以前からiPadにて、「App内での購入は許可されていません。」と表示されて、ゲームなどでアイテムが購入できなかったりしてたんですが、まあいいかと放置してました。
購入できない原因は、「iOSには機能制限という機能があって、そのように設定されている」、ということだと偶然知って、じゃあ制限を無しにしようと思ったら・・・パスコードを聞かれました。
パスコード?
そんなの設定したっけ?
まったくわからないんですけど。
てきとうな番号を入れてみよう。
・・・
まあ、てきとうに入れたところで、当たるわけもありません
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「iPadユーザガイド」を読んでみたら、どうやら、iPadをPCに接続して、iTunesで「復元」を行えばよいらしい・・・ことが書いてありました。
・・・
というわけで、復元をやってみました。
そこそこ時間がかかりますね。
途中で何かエラーメッセージが表示されましたが、まあ、なんとか復元できたみたいです。
見た目、元通りのままです。
嫌な予感。
すっかり元通り、パスコードが設定された状態で、復元されました。
しかも、パスコードを間違えた回数もそのまま、復元されました。
だめじゃん。
ネット検索して見ると、どうやら、パスコードを設定する以前にとったバックアップデータで復元をすると、パスコードが解除できるらしいです。
それ、解除でもなんでもないじゃないですか・・・
よくよく見ると、アプリが2個ほど、消えて無くなっています。
復元できてないじゃん。
気がついたのは2個だけで、ほかに何か消えているかもしれませんが。
ひどい話です。
幸いなことに、消えてしまったアプリを再インストールしたら、以前の続きから継続できました。
よかった。不幸中の幸いです。
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というわけで、しかたないので、思いつく限りの、自分が設定しそうな番号を入力。
「60分後にやり直してください」
どんどん、ひどい状況になっていきます。
これはまずいと、さらにネット検索。
iOSのバージョンによって、違いがあるようで、うちのは今、iOS 5.1.1なのですが
- jailbreakして
- opensshをインストールして、sshでiPadにログインできるようにしておき
- Keychain-Dumperというツールを、scpで送り込み
- sshで、rootでiPadにログインして
- keychain_dumperを実行する
- すると、保存されているいろんなパスワード類が表示できてしまう
ということらしいです。
なんとも大げさな、う~ん、そこまでやりますか、というのが自分の感想。
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パスコードは 0000 でした。
え~、最初に、それ、試してダメだったんじゃなかったっけ?
なにやってたんだ。
教訓 『パスコードは絶対に忘れてはいけません』
ところで、機能制限は、parental controlの翻訳らしいです。
要するに、親がこどもへiPad、iPhone、iPod touchなどを与えるときに、あらかじめ一部の操作はできないように機能を制限しておく、というもの。
デジタル放送のテレビとか出てきたときに、そのままカタカナで、ペアレンタルコントロールとか表記してませんでしたっけ?