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藤子・F・不二雄大全集 第2期 第7回配本(2011年2月)

2011-05-23 23:35:36 | アニメ・コミック・ゲーム

またやってしまいました。
え~と、2月に発売された本です。
段ボール箱が積まれています。ヤバいです。

201105231

オバケのQ太郎 (9)

小学四年生 1965年1月号~1966年10月号
小学館コミックス 1965年夏の号~1966年春の号
小学館ブック 1966年7月号~1967年2月号
に掲載された作品を収録。

巻末の特別資料室を見ると、「小学館コミックス」は、オバQをメインとして、すすめろぼけっとなどが掲載された、増刊号(?)のような雑誌らしいです。
また、全集の月報19-1によれば、「小学館ブック」は、学年誌の兄弟分的まんが誌、とのこと。

この9巻をパラパラっと流して読んでて思ったんですが、神成さんって、けっこう性格が悪いなぁ

「原子うらない」という話、原子力発電とは関係なくて、21世紀のうらない、「この宇宙はすべて原子からできておる、だから原子を調べればなんでもわかるのしゃ」、とかいうもの(もちろんインチキ)。でも、前半部分で、みんな、うらないを信じるようになってるところ、カルトっぽくて、けっこう怖いです…

201105232

てぶくろてっちゃん (1)

タイトルはなんとなく知ってたけど、どんな内容かは、まったく知りませんでした。

ふしぎな「てぶくろ」をつけて、何かをつくると、どんなものでも動き出す、というもの。
藤子F先生の「SF(すこし・ふしぎ)」の先駆け的作品、などと言われてるんですが、科学的根拠はまったくないので(ドラえもんにも、あまり科学的でない話もあることはあるけど)、読んでいて、すこしふしぎ、どころか、「すごくふしぎ」です。

講談社の雑誌
「たのしい一年生」1960年4月号~1961年3月号、学年がそのまま上がって
「たのしい二年生」1961年4月号~1961年10月号
に掲載された作品を収録しているとのこと。
講談社の雑誌で藤子不二雄というのはめずらしいですね。
昭和35年ですかぁ・・・絵を見ると、そういう雰囲気がいっぱいしてます。

201105233

チンプイ (1)

わりと新しい作品で、タイトルは知ってるし、アニメ化もされてたことも知ってるけど、内容は全然知らない・・・自分が藤子不二雄を「卒業」した後にスタートした作品なのでした。

これ、今となっては伝説の本、「藤子不二雄ランド」に新作として掲載されていた作品だったんですか!
藤子不二雄ランド「ドラえもん」13巻 1985年6月14日発行、から
藤子不二雄ランド「シルバー・クロス」6巻 1986年7月25日発行、まで
に掲載された作品を収録とのこと。

わりと科学的な内容が多くて、でも主人公が女の子、ってのが珍しい気がします。巻末の解説によれば、中央公論社の編集者がマーケットリサーチをして、主人公を女の子にするように、F先生に頼んだそうです。へぇ~

なぜ中央公論社からFFランドが出たのか、理由が解説に書かれているんですが、なんかあまり…すっきりと納得できないなぁ…

 

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