給はコロンビア映画との共同事業であり、いくつかの国ではワーナー・コロンビア連合は他社の映画も配給していた。ワーナーは1988年以降ウォルト・ディズニー・ピクチャーズと組み、1993年にディズニーが独自にブエナ・ビスタ・インターナショナルを設立するまで続いた。

タイム・ワーナー
1989年、派手でスター頼みのワーナー・コミュニケーションズと、タイムで有名な上流階級的な出版グループ・タイムとが統合し、メディアグループ・タイム・ワーナーが誕生したことは世間を驚かせた。1995年、タイム・ワーナーはCNN創業者テッド・ターナー率いるターナー・ブロードキャスティング・システムと合併、これによりタイム・ワーナーはターナーが持っていた1948年以前のワーナーのフィルム・ライブラリーを取り戻したほか、MGMやRKOなどの旧作のライブラリも手に入れた。一方、アタリゲームズやシックスフラッグスなどの事業は売却した。タイム・ワーナーは2001年にAOL社と合併しAOLタイム・ワーナーとなったが、その後ドットコムバブル崩壊でAOLの資産は減少し、社名はタイム・ワーナーに戻った。
1995年、ワーナーはシカゴの新聞・テレビ網グループ、トリビューン・カンパニーとワーナー・ブラザーズ・テレビジョン・ネットワーク(WBネットワーク)を設立、スキマ市場であったティーンエイジャーを狙った『バフィー ~恋する十字架~』や『ドーソンズ・クリーク』などの学園ドラマでヒットを飛ばした。さらに『チャームド』『7th Heaven』などの家族向けドラマの成功でWBは脚光を浴びた。2006年、CBSとタイム・ワーナーは、CBS傘下のUPNとワーナー傘下のWBの両ネットワークを解散して新たなネットワーク、CWテレビジョンネットワークを立ち上げた。
映画事業では、1990年代末に『ハリー・ポッター』シリーズの映画化権を買い、2001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』以降ワーナーのドル箱シリーズとなっている。また、ワーナーは有力な監督やプロデューサーが率いる多くの中小プロダクションと共同製作や配給を行ってきた。アンブリン・エンターテインメント(Amblin Entertainment)、モーガン・クリーク・プロダクションズ(Morgan Creek Productions、現在はユニバーサルと製作)、リージェンシー・エンタープライズ(Regency Enterprises、現在は20世紀FOXと製作)、ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ(Village Roadshow Pictures)、レジェンダリー・ピクチャーズ(Legendary Pictures)、シルヴァー・ピクチャーズ(Silver Pictures、ダークキャッスル・エンタテインメント Dark Castle Entertainmentはその一部)、ゲフィン・フィルム・カンパニー(Geffen Film Company)など、多数のヒットメーカーがワーナーと組んで映画製作を行っている。



古くは、西部劇とギャング映画で知られた「ワーナーブラザーズ」だったが、近年は「ハリー・ポッター」シリーズ等を手がける。(続きは「ワーナー・ブラザーズ」2へ)
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20世紀フォックス

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
20世紀フォックス(にじっせいき-、Twentieth Century Fox Film)は、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とする映画会社・映画スタジオ。ルパート・マードック率いるニューズ・コーポレーションの傘下である。

沿革
ロサンゼルス・センチュリーシティにある本社ビル、FOXプラザ。映画ダイ・ハードの舞台でもある。
1935年 フォックス・フィルム(1915年にウィリアム・フォックスにより設立)と20世紀映画(1933年にダリル・F・ザナックにより設立)が合併し、20世紀フォックス映画として設立される。戦前はシャーリー・テンプル主演作やジョン・フォード監督、戦後はマリリン・モンローの映画により知られる。
1940年代から1950年代にかけては「イヴの総て」「わが谷は緑なりき」「紳士協定」といったドラマ・社会派作品を製作した。
1950年代以降は、ロジャース&ハマースタインのブロードウェイミュージカルの映画化に取り組み、世界的に有名な「王様と私」「サウンド・オブ・ミュージック」。舞台の演出をそのまま映画に取り込んだ「南太平洋」「オクラホマ!」などがある。
1953年には、ワイドスクリーンのひとつ「シネマスコープ」を開発。これは当時普及してきたテレビに対抗するもので、大画面で楽しむという映画の醍醐味をあらためて認識させるものとなり、同年の史劇「聖衣」がその第一作となった。以来ハリウッド映画をはじめとする大作映画はほとんどシネマスコープで撮影されている。
ところが1962年に製作した「クレオパトラ」が、巨額な製作費をつぎ込んだ割に大失敗し、スタジオは倒産の危機に陥る。そこへ20世紀映画の創始者だった、ダリル・F・ザナックが経営陣に戻り、1968年の「猿の惑星」シリーズを筆頭にスタジオは軌道に戻った。以来SF作品とシリーズ作品が好調。1977年からの「スター・ウォーズ」シリーズは同社の代表作のひとつ。そのほかに「エイリアン」シリーズ、「ダイ・ハード」シリーズといった人気シリーズを製作。
1997年には「タイタニック」をパラマウント映画と共同製作し、アカデミー賞11部門受賞の快挙を成し遂げた。
2001年より21世紀になったため、社名が「21世紀フォックス」になるのではと全世界が注目したが、結局社名は変更されず現在に至る。(肝付兼太の主宰する「劇団21世紀FOX」は同社のパロディであり、肝付は21世紀になった時に20世紀FOXが改名のために劇団に多額のお金が入るのではないかと目論んでいたようである。またイギリスの歌手、サマンサ・フォックスも「21st Century Fox」という題名のアルバムタイトルを発表している)
次世代DVDの規格争いにおいては、終戦までの間ソニーピクチャーズやディズニーと並んでBlu-ray Discのみを強力に支持していた。

ファンファーレ
20世紀フォックスの映画といえば、冒頭で流れる、スネアドラムの軽快な刻みから始まる華やかなファンファーレが有名である。この曲は、1935年当時、同社の音楽部長だったアルフレッド・ニューマン(1901-1970)により作曲された、わずか9小節という短い曲で、もともとはニュース映画の冒頭に流す事が主目的だった。ニュース映画の時代ではなくなったものの、映画の本編が始まる前の臨場感を高めるメロディとして、今なお同社の映画には欠かせぬ存在となっており、他の映画会社には見られない、インパクトあるスポットとして広く知られている。
古くは横山パンチ・横山ノック・青芝フックらによって結成された漫画トリオがドラマ「てなもんや三度笠」などでやっていたギャグ「パンパカパーン~今週のハイライト~」や、現在では、野球場、特に西武ドームで試合開始の合図に流したり、演奏会の際、本演奏の前にトップでこのファンファーレを演奏する所もある、等多岐に使用される様にもなった。

オープニングロゴ
•「20th CENTURY FOX」の文字を立体的に象ったロゴ。以前はサーチライト部分のみが動く平面アニメーションだったが、現在は上方から視点が回り込む3DCGアニメーションになっている(ただしスターウォーズ新三部作では旧作との統一のため回りこむシーンはカットされていて、表面からしか映らない)。
•X-メンシリーズのオープニングロゴでは『FOX』の『X』の部分だけが暗転時に最後までうっすらと残る、など作品によっては遊び心を加えた仕掛けを組み込むことがある。(例:1990年クリスマス映画二本立てとして公開された「シザーハンズ」と「ホーム・アローン」では、ロゴに雪が降っている)



「猿の惑星」シリーズ、「スターウォーズ」シリーズ・・・大作に昔から事欠かない。あの会社の「マーク」と「ファンファーレ」は、「これから映画が始まるぞーっ」とドキドキさせてくれる。

猿の惑星 BOX SET

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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内容紹介
『猿の惑星』から『最後の猿の惑星』まで、すべてのつながりとその製作の足跡を迫った究極の「猿の惑星解説版」!
【特典】
1.ピクチャーディスク仕様
2.特別ボックス
3.ブックレット付き
4.特典ディスク「猿の惑星のすべて」
5.復刻版ポスト・カード5枚セット付き

【収録作品】
Disc1 猿の惑星(1968年/112分)
Disc2 続・猿の惑星(1970年/95分)
Disc3 新・猿の惑星(1971年/98分)
Disc4 猿の惑星・征服(1972年/87分)
Disc5 最後の猿の惑星 (1973年/87分)
Disc6 特別ディスク「猿の惑星のすべて」

【Disc4特典ディスク収録内容】
1. 第一作「猿の惑星」製作までの困難極まる経緯
2. 制作費とスケジュールとの悪戦苦闘
3. 名監督はじめ、スタッフ・キャストのコメントを収録
4. 特殊メイクシーンとそのテスト版製作まで
5. 様々な名シーンの撮影解説/絵コンテ
6. TVシリーズ、アニメーション、フィギュア世界など


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1968年~1973年に制作された、『猿の惑星』『続・猿の惑星』『新・猿の惑星』『猿の惑星・征服』『最後の猿の惑星』のSF映画史上に残る傑作シリーズ全5作と、映像特典を収録したディスクの全6枚からなるコレクターズボックスセット。

未知の惑星に不時着した宇宙飛行士テイラー(チャールトン・ヘストン)は、そこで猿が支配し、人間が奴隷として扱われている世界を見る。全世界に衝撃を与えた、あまりにも有名な第1作のラストシーン。シリーズが進むたびに次々と意外な展開をし、最終的に時間の環を描くに至る物語。単なる奇想としてのSF映画の枠組みを超えて、当時の社会情勢を反映したその内容は、現在でも決して色あせない深みと魅力をもつものとなっている。(田中 元)

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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内容紹介
「スター・ウォーズ」を愛するファンへ! いよいよ2006年9月13日、クラシック3部作の「特別篇」と「劇場初公開版」収録の2枚組DVDがあなたのものに!!
[2006年9月13日~2007年1月5日までの期間限定出荷]

<収録作品>
スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソードIV) <特別篇>
スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソードIV) <劇場初公開版>

<スタッフ&キャスト>
ルーク・スカイウォーカー…マーク・ハミル(島田 敏)
ハン・ソロ…ハリソン・フォード(磯辺 勉)
レイア姫…キャリー・フィッシャー(高島雅羅)
オビ=ワン・ケノービ…アレック・ギネス(納谷悟朗)
ダース・ベイダー…(大平 透)

監督・脚本:ジョージ・ルーカス
撮影:ゲイリー・カーツ
音楽:ジョン・ウィリアムズ

<ストーリー>
ジェダイの騎士が滅亡して久しい時代、銀河系は帝国による圧政下にあった。そんな中、小さな反乱軍が、帝国が誇る最終兵器=要塞デス・スターの極秘設計図を盗み出し、必死に抵抗する。銀河皇帝が最も信頼をおくダース・ベイダー卿は、秘密の設計図を奪還し、反乱軍の本拠地を探し出すよう命ぜられる。時同じくして、帝国に囚われの身となった反乱軍のリーダー、レイア姫は救援信号を発信するが、それを受信したのは一介の農場手伝いの青年、ルーク・スカイウォーカーであった。自らの運命に導かれるかのごとくルークは、賢者オビ=ワン・ケノービ、ならず者のハン・ソロと相棒のチューバッカ、ドロイドのR2-D2やC-3PO等忘れ得ぬ仲間たちとともに、レイア姫の救出と反乱軍による帝国の壊滅に身を投じていく。

<ポイント>
●スター・ウォーズ トリロジー3部作が\2,990(税込)で初の単品発売
●デジタル修復&デジタルリマスターされた「特別篇」プラス、ファン待望の初DVD化! 劇場初公開版をボーナスディスクとして収録!!
●劇場初公開版『スター・ウォーズ 新たなる希望』(エピソードIV)&『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(エピソードV)には、ファンから絶大なリクエストがあった「劇場版吹替バージョン」を特別収録
●さらに劇場初公開版3作には、岡枝慎二氏による劇場公開版字幕も特別収録!!

<収録特典>
【特別篇】
●音声解説――ジョージ・ルーカス/キャリー・フィッシャー/ベン・バート/デニス・ミューレン(starwars.com)

【劇場初公開版】
●STAR WARS LEGO ゲーム予告編

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アメリカ公開から1年。1978年夏、ようやく僕たちの前に姿を現した、すべての原点。公開当時タイトル「スター・ウォーズ」(サブタイなし)。たとえスクイーズでなくても、ルーカスフィルムのロゴがきらびやかじゃなくても、特撮が現在の目で見るとしょぼくても、合成の跡が目立っても、モス・アイズリーの風景が寂しくても、フォースを「理力」、ジェダイの騎士を「共和騎士」と訳されても、背景がいかにも描き割りであっても、X-ウィング上のR2-D2がほとんどモノクロであっても、CG画像がセコくても、爆発に立体感がなくても、ジャバ・ザ・ハットとハン・ソロのやりとりがなくても、それでも僕たちは、この「スター・ウォーズ」が大好きだ。あの夏に心ときめかせたバージョンとは、まだ少し違うのだけれど、たとえ過去の遺産と言われようとも、この思いは変わらない。82年リバイバル時の日本語吹き替えバージョンは、奥田瑛二がルーク、森本レオがハン・ソロだ。珍品上等じゃないか。97年公開の「特別版」では、デジタル技術のおかげで鮮明で立体的な「スター・ウォーズ」に出会うことができた。でも、僕たちには1978年夏のあのときめきこそが「スター・ウォーズ」なんだ。分かってくれるかな?ジョージ。(斉藤守彦)

フレンチ・コネクション/フレンチ・コネクション2

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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内容紹介
映画史上伝説のカーチェイス!
"執念"のド根性刑事がNYを暴走。
不朽の名作がお得な2枚パックに!

≪収録作品≫

●『フレンチ・コネクション』

<キャスト&スタッフ>
ジミー・ドイル…ジーン・ハックマン(小池朝雄)
バディ・ラソー…ロイ・シャイダー(羽佐間道夫)
アラン・シャルニエ…フェルナンド・レイ(大平 透)
ピエール・ニコリ…マルセル・ボサッフィ(渡部 猛)
アンリ・デブロー…フレデリック・ド・パスカル(柴田秀勝)
サル・ボカ…トニー・ロー・ビアンコ(山田康雄)
クライン…ソニー・グロッソー(村瀬正彦)

監督:ウィリアム・フリードキン
製作:フィリップ・ダントニ
脚本:アーネスト・タイディマン

<ストーリー>
"フレンチ・コネクション"、それはフランスとアメリカを結ぶ麻薬密輸ルート。マルセイユからニューヨークへ密輸される3200万ドルのヘロインをめぐって、NY市警の敏腕刑事ポパイこと、ドイル刑事と相棒ラソー刑事が、国際麻薬シンジケートの黒幕を追い詰める!

●『フレンチ・コネクション2』

<キャスト&スタッフ>
ジミー・ドイル…ジーン・ハックマン(小池朝雄)
バルテルミー…ベルナール・フレッソン(羽佐間道夫)
シャルニエ…フェルナンド・レイ(大平 透)

監督:ジョン・フランケンハイマー
製作:ロバート・L・ローゼン
脚本:アレクサンダー・ジェイコブス/ロバート・ディロン/ローリー・ディロン

<ストーリー>
麻薬密売組織のボス、シャルニエを追ってNYから敵の本拠地マルセイユに乗り込んだドイル刑事。一時は組織に捕らえられ、麻薬によって廃人寸前まで追い詰められるが、執念に燃えるポパイの決死の追跡行はとどまることはなかった!

≪ポイント≫
●「今日はどんな気分?」で選べる効能別オススメパック
お得な2枚パックでなんと\1,980(税込)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
ジーン・ハックマンが主演を務め、仏米を結ぶ麻薬組織の壊滅に執念を燃やす刑事の姿を描いた傑作アクションシリーズ2作のパック。“FOX70周年記念キャンペーン第7弾 今だけお得なDVD2枚組パック”。

「フレンチコネクション2」の方が圧倒的に面白い。


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ユニバーサル・ピクチャーズ

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
ユニバーサル・ピクチャーズ (Universal Studios、Universal Pictures) は、アメリカの映画会社。アメリカ三大ネットワークの1つNBCとともにNBCユニバーサルの傘下に属する。
テーマパークのユニバーサル・スタジオは、NBCユニバーサル傘下の別会社によって運営されている。

 沿革
•1912年、カール・レムリによって創立される。
•1952年、デッカ・レコードの米国法人に買収される。
•1962年、デッカ・レコードの米国法人がMCAに買収される。MCAが1950年に買収したパラマウント映画の1950年以前の旧作の配給権が移される。
•1990年、親会社「MCA」が松下電器産業に買収される。
•1995年、松下電器産業がMCAをシーグラムに売却する。
•2000年、親会社「シーグラム」とフランスの複合企業「ヴィヴェンディ」または、「ヴィヴェンディ」の傘下の有料テレビ会社「カナルプリュス社」の3社で合併し、ビベンディ・ユニヴァーサルが誕生する。
•2004年、ビベンディ・ユニヴァーサルの娯楽部門「ビベンディ・ユニバーサル・エンターテインメント(ユニバーサル映画が属す)」と放送会社(局)「NBC」が合併し、NBCユニバーサルを設立する。

特徴
•同社名物のスタジオ・ツアーは映画スタジオ設立当時から存在し、サイレント映画時代は撮影シーンも見学できたが、トーキー時代に突入すると雑音が入るということで中断され、1964年の復活後はアトラクション・ツアーが中心になった。
•2003年14億円を投じ制作したブロードウェイミュージカル『ウィケッド』が大成功を収め、2004年にトニー賞三部門を受賞。今現在も上演されている。
•2004年以降に勃発した次世代DVDの規格争い(HD DVD vs. Blu-ray Disc)ではHD DVDを支持していたが、東芝がHD DVD事業の撤退を決めたのを受けて、Blu-ray Discでの映画ソフトを販売する方針を明らかにした。それまではHD DVDのみを一貫して支持する唯一のハリウッド映画会社でもあった。(パラマウント映画とワーナー・ブラザーズはHD DVD陣営から両陣営に属し、その後はそれぞれHD DVD、Blu-ray陣営に属していたが、ユニバーサルのBlu-ray参入が決定して間もなくパラマウントもBlu-ray再参入を表明した)

過去には、「怪物映画」を撮る「二流映画会社」と呼ばれた時代があった。ステーヴン・スピルバーグがデビューしたのもこの会社の作品。

激突! スペシャル・エディション

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
弱冠25歳のスティーブン・スピルバーグが監督し、その才能を世に知らしめた伝説のサスペンス。ハイウェイで乗用車を走らせる男が、追い越したトラックに執拗に付け狙われる。“ユニバーサル・ザ・ベスト¥1,800”。※5月10日までの期間限定出荷

内容(「Oricon」データベースより)
カリフォルニア州を南へ車で向かうデイヴィッドの前に、大型トレーラーが立ちふさがる。イライラして、このトレーラーを追い抜いたが最後。デイヴィッドはトレーラーに究極の恐怖を味合わされることに…。スティーブン・スピルバーグの監督デビュー作。


アメリカでは「テレビ映画」として放映され、その出来の良さゆえ、アメリカ以外の国では「劇場ロードショー」となった。僕の大好きな作品。



バック・トゥ・ザ・フューチャー DVDコレクターズBOX 【初回生産限定】

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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内容紹介
【スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキス監督が贈るSFアドベンチャーの決定版!!】

今なお観る者を魅了し続ける、傑作SFアドベンチャーのコレクターズBOXが新ビジュアルで再登場!!

〔収録内容〕
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
親友の科学者ドクの発明したタイムマシンで、1985年から1955年にタイムスリップしてしまった高校生のマーティ。そこで出会った自分の両親になるはずのロレーンに恋心を抱かれ…。
≪特典≫●メイキング・オブ・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」●三部作の秘密:第一章●NG集●未公開シーン集●音声解説 他
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 』
マーティが過去・現在・未来を駆けめぐる人気SFシリーズ第2弾!空飛ぶ車やスケボーなどの楽しい近未来アイテムや、一人4役をこなすマイケル・J・フォックスの芸達者ぶりなど、見どころ満載!!
≪特典≫●メイキング・オブ・「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」●3部作の秘密:第二章●NG集●未公開シーン集 他
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』
130年前の時を越え、ついに西部開拓時代で冒険が展開されるシリーズ完結編。テンポの良さとディテールのこだわりはそのままに、シリーズを締めくくるにふさわしいラストが用意されている。
≪特典≫●3部作の秘密:第三章●NG集●未公開シーン集●ストーリーボードと映像の比較 他

★特典ディスク
4時間を超える貴重映像が満載!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
◆監督ロバート・ゼメキス/製作ボブ・ゲイルによるQ&A◆マイケル・J・フォックスが語る撮影裏話◆未公開シーン集 8シーン
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 』
◆監督ロバート・ゼメキス/製作ボブ・ゲイルによるQ&A◆未公開シーン集(ボブ・ゲイルによる音声解説あり)7シーン◆プロダクション・デザイン◆ストーリーボードの制作◆デロリアンのデザイン◆タイム・トラベルの映像化◆視覚効果の制作課程◆“Power of Love”(ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)ミュージック・ビデオ
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』
◆メイキング・オブ・「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」◆監督ロバート・ゼメキス/製作ボブ・ゲイルによるQ&A◆未公開シーン集(ボブ・ゲイルによる音声解説あり)◆ヒル・バレーのデザイン◆ポスター・デザイン◆[バック・トゥ・ザ・フューチャー]三部作の秘密

※映像特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございますのでご了承下さい。

内容(「Oricon」データベースより)
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、ロバート・ゼメキス監督で贈る傑作SFエンタテイメント映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ3部作のDVD-BOX。
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パラマウント映画

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
パラマウント映画(Paramount Pictures)は、アメリカの映画会社・映画スタジオのひとつ。1912年に設立された「フェーマス・プレーヤーズ」を前身とし、現在はバイアコムの傘下にある。
ワイドスクリーン規格の一つ、ビスタビジョン(ビスタサイズ)を開発したことでも知られる。

創業までの逸話
ユダヤ系ハンガリー人として生まれたアドルフ・ズーカー(en:Adolph Zukor)は移民労働者として、モップ拭きからスタートして毛皮商として成功した。
そして、後に劇場王となる同業者の親友、マーカス・ロウに触発され、ボードビル会社を設立。次いでニッケルオデオン興業から配給業、製作業と組んで1916年映画スタジオを設立、業界を先導する。この時ボードビリアンのジェシー・ラスキー、手袋商のサミュエル・ゴールドフィッシュ(後にゴールドウィンと改名)、当時脚本家だったセシル・B・デミルらと組んで、1913年ハリウッド初の長編映画「スクォー・マン」を製作する。
さらには、D・W・グリフィスが『國民の創生』(1915年)、『イントレランス』(1916年)を次々発表。ズーカーの経営手腕は凄まじいもので、人気スターの出演作を次々購入・製作し、市場を奪われた興業者たちの間では「ズーカーを止めろ!」が合言葉になる程であった。20年半ばでの収益はフォックスの2倍、ユニバーサルの3倍、ワーナーの5倍におよんだ。
(以降の歴史は沿革の項を参照の事)

沿革
•1912年 アドルフ・ズーカーがフェーマス・プレーヤーズを設立する。
•1916年 映画制作会社「ジェシー・L・ラスキー・フィチャー・プレイ・カンパニー(1913年に設立)」と合併し、「フェイマス・プレイヤーズ・ラスキー・スタジオ」となる。
•1927年 社名をパラマウントに改称する。
•1933年 財政難で破産宣告をされる。
•1935年 再建される。
•1949年 独禁法によって、興行部門を分離する。
•1957年 1948年以前の大部分のトーキー作品の版権(我が輩はカモである、誰が為に鐘は鳴る、失われた週末、等)をEMKA(MCAレコードの子会社)に売却。これらの版権は現在、ユニバーサル映画が保有する。
•1966年 石油資本ガルフ&ウェスタン社に買収される。
•1994年 バイアコムに買収される。
•1999年 バイアコムは米3大ネットワークの一つCBSを350億ドルで買収。(2005年に再び分離)
•2003年 福岡市の遊戯施設運営会社・日本トレイドが福岡県久山町にパラマウント・ムービー・スタジオ・パーク・ジャパンの建設計画を発表。しかし、立ち消えとなる。
•2007年 日本法人社名をパラマウント ジャパン株式会社に変更。

次世代ディスクへの対応
HD DVDとBlu-ray Disc( 以下“ Blu-ray ” )がDVDの後継フォーマットを巡って争った、いわゆる“ 次世代ディスク( 次世代DVD )戦争 ”では、パラマウント(以下“ パラ社 ”)は当初HD DVDのみを支持していた[1]が、BD-ROMの生産コストがDVDと殆ど変わらなくなったことを受け、2005年10月にはワーナー・ブラザーズと共に両フォーマットを支持する方針に転換してBlu-ray版ソフトのリリースを開始。その結果もあり、フォーマット争いはBlu-ray有利で進んでいた。
2007年8月20日、パラ社は突如として再びHD DVD版のみをリリースする方針に転換する事を発表、発売を控えていた複数のBlu-rayタイトルが発売中止。既発売のBlu-ray版ソフトも出荷が停止された。俗に“ パラマウントショック ”などと呼ばれた本件に対して、当時のパラ社ヒット作である『 トランスフォーマー 』の監督・マイケル・ベイなどを筆頭とした各クリエーターや識者はパラ社の方針を強く非難した。 また、規格争い終結後、ドリームワークスのCEOが、「皆さんがご存知のように、我々はHD DVDのみを独占的にサポートすることで多額の補償を受けていた」とロイターの取材で公言している。
その後、2008年1月4日にワーナーがソフトリリースをBlu-rayに限定すると発表した事を起にHD DVD市場が急速に終息化、2月19日には東芝がHD DVD事業を全て終了すると発表。パラ社も2月21日にBlu-ray Discに再参入することを発表し、“ パラマウントショック ”から始まったパラ社の迷走は終焉を迎えた。
なお、日本市場でも米パラ社の意向を受ける形で日本法人(パラマウント ジャパン社)が動いた事もあり、概ね上記と同じ経緯でHD DVD/Blu-ray版ダブルリリース → HD DVD独占リリース( 既発売・発売予定Blu-ray版ソフトのリリース停止/中止) → HD DVD終了 → Blu-ray版ソフトリリース復活という流れになった。
2008年7月25日にはBOXを含む6タイトル、8作品のBlu-ray版ソフトが再リリース予定。
2007年9月1日、社名をパラマウント ジャパン株式会社に再度変更。組織を映画配給部門とホームエンターテイメント部門に明確に二分割し、それぞれの業務を運営する方針を打ち出す。

オープニングロゴ
•かつてはマッキンリー山に雲が通り過ぎる平面アニメーション。
•現在はマッキンリー山に22個の星の3DCGアニメーション。星はかつての専属スターの数を表す。


「インディ・ジョーンズ」シリーズや「ゴッドファーザー」、古くは都会的な映画を多く作っていた。マルクス兄弟の映画も手がける。「インディ・ジョーンズ」シリーズの第2作では「パラマウントのマーク」から「同じ形をした山」に映像がダブるというお遊びがある。僕のよく観ていた時代は「ガルフ and ウェスタンカンパニー」だった。

ゴッドファーザーDVDコレクション

ビクターエンターテインメント/CIC・ビクタービデオ

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その長い回り道の、時には輝いた映画人生をとおして、フランシス・フォード・コッポラは、数多くのすばらしい作品と欠点はあるが文句なくおもしろい作品、そしてコッポラがまったく見えないというだけでも観る価値のある一握りの失敗作を残している。それでも、やはりコッポラは映画『ゴッドファーザー』を監督した男である。これからもそうだろう。彼は自分が作ったシリーズに支配され、決定されている。この逆転写は、恐らくほかの監督には体験できないものだろう。コッポラは「ゴッドファーザー」を作りっ放しにしておけなかった。だから、15年後に戻ってきて2部作を3部作に作り替える。あるいは、初めの2作品を時系列的に編集し直してビデオ用映画の『ゴッドファーザー・サガ(伝説)』にするのである。

映画『ゴッドファーザー』は悪徳漢とその大家族と大組織の(本来ならば勧善懲悪の)物語、現代のシェイクスピア劇である。コッポラはあえてこの映画を叙事詩として、そして、ためらうことなく悲劇的に描いた。ここでは、殺人が立派なビジネスになっている。

第1作は、豪華な配役と構想において、ひときわ完成度の高い作品である。 マフィアの世界に入ったマイケル・コルレオーネ、父から譲られた権力、呵責(かしゃく)なき敵の殲滅(せんめつ)。そのすべてをコッポラは、観るものに息をのませる確信で語っているのだが、実はこれは序章にすぎなかった。2年後に、キューバ革命の間に権力と影響力を増大させていくマイケルと、貧しい移民居住区から身を起こした父の物語を重ねた映画『ゴッドファーザーPart2』が作られた。コッポラにとっては前より大きな賭けで、それだけに物語構成は念入りに練られた。そして最後の孤独の中の絶望は完全に報われたのである(自分の運命を見据えて、飢えたように突き進む切れ者で野心家のマイケルを、アル・パチーノがこれ以上ない見事さで演じ切っている)。

『ゴッドファーザーPart3』は金目当てだったと言う人もいる。しかし、これは価値ある終章である。テンポが緩いのではない。コッポラは枯淡(こたん)の辛抱強さと非情さで、償いをしようとするマイケルの周りに、過去の罪を降らせているのである。(Bruce Reid, Amazon.com)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
今もなお絶賛され続ける傑作『ゴッドファーザー』シリーズが3時間20分の特典ボーナスディスクも加え、全5枚組のコレクションセットDVDとして登場。マーロン・ブランド、アル・パチーノなど大御所の俳優陣で、マフィア一家の盛衰を描いていく。

インディ・ジョーンズ アドベンチャー・コレクション (期間限定生産)

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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内容紹介
2008年8月末までの「期間限定商品」です。お早めにお求めください!!

★スティーブン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮、ハリソン・フォード主演による映画史上最も愛されたヒーローが、19年ぶりのシリーズ第4弾「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」で帰ってくる!!
★世代を超えた人気を誇るインディのアドベンチャー・シリーズ3作品「インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」が、新たに映像特典を収録、新パッケージになりリリース!!

【映像特典】
「インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》」
●イントロダクション(ルーカスとスピルバーグが語る作品紹介と製作秘話)
●インディ・ジョーンズの真価(スタッフ、キャストが撮影当時の模様を振り返るほか、「4」の出演者がシリーズの魅力を語る)
●特殊メイク:顔が溶けるまで(クライマックスで使われた視覚効果のメイキング)
●ストーリーボード(撮影の指針となるストーリーボードと完成映像の比較)
●静止画ギャラリー(4種)

「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
●イントロダクション(ルーカスとスピルバーグが語る作品紹介と製作秘話)
●共演した“生き物”たち(大量のヘビ、昆虫、ネズミを使ったシーンのメイキング。「4」の情報もあり)
●ロケ地解説(世界各国で撮影されたシリーズのロケ地を紹介。「4」の情報もあり)
●ストーリーボード(撮影の指針となるストーリーボードと完成映像の比較)
●静止画ギャラリー(4種)

「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」
●イントロダクション(ルーカスとスピルバーグが語る作品紹介と製作秘話)
●歴代ヒロインの“再会”(シリーズでヒロインを演じた三人の女優がそろって出席したティーチ・インの模様を収録)
●キャラクター紹介(インディの敵から味方まで、シリーズに登場したキャラクターの紹介。「4」の情報もあり)
●ストーリーボード(撮影の指針となるストーリーボードと完成映像の比較)
●静止画ギャラリー(4種)

※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。

内容(「Oricon」データベースより)
ジョージ・ルーカス製作総指揮×スティーブン・スピルバーグ監督×ハリソン・フォード主演で贈る、アクション・アドベンチャー3作品「インディ・ジョーンズ レイダース失われたアーク《聖櫃》」「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」を収録した廉価版3枚組BOX。新たな特典映像も追加収録。期間限定生産。

オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディショ

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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内容紹介
"パラマウントが誇る、時代を超えた名作・傑作をお求めやすい価格で!!

アガサ・クリスティの同名小説をオールスターキャストで映画化。

※吹替は昭和55年11月2日 テレビ朝日「日曜洋画劇場」放映素材使用しております。
※放映カット部分は下記の通り追加修復。
アルバート・フィニー(田中明夫/修復部分:塾 一久)、ローレン・バコール(楠侑子/修復部分:谷育子)、イングリッド・バーグマン(水城蘭子/修復部分:園田恵子)

【映像特典】
(1)アガサ・クリスティ:孫が語るその人物像
(2)「オリエント急行殺人事件」メイキング
<全員ご乗車を!/乗車/乗客たち/終着駅>
(3)劇場予告編

※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。 "

内容(「Oricon」データベースより)
オリエント急行の中で起こった殺人事件を巡って、それに関わった人間群像の愛憎と名探偵エルキュール・ポワロの活躍を描いたアガサ・クリスティ女史の同名小説を、アルバート・フィーニー主演で映画化した名作ミステリー。

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コロンビア映画

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
コロンビア映画(Columbia Pictures)とは、アメリカの映画スタジオのひとつ。映画会社。「コロムビア映画」と表記することもある。
ユニヴァーサル社の社員だったジョー・ブラントとコーン兄弟(ジャック・コーンとハリー・コーン)が1920年に設立したCBC Film Sales Corporationが前身で、1924年に社名を「コロンビア」とする。1982年には、コカ・コーラに買収され、翌1983年には、新しい製作部門「トライスター・ピクチャーズ」を設立。1989年には日本企業のソニーが48億ドルで買収したが、日米経済摩擦の時期と重なったためアメリカ国内で激しいジャパンバッシング(日本叩き)が起きた。買収当初はヒット作に乏しく、巨額の赤字を計上したが、1990年代後半から復調傾向を見せ、近年では米国市場で常に上位のシェアを占めている(因みに2006年度米国興行成績は、ソニーが18.6%のシェアを確保して第1位)。現在は、ソニーの子会社である米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)の一部である。最高責任者は、SPE共同会長兼コロンビア・トライスター・モーション・ピクチャー・グループ会長のエイミー・パスカル。

オープニングロゴ
•コロンビアはトーチを翳す女性。自由の女神に似ているが「コロムビアレディ」と称される別人。
•トライスターはユニコーン。


たくさん「コロンビア映画」を観ているが、その特徴はと訊かれると「ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント」になってからの作品(スパイダーマン)とかを思い出してしまう。「戦場にかける橋」もそうだった様な気がする。

スパイダーマン潤・ デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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内容紹介
自分の中に存在する〈悪〉に気づいたとき… 〈悪〉と闘い続けられるのか。

【ストーリー】
ブラック・スパイダーマンとなったピーターは、その黒いスーツがもたらす新たなパワーに酔いしれ、怒りを制御することができない。彼に何が起こったのかーー?慕っていた叔父を殺した犯人への復讐。スパイダーマンを父の仇と信じ込む親友ハリーとの決闘。未来を誓いあった恋人メリー・ジェーンとの心のすれ違い。そこに現れるグウェンとの微妙な恋愛関係。悲しき運命の連鎖が、彼を究極の戦いへと導く。さらに新たなる脅威ヴェノムがスパイダーマンに襲いかかる!戦いは、ニュー・ゴブリン、サンドマンを巻き込み、熾烈さを増していく……。

DISC1 本編+映像・音声特典 音声解説 サム・ライミ監督とキャストによる音声解説 製作スタッフによる音声解説 NGシーン集 フォト・ギャラリー集(5種) ミュージック・ビデオ 関連作品予告編集 DISC2 映像特典 メイキング・ドキュメンタリー集 砂の粒:サンドマンの誕生 新たなゴブリンの創造 黒の物体:ヴェノムの誕生 ぶら下がる! グウェン・ステーシーと崩壊するフロア 戦う、跳ぶ、乗る:スタントの裏側 もつれる糸:『スパイダーマンTM3』の三角関係 水の壁 編集の舞台裏 音の科学~最高の音楽とともに ニューヨーク ロケ:屋上から路地裏まで クリーブランドロケ:ユークリッド通りのカー・スタント

【スタッフ&キャスト】
《製作》ローラ・ジスキン、アビ・アラド、グラント・カーティス
《監督》サム・ライミ
《脚本》アイヴァン・ライミ、アルヴィン・サージェント
《出演》トビー・マグワイア、キルステン・ダンスト、ジェームズ・フランコ

【CopyRight】
(C)2007 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved. MARVEL, and all Marvel characters including the Spider-Man, Sandman and Venom characters TM & (C)2007 Marvel Characters, Inc. All Rights Reserved.

※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。

内容(「Oricon」データベースより)
脅威的なアクションと魅力的なストーリーで世界的大ヒットを巻き起こした『スパイダーマン』3部作の最終章!スパイダーマンとして市民から賛辞を浴びるピーター・パーカーに、ある日突然、謎の黒い液状生命体が取り憑き、その全身を黒く染めていく。黒いスーツがもたらすパワーに酔いしれ、怒りを制御できなくなってしまい…。特典ディスク付きの2枚組デラックス・コレクターズ・エディション!

戦場にかける橋

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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内容紹介
人間の名誉と誇りを賭け、男たちは闘いの火花を散らす!

【ストーリー】
1943年第二次世界大戦下のビルマ。日本軍の斉藤大佐を長とする捕虜収容所に、ニコルソン大佐率いる英軍捕虜が送られてきた。鉄橋建設を急ぐ斉藤大佐は、米軍のシアーズとともに建設現場で働くことを彼らに命令。工事は進み着々と橋は完成に近づくが、丁度その頃、同じ英軍の手によって橋の爆破工作が進められていた…。戦下における人間の尊厳や誇りを見事に描き、戦争のむごさを強く訴えた問題作。

アラビアのロレンス 完全版

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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内容紹介
<コロンビア・プレミアム・セレクション対象商品>
美しさと恐ろしさが交錯する大熱砂の中を青年ロレンスは孤独の進撃を開始した。
【収録内容】
映像特典
●メイキング・ドキュメンタリー「名作誕生秘話」(約61分収録)
●スティーブン・スピルバーグ『アラビアのロレンス』を語る
●撮影の舞台裏
●ニューヨークでのプレミア
●タレント・ファイル
●オリジナル劇場予告編集『アライビアのロレンス』『戦場にかける橋』『ナバロンの要塞』
●公開時の宣伝キャンペーン
●DVD-ROMフィーチャー:
1. 『アラビアのロレンス』アーカイブ(史実にもとづく写真と撮影風景で綴る舞台裏)
2. ロレンスとの旅(中東インタラクティブ・マップ)
《監督》 デビッド・リーン
《製作》 サム・スピーゲル
《脚本》 ロバート・ボルト
《出演》 ピーター・オトゥール、オマー・シャリフ ほか

Amazon.co.jp
「ロレンス」の出現は20世紀の事件であった。第一次世界大戦下、ドイツと手を組んだトルコ帝国の圧政下にあったアラブの独立に燃えたT.E.ロレンスは、独自のゲリラ隊を指揮し、アラブの救世主と称えられるようになる。しかし、やがて英国軍上層部に利用されていたことを知る。そして、味方と思っていたアラブ人たちもまた青い目、白い肌のロレンスを裏切っていくのだった…。
本作は、名匠デビット・リーンが息をのむ映像美と雄大な音楽で、実在のイギリス人冒険家ロレンスの波乱に富んだ半生を描き、20世紀映画の金字塔といわれている。62年のアカデミー賞では主要7部門を独占した。ロレンスにピーター・オトゥールが扮し、一世一代の当たり役となったのをはじめ、オマー・シャリフ、アンソニー・クイン、アレック・ギネスら出演陣も豪華。70ミリの画面に現れる砂漠の美しさと、真っ白いアラブの衣装をはためかせながら砂漠に立つロレンスの雄姿に圧倒される。金髪、碧眼、アングロサクソン特有の細身で長身のピーター・オトゥールは、紛れもなくロレンスそのものであった。(松本肇子)


こうしてみると、大作が多い。
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メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(Metro-Goldwyn-Mayer Inc.,MGM)はアメリカの巨大マスメディア企業。主に映画やテレビ番組の製作・供給を行う。

概要
1924年に設立。現在のMGMは実質的にはユナイテッド・アーティスツ(UA)の後継会社 。1985年以前のMGM作品の権利は、1986年にMGMがテッド・ターナーによって一時的に買収されたその間にターナー・エンタテインメント(1996年以降タイム・ワーナーグループ)に移された。
2005年4月8日にソニーや投資銀行を中心とするコンソーシアム(ソニーのアメリカ法人、コムキャスト、プロビデンス・エクイティ・パートナーズ、テキサス・パシフィック・グループ、DLJマーチャント・バンキング・パートナーズ)によって買収された。現在は持株会社のMGMホールディングスがMGM Inc.を所有し、その下にMGMスタジオ、MGMピクチャーズ、UA、オライオン等の事業会社や著作権・商標管理会社が入る形態である。

歴史
1924年、3社の映画スタジオが合併しMGMスタジオが成立。MGMの名前の由来は、その3社の頭文字を取ったもの。Metro Pictures Corporation (1915年創業)、Goldwyn Pictures Corporation (1917年創業)、Louis B. Mayer Pictures (1918年創業)の3社。
親会社は当時最大の劇場チェーン、ロウズだったために財力に恵まれ、製作も豪華主義で、設立当時から業界トップの地位を約束された。さらに同社を潤わせたのは「ボーイ・ワンダー(神童)」と謳われたアーヴィング・タルバーグの存在である。心臓疾患を持ちながら24時間編集室を出ないという働きぶりで、総帥ルイス・B・メイヤーと組んで初期作品を一手に手がけた。しかし37歳で1936年に早世。また30年代には「芸術のための芸術」をモットーにライオンが咆哮するトレードマークが生まれ、1950年代まで隆盛を極めた。
1946年、レコード事業に参入。コニー・フランシスやハーマンズ・ハーミッツなどのスターを生み出すが、1972年にポリグラムへ売却。
かつてMGMはグレタ・ガルボやジョーン・クロフォード、クラーク・ゲーブルやジミー・デュランテをはじめとする多数のスターを擁し、「空の星の数よりも多いスターたちがいる」がキャッチフレーズだった。
その後、巨大になりすぎた社の方針は時代の流れに折り合わず、1960年代から次第に衰退。1973年には配給部門を整理し、UAが配給権を掌握したが『天国の門』の大失敗で経営破綻し、1981年にMGMが吸収してMGM/UAに。1986年にはテッド・ターナー率いるターナー・ブロードキャスティング・システム(TBS、現在はタイム・ワーナー傘下)傘下になり、この時にMGM・ワーナー(1948年以前の旧作)・RKO・アソシエイテッド・アーティスツ・プロダクション(a.a.p.)製作の旧作の版権の大部分(『オズの魔法使い』・『風と共に去りぬ』・『トムとジェリー』・『ビクター/ビクトリア』など)がターナーに移され、版権が残されたのはUA制作の作品(『お熱いのがお好き』・『噂の二人』・『ロッキー』など)以外は少数の作品(『昼下りの情事』・『007 美しき獲物たち』など)となった(MGM/UA名義の作品はUA作品の続編(007シリーズ等)のみMGMに残された)(ポルターガイストシリーズの様に、版権が分断されたものもある)。ただ、ターナーの取引銀行はMGMの巨額の負債を理由にこの買収を支持しなかったため、実質UAの後継会社となったMGM/UAを買収から74日後に再度カーコリアンに売却した。
さらに1990年代初頭はオーナーの交代が相次ぎ、1996年に前社長で大投資家のカーク・カーコリアンが株を買い戻し、元のMGMに復帰。1997年、復興後のオライオン・ピクチャーズを傘下に収める。
かつてMGMはロサンゼルス・カルヴァーシティーに巨大なスタジオを所有していた。1970年にスタジオの敷地を一部売却。売却された土地はその後高級住宅地に生まれ変わった。現在、残された敷地をソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)がスタジオとして使用している。
2004年、ソニーを始めとする投資家グループがMGM/UAを約6,000億円で買収(ソニーのMGM所有権は20%)。北アメリカにおいてMGMとUAの映画は米国SPEが配給・DVD発売をすることになった。しかし2006年にアメリカでは自社配給に改め、20世紀フォックスからDVDを発売するようになった(SPEとの共同製作品を除く)[1]。日本では20世紀フォックスが劇場配給やDVDの発売を行っている。アップルの「iTunes」による映像ライブラリのインターネット配信も行っており、ソニーから独立した経営をしている。なおMGMと20世紀フォックスは、ソニーが推進するブルーレイディスクを支持している。
2006年11月にはUAのトップにハリウッドの俳優トム・クルーズと、パートナーのポーラ・ワグナーが就任。新生UAとして2007年から映画製作を開始。
尚、ソニーの資本が入った2005年以降、UA作品の続編・リメークを中心にSPEとの合作が頻繁に行われるようになった(ロッキー・ザ・ファイナル、ピンクパンサー(2006年版)、007 カジノ・ロワイヤル(2006年版)、等)。20世紀フォックスとSPEの、どちらが配給/DVD発売するかは作品毎に決める。

レオ・ザ・ライオン
1924年の創業当時からライオンがほえるオープニングロゴを使用、「レオ・ザ・ライオン(Leo the Lion)」の愛称で親しまれている。一時期ライオンのシルエット静止画を意匠としたものも使われた(『グラン・プリ』・『2001年宇宙の旅』で使用)が、すぐに元に戻している(MGMレコードのロゴにも使われた)。
あまりにも馴染みのあるためか、パロディーとして使われることも多い。一例として『トムとジェリー』では、チャック・ジョーンズ期のオープニングでライオンのかわりにトムがほえるというものがあったり、ジーン・ダイッチ期の一部作品でもジェリーが同様のまねをしている。またMGM作品以外にも『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』では、凶暴なジャイアンが冒頭でライオンの代わりにほえている。



「ミュージカル」が得意な会社で「ザッツエンタティメント」を観るとよく分かる。

ザッツ・エンタテインメント コレクターズ・ボックス 〈5枚組〉

ワーナー・ホーム・ビデオ

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内容紹介
MGMミュージカルの傑作シリーズがボックスで登場。本編に入りきらなかった名曲の数々、貴重なドキュメンタリーなど260分を超える映像特典を収録した5枚組。
※限定品につき、数に限りがございますので、ご注文はお早めに。
【収録内容】
「ザッツ・エンタテインメント」(1974年製作)
MGM創立50周年を記念して、MGMミュージカル200本の中から75本の名場面を収録したアンソロジー。フランク・シナトラ、ジーン・ケリー、ミッキー・ルーニー、フレッド・アステア、ビング・クロスビーら、MGMミュージカルにまつわる11人の大スターのナレーションによって、総勢125人の至芸が紹介されていく。
【映像特典】
1.Introduction by Robert Osborne
2.オリジナル劇場予告編
《監督・製作・脚本》 ジャック・ハリー・Jr.
《出演》 フレッド・アステア ビング・クロスビー ジーン・ケリー

「ザッツ・エンタテインメント PART 2」(1976年製作)
大ヒットを記録した「ザッツ・エンタテインメント」の後を受け、完成後に製作スタートしたシリーズ第2弾。今回は新場面の監督をジーン・ケリーが担当。「ジーグフェルド・フォーリーズ」以来の共演となるフレッド・アステアと新しいナンバーを踊りながらホストも務めている。
【映像特典】
1.Introduction by Robert Osborne
2.オリジナル劇場予告編
《監督》 ジーン・ケリー
《出演》 フレッド・アステア ジーン・ケリー

「ザッツ・エンタテインメント PART 3」(1994年製作)
MGM映画創立70周年を記念して、「ザッツ・エンタテインメント」(74)、「ザッツ・エンタテインメント PART2」(76)に続き、MGMのミュージカル映画の名場面を集めたエンタテインメント・アンソロジー。シリーズ第3弾となってもその充実した内容と豪華さは全く衰える事はなく、「雨に唄えば」のジーン・ケリーがオープニングとエンディングに登場するほか、「姉妹と水兵」のジューン・アリソン、「キス・ミー・ケイト」のアン・ミラーら、大スター達がホストを務める。
【映像特典】
1.Introduction by Robert Osborne
2.オリジナル劇場予告編
《監督》 バド・フリージェン / マイケル・J・シェリダン
《出演》 ジーン・ケリー エスター・ウィリアムズ ジューン・アリソン
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ハリウッドには7大映画会社があった。

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
それぞれの映画会社には特徴があり、ハリウッドの黄金期を創り上げた。その7大メジャーを紹介しよう。
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按摩と女・・・『山のあなた ~徳市の恋~』のオリジナル映画

2008年06月15日 | 映画・DVD・ビデオ
按摩と女

松竹

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内容紹介
小津安二郎や溝口健二という名立たる名匠をして“天才”と言わしめた清水宏監督の作品が、堂々のDVD化!
08年5月24日公開、石井克人監督、SMAPの草剛や加瀬亮、堤真一ら豪華キャストで贈る『山のあなた ~徳市の恋~』のオリジナル作品!美しい山の温泉場を訪れた徳市と福市の名物按摩コンビ。そこで徳市が出会ったいわくあり気な美女との触れ合い、人々の交流をユーモアたっぷりに描いた、清水宏監督自らのシナリオによるコメディドラマ。永遠のマドンナ・高峰三枝子と、当時の大人気俳優・徳大寺伸の共演。
【ストーリー】
名物按摩の徳市・福市のふたりが新緑を連れて山の温泉場にやって来た。ふたりは盲人でありながらも驚くべきカンの持ち主。先を行く子供の人数や、男か女か、果ては職業までも言い当ててしまうというのだ。
ある日、徳市は温泉場で東京から来た女に呼ばれる。どこか陰があるこの女から、徳市は何かを怖れている気持ちを感じる。そんな彼女に徳市は次第に惹かれていった。しかし、恋をしたことから徳市はその鋭いカンを鈍らせてしまう。一方、女は別の宿に泊まっている少年と出会い、そしてその少年のおじさんという男と交流をもつようになる。そんな様子が徳市はおもしろくなく…。
その頃、周辺の旅館で次々と盗難事件が起こる。徳市は女が犯人だと思い込み、かくまおうとするが…。


確か、清水宏監督は田中絹代と結婚していたのではなかったか・・・
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AB型自分の説明書

2008年06月15日 | 本・雑誌・漫画
AB型自分の説明書
Jamais Jamais
文芸社

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僕の周りには、高校時代から、AB型の人が多い。親しい友達も可愛がってくれた先輩も。天才肌なのだ、AB型は。僕はO型。単純な性格がAB型に好まれるのかもしれない。
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鬱の力 & 雲と海の溶け合うところ

2008年06月15日 | 本・雑誌・漫画
鬱の力 (幻冬舎新書 い 5-1)
五木 寛之,香山 リカ
幻冬舎

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うつ病の回復期患者さんは読むべき一冊です, 2008/6/15
By うつ病回復期患者

現在、うつ病回復期の波で苦しんでいます。うつ病自体は薬もあって良くなってきて、思考能力も回復してきたのですが、逆に躁鬱の波が押し寄せてきてたまりません。
そんなときに、回復期の思考能力でも、少しずつ読めるので、とても納得できました。
認知療法の本を一生懸命読むよりも、こちらの本と「大河の一滴の第1~3章」、それと「うつからの完全脱出」下園壮太著を読んだほうが、回復期の患者にはいいと思います。
それと、瞑想・座禅もやるといいですね... このレビューは参考になりましたか?

新書にはもったいない(?)内容です, 2008/6/15
By ドリーム漢方 (岩手から東京へ)
 米国の診断基準により診断が行われるようになり、心理的・社会的な背景からくる「鬱」も「うつ病」と診断されるようになった現況を解説し、「鬱」と「うつ病」を明確に区別する必要性を指摘している。たしかに、“病気”とは思えない “うつ的状態” をも「うつ病」と診断し、抗うつ薬が投与されているケースも多いように感じる。
 「鬱」は時代背景により大いに影響を受けるように、著者らは戦後の高度経済成長期を「躁」の時代と捉え、その後のバブル崩壊により時代は「鬱」に転換したものと見做している。しかし著者らは、「鬱」はこれまで外に向いていた目が、自分の精神・魂・内面に向けられるため、「鬱」は文明の成熟を意味する、と述べている。観点のすばらしさに感嘆させられる。
 現代人の心の内面が多面的に分析・解説がなされていて、このお二人ではならの他に追従を許さないすばらしい内容となっている。
(Amazon.jpのレビューより)

「鬱」と付き合って、7年が経とうとしている。良い時もあれば、物凄く落ち込む時もある。早めに治療し始めたせいか、仕事を休む事なく、淡々と「鬱」と付き合っている。自分が「鬱」じゃないかと疑問を持ったら、勇気を持ってすぐに「心療内科」「精神科」に行って診察を受ける事を進める。恥ずかしい事では全く無い。


「癒しの小説」もある。

雲と海の溶け合うところ
天野 作市
講談社

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内容紹介
音を喪った男は、「過去と今」の旅に出た。 突発性難聴と診断され、癒しの旅に出た男は「神を探す女」と出会う。人が人を癒すとはどういうことか。心の中を旅しながら、懸命に人生の意味を探す長編小説。


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喝采!家カレー―いつものルウだけで。うまさ新境地。

2008年06月15日 | 料理・飲み物・食べ物
喝采!家カレー―いつものルウだけで。うまさ新境地。
水野 仁輔
主婦と生活社

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著者からのコメント
画期的なカレー本を作ってしまいました!
ズバリ100%市販のルウだけで作る「家カレー」のレシピ本。

ん!?

ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんね......。
実は、スパイスやカレー粉を全く使わずに、市販のカレールウだけで、
味や見た目のバリエーションを作るのって、すっごく大変なことなんですヨ。
今年の初めに放送されたNHK『ためしてガッテン』カレー特集で
制作協力&出演させていただいたことをキッカケに、
改めて市販のカレールウと真面目に向き合ってみました。
そして、苦悩のレシピ開発の結果、今までになかった切り口のレシピ本ができま
した。
これで、全国の「家カレー」に革命が起こるかも?

みなさんにも楽しんでいただけると嬉しいです。

2007年6月
東京カリ~番長 水野仁輔



日本食・カレーライスが大好きだ。外国旅行をしていても、「ラーメン」と「カレーライス」は突然無性に食べたくなる。うちのカレー、実家のカレー・・・それぞれの家にそれぞれのカレーライスがあるはず。
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県民のヒ・ミ・ツ―マンガ 47都道府県の出身マンガ家によるご当地限定のジョーシキ

2008年06月15日 | 本・雑誌・漫画
県民のヒ・ミ・ツ―マンガ 47都道府県の出身マンガ家によるご当地限定のジョーシキ

イースト・プレス

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日テレ系で「秘密のケンミンSHOWhttp://www.ytv.co.jp/kenmin_show/」を放送している様に、「県民性」の違いは僕が思っていたより大きくて面白い。
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